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カテゴリ:映画
約束した事は、最後まで違えません 『レッドクリフ Part2 -未来への最終決戦-』 監督・製作・製作総指揮・脚本・・・ジョン・ウー 音楽・・・岩代太郎 出演・・・トニー・レオン、金城武、リン・チーリン、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、チャン・フォンイー 他 【解説】 三国志史上最も有名な合戦「赤壁の戦い」を映画化した『レッドクリフ』の後編。前作は戦いに至るまでの経緯や人間ドラマが中心となったが、今作ではいよいよ本格的な戦闘が展開される。期待の合戦シーンはダイナミックかつ大迫力。 ジョン・ウー監督の作品らしく戦場では火計による爆発が多発し、そんな中で猛将たちが一騎当千の活躍を見せる。 前半の周瑜と孔明による知謀の競い合いも見ごたえがあって面白い。 一方ドラマ面では前作同様、周瑜と孔明をその中心に置きつつも、周瑜の妻・小喬や尚香ら女性陣がアクセントを加えている。 【STORY】 大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。 曹操(チャン・フォンイー)は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。 これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明(金城武)だけは赤壁に残った。 そんな中、孫権軍司令官・周瑜(トニー・レオン)と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。 やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香(ヴィッキー・チャオ)が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり・・・。 ずっとずっとずっと待っていました。 愛しい恋人を待ち続けるように。。。 どんなに待ち遠しかったことか・・・ 公開初日、勿論 字幕鑑賞です。(レビュー遅っ!) 凄かったです! 燃えて燃えて・・・熱く萌えて(?) 凄いんですけど~~~ やはり待ってる間の方が良かったというか、なんというか 恋愛にも似て、待ってる間に想像が膨らみすぎて、しばらくぶりに会うと「あれ?」みたいな(苦笑) Part1で孔明さんはじめ、カッコいい趙雲や関羽をたくさん見せてもらえたので 今回のように各自の見せ場が極端に少ないと、イマイチのれなくて・・・ 映像も凄いんです。前回より迫力もあって~ 全体的なストーリーもきちんとしていて、ラストまで上手く纏めてあるんだけど やっぱPart1が好きだったなぁ。 ホントだったらPart1とPart2合わせて1本の作品なので~一つの作品とみれば、 私は前半の方が盛り上がったなぁ~というのが正直な感想? テンションが上がりきらなかった大きな原因のひとつは 大好きな金城さんの出番が少ない。。。それもあるかも~~~。結局そこか~?みたいな?(笑) そしてPart2前半は、細かな描写が多くて~特に女性の“愛”を丁寧に描いてあるので もっと男性的な部分を期待してた私には、物足りなかったのかも。 けれど、後何回か観るうちに又感想は変わりそうな気もします。 やっぱりこちらの方がいい~~~!って叫ぶかも? この後半を観て、特に感じたことは・・・ どちら寄りでもなく、双方の兵士があっけなく死んでゆくさまに長い長い時間をかけていて。 大きな“赤壁の戦い”の中で、一番多く死んでいったのは普通の兵士達。 どちらの兵士も、それしか道がなく、あるいは未来に何かを求めて・・・戦いに身を投じていた。 尚香が仲良くなった兵士など、かなり時間をかけて2人の交流を描いていたのも “戦いのむなしさ”を表現する為ではなかったのかな・・・ 今回の金城さんもステキだったわ~~~。 万能の孔明さん、なんでも出来ちゃう気がする孔明さんを飄々と演じてるのが彼らしいなぁ~って。 力入ってないっていうか、自然体で演ってるカンジが、凄くいい! 首がかかっていてもお茶目だったり~♪(藁船の中で魯粛とお酒飲んでるシーンも最高!) 魯粛=ちなみに私の好きなキャラ、ナンバー1かもしれない。トボけた雰囲気が大好き♪ トニーも又よかったです。 愛する妻の行動の動揺を隠し(でも、ふとした仕草に出てるんだけど。その芸が細かい)、邪念を捨て戦うのが、男らしかった~。 この前からお気に入りになった孫権=チャン・チェンもますます渋くステキになって~ 今回の方が戦うシーンも多くてカッコよかった。 それぞれの持ち味、見せ場を要所要所に組み込みながら~ 一気に物凄い迫力の「炎」にもってゆく。 結末は分かっていても、最後まで、気を抜けなかった。 それにしても、全てが炎に包まれるシーン・・・圧巻でした。 マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★☆ (Part1は★10個だったけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月13日 23時14分08秒
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