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カテゴリ:映画
それはCIAにも理解不能な、国家をも巻き込む仰天計画。 『バーン・アフター・リーディング』 監督・製作・脚本・・・ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン 出演・・・ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・ラッシュ、J・K・シモンズ、マイケル・カントリーマン、オレク・クルパ 他 【解説】 『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞ほか主要3部門などを受賞したジョエル、イーサン・コーエン兄弟が放つクライム・コメディー。 CIAの機密情報が書き込まれた一枚のCD-ROMをめぐり、さまざまな人々が衝撃の結末へと突き進んでいく。 出演は『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニー、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピットら。演じる俳優をそれぞれ想定して書かれたという個性豊かなキャラクターたちと、彼らがたどる運命の行方に注目だ。 【STORY】 ワシントンのフィットネスセンターで働くチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)が更衣室で拾った1枚のCD-ROM。そこにはCIAの機密情報が書き込まれていた。 その頃、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は自分が機密情報を紛失したことに気づき、狼狽…。 オズボーンの妻・ケイティ(ティルダ・スウィントン)は夫の危機をよそに財務省連邦保安官のハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫生活を満喫中。 だが実は、ハリーは出会い系サイトで意気投合したリンダとも関係を重ねていた…。一枚のディスクをめぐり、5人が絡み合い、幼稚な企みによって事態は誰の手にも負えない結末へと転がっていく・・・。 とっても久々の試写会鑑賞です。 豪華メンバー出演のクライム・コメディっていう知識だけで観に行ったんですが~~ コレって・・・かなりブラックなお話だったのね。。。 特にチャド(ブラピ)が、あっけなく・・・からの展開は、想像通り。 う~~~ん。 勿論、笑いのツボはあちこちに散らばり、 ブラピやジョジクル、ジョン・マルコヴィッチさんの表情にはたくさん笑わせてもらいました。 わりとお気に入りのJ・K・シモンズもさりげなく可笑しいし・・・ さむ~い夫婦関係や、出会い系に走る姿や 観ていて“痛い”シーンもたくさんあって~ ただ気楽に、あははって笑ってはいられなかったケド。 まぁ全米初登場1位 というのも分かるかな。 ◇ オズボーン=ジョン・マルコヴィッチ アル中を理由にクビを言い渡され、目下暴露本の執筆に余念のない元CIA局員。 相変わらずの怪演です(笑) ホントにこの人っていろんな顔を見せてくれるわ~~~。 ◇ ハリー=ジョージ・クルーニー 出会い系サイトにハマる、財務省連邦保安官。現在重複不倫中。 こういう人いるんだよね・・・ いい奥さんがいるのに、遊ぶのが大好きで~なんかあっても懲りない。やめられない。 ジョジクルさん、いつものダンディーさは封印。 ちょっと小汚いおじさん演ってます。 ◇ ケイティ=ティルダ・スウィントン オズボーンの妻にして女医。現在ハリーと不倫中。 自分も不倫してるのに離婚を有利に進める為に、夫の情報を集めるなんて~凄いなぁ。 やっぱり女性ってしたたかなんだよね。 最初から最後まで、ほとんど表情を変えないティルダ。クールな彼女はステキ。 ◇ チャド=ブラピ スポーツドリンク好きのiPod中毒。 筋肉バカを地でいく‘残念な’フィットネスセンター従業員。 本当に似合ってた~~~。可笑しかった~~~。 あんまり頭良さそうじゃなくて(笑)身体だけ~みたいなカンジで。 でも気持ちは優しい人で(結果・・・) ◇ リンダ=フランシス・マクドーマンド 全身整形願望で頭がいっぱいなチャドの同僚。 出会い系サイトでハリーと知り合い、現在不倫中。 この方は独特なキャラですね~。 いろんな作品でいいスパイスになる女優さんだけど、今回はある意味主役で・・・ ティルダより目立ってました。 結局、“一般people”のドタバタなんて、国家の危機でもなんでもなくて 簡単に抹殺出来るものなのね。 怖い・・怖い・・・ マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月24日 21時21分13秒
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