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2010年02月12日
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カテゴリ:映画

                誰が、彼を救えるのか






『ゴールデンスランバー』

監督・・・ 中村義洋
原作・・・ 伊坂幸太郎
出演・・・堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、貫地谷しほり、相武紗季、大森南朋
ソニン、濱田岳、柄本明、香川照之、伊東四朗、永島敏之 他






                   【解説】

人気作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』に続き中村義洋監督が映画化したサスペンス。

巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描く。
主演は、中村監督の『ジェネラル・ルージュの凱旋』でも共演している堺雅人と竹内結子。そのほか吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明といった実力派キャストが顔をそろえる。




                   【STORY】

杜の都・仙台。野党初の首相となった金田が、凱旋パレード中にラジコン爆弾により暗殺された。

時同じくして、宅配便ドライバーの青柳(堺雅人)は、旧友の森田(吉岡秀隆)に何年ぶりかで呼び出されていた。
鬼気迫る様子で、首相暗殺事件の予告を口にする森田。
すると、警官が突然現れ、青柳に向かって拳銃を構え、森田は死亡してしまった。

訳のわからないまま、青柳は殺人犯として無実の罪を被せられ、警察そして日本国中から追われる羽目に。

彼を信じる人間は、大学時代の元恋人・晴子(竹内結子)と友人たちだけ。
絶体絶命の中、彼は無実の罪を晴らし、逃げ切ることが出来るのか…。







時間が出来たので久々に邦画を・・・と思い
『食堂かたつむり』と『ゴールデン・スランバー』 どちらにしようか悩みました。

でもブロガーさんの評価、こちらが俄然高いので決めました。
はいっ♪正解~ 面白かったです~~~


伊坂さん原作で面白くない訳がないって思ったけど~
本当に面白かったです。

原作は未読です。文庫化を待っていたんだけど~まだ文庫になってないのです><;




ほとんど最初から最後まで、逃げてばかり。。。
巻き込まれ型の典型のような主人公・・・

ハラハラ・ドキドキの連続。

主人公の武器は人を信じることだけ。
そして、その気持ちは自然に伝わり、様々な人々が助けてくれる。

追い詰める敵はもの凄く大きな力。
その力に立ち向かってゆくのは、普通の人々(普通じゃない人も2人ほどいるけど=キルオ&保土ヶ谷?)

必死に頑張る主人公が気の毒で~なんとかしてあげたくなる。





印象に残っているのは、普通じゃない人の一人保土ヶ谷の言葉。

ちょっと違うかも知れないけど・・・

「誰かのことを思い出している時、その誰かもきっと思い出している。」

“想い出”ってそんなものかもしれないなぁ。
リンクするっていうか、、、

同じことを一緒に体験している時、同じものを見たり聴いたりした時
その想い出は共通。

どんなに時が経っても、思うことは同じだものね。







堺さんは、まさしくはまり役。
いかにも人の良さそうな青年。ただ、誠実でキッチリしすぎた性格ゆえ恋人と別れることに・・・
疑うことも知らず、屈託のない笑顔を見ていると
森田じゃなくても怒鳴りたくなる。「少しは人を疑え!」と。

いろんな人々に助けてもらいながら、必死に逃げる姿は本当にお気の毒・・・






091110_gorlden_sub3.jpg私、実は・・・竹内結子さんのこと あんまり得意じゃなかったの。
声も好きじゃなくて。。。
ところが今回の彼女、とってもよかった!
母親役なんだけど、娘役の子とも凄く息が合ってて~自然な感じがよかったわ~~~。
回想シーンの若い頃の姿も可愛くて、違和感なかったです。






コトー先生(つい、言ってしまう)こと吉岡くんは
出番は少ないけどインパクトある重要な役で~彼ならではの弱々しさ・・潔さ・・・複雑な内面をうまく演じてました~。







091110_gorlden_sub5.jpg


劇団ひとりも演技は上手いね~。
彼も至極自然でよかったんじゃないかな。






インパクトあったのはキルオ=濱田岳。

刺した後必ず無邪気に尋ねる「びっくりした?」
私もびっくりしました(笑)いつものイメージと全然違うんだもの。
犯罪者なのに憎めない・・。





他にもいい味だしてた保土ヶ谷役の柄本明さんや花火親方ベンガル。


怖かったのは警察の香川さんと永島さん。

香川さんなんてこの前のカイジ 人生逆転ゲームの利根川かと思った!



091117_golden_sub6.jpgキルオVS小鳩沢の図
永島さんなんて、いつも結構“いい人”なのだけど、今回の不気味な笑顔見てたら~もう前のイメージなんて吹っ飛びました。






ほんのちょっとしか出てないのに、凄かったのは伊東四朗さん。
彼の台詞には泣きました~~~。

「信じてるんじゃない。知ってるんだよ!」

私もちゃんと子供のことそう言えるように子育てしなきゃって強く思ったわ。

劇中でもお巡りさんが号泣しちゃってたけど、あのシーンではこちらも泣き笑い。
“痴漢は死ね”にも笑った!!






全編を通しての緊迫感。

けど、笑いを忘れない。。。ちょっぴりエロい想像しちゃう笑いも入れつつ(爆)


要所要所に散りばめられた“笑い”にホッとする。
緊張感漂うサスペンスでありながら、どこか懐かしくて、フッと気が抜ける伊坂作品がそのまま映画になった。そんな印象を受けました。
(でも、しつこいけど原作読んでない 笑)

文庫化されたら読んでみたいと思います~~~。




冒頭とラストの絶妙な繋がりを活字で確認したいな。

“たいへんよくできました”



「ゴールデンスランバー」ビートルズの曲は知ってたけど、こういうタイトルだって知らなかった(汗)





マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半 (★9個に近い・・・)





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最終更新日  2010年02月13日 22時28分45秒
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