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カテゴリ:映画
人間に見られてはいけない 『借りぐらしのアリエッティ』 監督・・・米林宏昌 企画・・・宮崎駿 原作・・・メアリー・ノートン 主題歌・・・セシル・コルベル 声の出演・・・志田未来、神木隆之介、三浦友和、大竹しのぶ、竹下景子、樹木希林、藤原竜也 他 【解説】 メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。 企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。 舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。 【STORY】 古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。 そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。 やっとジブリのアリエッティに会えました~~~♪ 原作の「床下の小人たち」そして続編「野に出た小人たち」「川をくだる小人たち」は小学生の頃から大好きでした。 私達が普通に使うものを、小さな人たちは~いろんな工夫で 糸の芯をテーブルにマッチ箱をタンスに・・・古切手は壁飾りの絵画。(これは原作の中でのお話) そういう小さな世界に憧れて、ドールハウスも大好きになりました。 自分でドールハウスを作ったりもしていました。 しばらく「床下の小人たち」のことを忘れていたけど、 大人になってから、改めて本を買いなおしたんです。そんな時~ジブリがこの童話を映画化すると聞きました。 あのイギリスの田舎の民家の大時計の下に住む小人の世界を、どんな風な物語にするんだろう?と興味津々。 舞台を日本の東京に移しても、違和感なかったです~。 東京でも自然が多い場所という設定にしてあったから~古いお屋敷や緑がいっぱいの景色もしっくり来たし。 そこに住むおばぁさんは左ハンドルベンツに乗っていたけど・・・ 好きだ好きだと言いながら、原作の細かい内容を忘れていて 人間の少年にみつかってから、どんな展開になったんだっけ?と思って~久々に読もうと思い、本を探したら・・・ 置いた場所にない! 絶対そこに置いたんですけど~~~ ない! ははん・・これは、うちに住む小人さんが借りていったんだと思います。 最近話題になっていることを知って、外国の小人さんの生活を知りたくなったんだと思います。 きっと忘れた頃に返してくれると思う。 今までもずっとそうだったから~~~。 何かの容器とかゴミみたいなものは別として、私が無くしたハズのマチ針や、小さなハサミ。 忘れた頃にみつかってましたもん。 この話をすると、いつも子供たちには「ファンタジーだね」とか「さすがに小さい頃光の妖精と遊んでいた人だ」とか言われちゃうんですが(汗) でも、今日映画を観て~ますます信じる気持ちが強くなった。 映画の中で、生き生きと動くアリエッティたちを見ていると とっても幸せな気分になりました~。 「借りって楽しいねっ!」って声を弾ませるアリエッティ。 「このローリエ、1年分はあるわね」と喜ぶお母さん。 言葉少なく、アリエッティに様々なことを教えてくれるお父さん。 つつましく、工夫しながら暮らしているこの家族に幸多かれ~と思ってしまった。 アリエッティたちは人間からいろんなモノを貰うことを申し訳なく思っている。 だからいつも必要な分だけ、ほんのちょっとだけ“借りて”くる。 それなのに~~あのお手伝いのば~さんは! 「泥棒」なんて言うんだもの。 原作の小人さんたちは、人間は自分たちを養うべき存在と思ってるんだけど~そこは変えてありましたね。 ば~さん、捕まえちゃうなんて最低! それにねずみ駆除に頼もうとするなんて! もう、すごく頭に来てしまった!! 翔くんのおかげで助かった・・・ でも、彼もアリエッティから生きる力を貰った。 病気だってあきらめていたけど、生きる勇気がわいてきた。 感動しました・・・ 彼はきっと病気を治して、どこかにいるアリエッテイに思いを馳せるんだ・・・。いつか再会できる日を夢みて。 ラスト、やかんで川を下ってゆくアリエッティの背中は悲観ではなく、未来への希望に溢れていたと思う。 ここで、声に関して・・・ 吹替えの声優さんに、役者さんを使うのは基本的に反対なんだけど 志田未来ちゃん、神木くんよかったです。 お父さんの友和さんもよかった。 大竹しのぶさんと希林さんは、どうもあの顔が浮かんでしまって困ったけど、キャラは近いものがあったから まぁヨシってことで。 いつも声だけですぐ分かっちゃう藤原竜也くん、スピラーだったのね~。気づかなかったよ~~~。 で、これも正解。 これだけ有名人ばかりなのに、まぁ満足したのは初めてかも~? 映像にマッチしてたってことかも知れません。 猫のニーヤは、最初嫌なヤツとか思ったけど、ゴメン!やっぱあんたいい子だよ~~~♪ 大好き!! 反対にますます嫌いになったカラス・・・ カラス好きにはなれない私。 マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★ (イギリスに注文したドールハウス、ステキだったな~~) オマケ・・・ こちらも愛読書。ドールハウスのお人形が、ぬいぐるみのクマさんとお友達になって自分探しするお話。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月22日 21時37分42秒
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