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マリーの日記

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『イングロリアス・バスターズ』
[ 映画 ]    




悪名こそ、彼らの名誉(グロリアス)






『イングロリアス・バスターズ』

監督・脚本・製作・・・クエンティン・タランティーノ
出演・・・ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、イーライ・ロス、マイケル・ファスベンダー、ダイアン・クルーガー、ダニエル・ブリュール、ティル・シュヴァイガー、ギデオン・ブルクハルト、ジャッキー・イドー、B・J・ノヴァック、オマー・ドゥーム、アウグスト・ディール、ドゥニ・メノーシェ、シルヴェスター・グロート、マルティン・ヴドケ、マイク・マイヤーズ、ジュリー・ドレフュス、ロッド・テイラー 他






                【解説】

クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ最強のアクション大作。
ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描く。
メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を喜々として演じている。歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采の快作!



                【STORY】

1944年6月ナチス占領下のフランス。
“ユダヤ・ハンター”の異名をとるランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)に家族を殺された少女・ショシャナ(メラニー・ロラン)は、劇場の支配人ミミューとして身分を隠しながら生きていた。

ある日、ドイツ軍の英雄フレデリック(ダニエル・ブリュール)に言い寄られ、挙げ句にナチスのプロパガンダ映画をプレミア上映させられることになったショシャナは、ナチスを根絶やしにする壮大な復讐計画を進める。

時を同じくして、アルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)率いるユダヤ系アメリカ人兵士の特殊部隊が、各地でナチスを次々と始末していた。
その残虐な手口から“バスターズ”と呼ばれ、恐れられる彼らは、ドイツ人女優になりすました英国スパイ・ハマーシュマルク(ダイアン・クルーガー)と共に、打倒ナチスの極秘ミッションに参加する。
周到に復讐計画を進めるショシャナと、ナチスを片っ端から始末するバスターズ。
それぞれの作戦が、ヒトラー総統を招いたプレミア上映会で交錯する・・・。






公開初日に鑑賞〜♪
面白くなかったら、返金〜なんて関係なく面白かったです。
ナチを扱っているにも関わらず、重くなく楽しめる娯楽作品に仕上がっているのは、タラちゃんの力?


実は予告編の時点で、まず『アバター』があって〜
これ楽しみ〜。とか思っていたら、次に映し出されたのが〜〜〜なんと!!

『パブリック・エネミーズ』

ぎゃ〜!!ジョニー出た〜〜〜!
とまるで幽霊が現れたかのように大騒ぎ(私ひとりで)

テンション上がりまくりのままでの鑑賞(まだ余韻さめやらぬ中、始まった)

なので余計楽しめたかな?


全編、英語やドイツ語、フランス語と様々な国の言葉が飛び交って
これは一体どこの映画だろう?というカンジ。
でも、今までフランスが舞台なのに英語〜みたいな映画が多かったから
これこそ本物。という気がしました。



1章〜2章・・5章と区切りがあるので、大変分かりやすいです。
ただプロローグ的な第1章が緊迫感あふれる会話劇の作りで
この時はちょっと力が入って肩が凝った・・・。
衝撃的なシーンもあったし。涙





333858view012.jpg


噂では聞いていたけど、クリストフ・ヴァルツ(カンヌ国際映画祭男優賞)が凄いの。
彼の見透かすような視線が怖い。。。狡猾な雰囲気、抜群!

英語・フランス語・ドイツ語・そしてイタリア語?ペラペラ話すのがカッコいい。
最初から最後まで、ブラピを喰う演技で 素晴らしかったなぁ〜。






091016_inglorious_sub2.jpg


ブラピもよかった!
この間の『バーン・アフター・リーディング』より楽しくて良かった。
すごい訛りの英語(英語が分からない私でも訛ってるのは分かる)を話すアクの強い役。

インディアンの血を引く設定なので?頭の皮を剥いじゃうのかな。
ちょっとこれは気持ち悪かった・・・。(何度もあったしね)
あんなに美形なのに、美形に見えないのがさすが。






333858view013.jpg


ヒロインのメラニー・ロラン。
美しく聡明で・・・彼女の復讐がなんとか成功しますように。と祈らずにはいられなかった・・・
監督もこなす才媛。
これからが楽しみな女優さんですね。






333858view009.jpg


ダイアン・クルーガーってドイツ語上手い。と思ったら
彼女はドイツ出身だった・・・
ぴったりの役でしたね。
タランティーノ監督作に出演したくてオーデションで勝ち取った役。
納得の演技でした。
顔も綺麗だけど、足も綺麗だった〜






バスターズの面々の顔が覚えられなかった〜〜〜。
“ユダヤの熊”の人はすぐ分かったけど、他の方は結構最後まで誰が誰かよくワカラナイ状態。。。
私だけかなぁ〜?





登場人物が多いので〜一人一人の感想は省きますが
誰ひとり違和感なかった。

タラちゃんのキャスティングの妙?

音楽も、とても良かった〜。
物語を盛り上げる曲が随所で使われていて。




映画館炎上〜〜〜は、感動しちゃった。
これが実話ならよかったなぁ。なんてしみじみ思ったり・・・

そこへ至るまでは哀しいことも多かったけど、最後はすっきりしました。



マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半









Last updated  2009.11.22 11:58:16
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2009.11.19

セクシー♪ジョニー♪
[ ジョニー・デップ ]    






ジョニーが、米ピープル誌の「最もセクシーな男性」に選ばれました♪

2003年に続き2度目。



私としては、たった2回?

ジョニーは毎年貰ってもいいでしょ〜。なんて思ってしまうけど

今年は、そんなに出演作も公開されなかった・・・それでも選ばれる、というのが とても嬉しい。





以下 yahooニュースより抜粋


《 同誌のシニアエディターはデップについて

「10年前もセクシーだったが、10年後もセクシーでいると思う。

さまざまな理由で、いろいろなタイプの女性に、世代を超えてアピールしている」と語った。 》






そうでしょう、そうでしょう、うふふ・・・ 青ハート

これってステキ! どきどきハート

10年後もセクシーだよ〜。そんな風に認められるなんて〜〜〜

さすがジョニー。




来月公開『パブリック・エネミーズ』より ↓  ジョニーPE


セクシーだし、若々しいよ〜〜〜。

どんな仕上がりになってるのかな?楽しみ。




Last updated  2009.11.19 19:44:38
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2009.11.15

『ゼロの焦点』 (試写会で鑑賞)
[ 映画 ]    




              真実は、あなたの知らない顔をしている





『ゼロの焦点』

監督・脚本・・・犬童一心
原作・・・松本清張
脚本・・・中園健司
出演・・・広末涼子、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、崎本大海、野間口徹、黒田福美、本田博太郎、西島秀俊、鹿賀丈史 他


              

              【解説】

2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名傑作小説を映画化。結婚まもなく夫が失踪(しっそう)した妻が、その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が描き出す。
『おくりびと』の広末涼子、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、『ぐるりのこと。』の木村多江と、今最も輝いている3人の女優が競演。さらに西島秀俊、杉本哲太、鹿賀丈史といった実力派男優陣が脇を固める。


              【STORY】

結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一(西島秀俊)は帰ってこなかった。
夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子(広末涼子)は、憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会う。
一方、憲一の失踪(しっそう)と時を同じくして連続殺人事件が起きるが、事件の被害者はすべて憲一にかかわりのある人物だった……。







かなり前に試写会で鑑賞したのに、ずっとレビューが書けませんでした。。。


松本清張・・・昔、何作か読みました。
この作品も絶対読んだはずなのです。が・・・
鑑賞前に犯人当てクイズの用紙が渡され、チャレンジ〜 → 全く分からず。。。



問題は2つ。

第一の殺人の犯人は?
第二の殺人の犯人は?

紙に書かれた10人の中から選ぶのですが 全然ワカラナ〜イ。


で、一応私の推理。

豪華女優陣三人の中に絶対犯人が入るハズ。
これはきっと思わぬ人が犯人なんだ!
広末と中谷美紀〜にしよう。

正解だったかどうかは劇場でお確かめ下さい。。。(笑)






ネタバレなしで書こうと思うので、簡単に。


原作は推理小説の王道のような作品ですが
謎解きというより、その背後にある複雑な環境や、心理描写に重きが置かれているので
見ごたえある作品となっています。



時代背景の昭和30年代。
昔の様子を忠実に表現するための努力がそこかしこに見られます。
列車や建物。道路や車・・・
どこかなつかしい風景。





20090724_zero_sub7.jpg


この小説で一躍有名になった石川県能登金剛「ヤセの断崖」


片平なぎさが立つとしっくりくるような断崖です(笑)

私も立ったことがあります。
覗き込むと、吸い込まれそうになる・・・

冬の日本海。

暗い海です。
この物語を象徴するような・・・




監督さんが3人の女優さんに求めた “素” “麗” “優”



“素” 広末涼子

一応主演は広末ちゃんなんですよね。
ちょっとキツイかも知れませんが、彼女・・・声が高すぎる。甘すぎる。
この暗い、深い 物語にこの声ってどうなんでしょう?

冒頭から、彼女のナレーションが入った途端、少し引いてしまった。
映りはしっくりくるのですが、どうしても最後まで声に違和感が。

彼女って演技が上手いのか、そうでもないのか、かなり微妙ですよね。
あの声で損もしてると思う(若い時ならそれでいいと思うんだけど)
少し残念でした。




20090724_zero_sub1.jpg


“麗” 中谷美紀

この方は、やっぱり華のある女優さんだなぁ・
演技も上手い。もの凄く迫力ありました・・・
ラスト近くの彼女、素晴らしかったです。






090825_zero_sub8.jpg


“優” 木村多江

彼女もやはり上手い・・・
薄幸という言葉がこんなに似合う人はいない。
笑顔でいても、どこか淋しげな。本当に雰囲気のある方ですね〜。





男性陣は・・・

西島さん、よかったと思います。
もっと出番が多いかと思ったけど、意外と少なかった。
失踪?する夫。まぁ、一番の元凶というか〜彼の責任は大きい。




鹿賀さんが謎めいていて、いいカンジでした。
彼はこういう雰囲気が合うし・・・
深い演技でしたよ。






結婚後わずか7日で夫が失踪・・・
夫がいなくなってから初めて“妻”として成長してゆく女性。


女性が政治に参加する新しい社会の創造を目指して闘う・・・
目的の為には自分を犠牲にすることも いとわない強い女性。


戦後の混乱を必死に生きながら平凡な幸せを求めた女性。



三人が求めた未来は掴めたのか・・・


キーワードは “マリー” ドキッ!私じゃないです。


最後に流れた中島みゆきの曲 「愛だけを残せ」
いつもの、みゆき節でいいのですが
この物語にはしっくりこない気がしました。



マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★



Last updated  2009.11.15 21:31:46
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2009.11.13

『THIS IS IT』・・・5回・・・
[ 映画 ]    




観れば観るほど感動が大きくなる 『THIS IS IT』

もう少しだけ語りたい・・・

本当は今日、13日金曜日までの公開だったんですよね〜でも、こちらでも2週間延長が決まりました。
この2週間の間に5回行ってしまいました。(家族には、ナイショ・・・笑)



過去・・私が複数回、特に5回以上劇場に足を運んだのは・・ジョニー映画を除けば

ジェリー・ファントムにやられちゃった『オペラ座の怪人』

アンディに嵌った『墨攻』そして『スパイダーマン』 そんなカンジでしょうか。。。



2週間延びたことで、もう何回か行けるかな〜?(まだ観る!?)






花火に包まれ、スペクタクルな登場が予定されていたマイケルきらきらきらきら

ゴンドラに乗ったライトマンが開くと中からマイケルが現れる。

どんなに、もの凄い歓声に迎えられたことでしょう・・・




ブランクをカンジさせないダンスに歌声。

“緩急”や“間”、“余韻”を大切にする彼のこだわりが、より素晴らしい曲を生み出す。


優しい声もシャウトする声もステキ。

時折見せる笑顔・・・ハート

彼が「あはは・・・」と笑うと、言い方はヘンだけど、とても人間らしくて〜
今までこんなにも普通なマイケルって見たことあったかなぁ・・・と親近感。



周りのスタッフの雰囲気もとっても良くて、

何よりいいのは、彼を取り巻く人々がみんな彼のファンであること。
だから、リハーサルといっても みんなが観客になって彼を盛り上げる。

少しづつアップしたかったのに〜ノセられてついつい本気になってしまう彼が微笑ましい。。。



ジャクソン5の時のトラブルも、キチンと事情を説明して

全然威圧的ではなく、むしろ謙虚に。自分も慣れるようにするから・・・と

もっとはっきり言ってもいいのに〜この人はなんて人なんだろう。
真摯な姿勢に感動すらしてしまう。





334766view003.jpg

ネットで演奏している姿を見て、マイケルからオファーしたという女性ギタリストのオリアンティちゃん。

演奏も上手いしキュートだし
彼女はもっともっと輝けるはずと彼は思ったに違いない。
彼女の良いところをどんどん引き出そうとする姿にも感激。





そういえば・・・バックアップシンガーのジュディス・ヒルって
お父さまはアフリカ系アメリカ人、母親が日本人なんだって。
日本的な顔立ちだな〜って思ってたら、やっぱり・・・


マイケルの追悼式でも「ウィ・アー・ザ・ワールド〜ヒール・ザ・ワールド」メドレーで素敵な歌声を聴かせてくれた。



彼女を初め、シンガーの方達や
素晴らしいダンスパフォーマンスを見せてくれるダンサー達。334766view004.jpg





このダンス、私スキなの♪増殖されるのも楽しい。 334766view008.jpg

         
彼らのことも、もっと知りたかった・・・
そういう紹介の載ったパンフレットがあればよかったなぁ。。。




彼らの一人一人・・・マイケル自身が、見込んで選んだ人たちだもの。

マイケルはもういないけど、彼の“想い”は残されたみんなに託されてる。

そうして彼はずっと輝き続けるんだ。。。
私たちの心の中で。




監督兼振付師ケニー・オルテガ。
彼も素晴らしいですね・・・

まさか、こんなに感動するとは思ってもみなかった『THIS IS IT』
彼の力も大きいと思う。

“作られたもの”ではない、“本物”の素晴らしさ。

発売されるハズのDVDには、ここにはない映像も特典映像に付けてくれるかな?
楽しみに待っていよう。




まだまだ マイケルな私の日常・・・

ご心配おかけしましたムスメのインフルも完治しつつあります。
温かいお言葉ありがとうございました。

私は “愛” で免疫力を高め(笑)かからないようにしてます♪?




Last updated  2009.11.13 21:13:56
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2009.11.08

反省してます。。。
[ いろいろ・・・ ]    




夕方よりムスメ(17歳)が発熱・・・


体温計には「40度」の数字が〜〜〜 ><;
久々にこんな数字見たわ。。。

慌てて当番医に駆け込むと、予想通り「新型インフルエンザ」の診断が・・・



先月チビがかかって、私もかかるのでは?とドキドキの日を過ごした訳ですが
なんとか、かからず安堵していたのに。

また恐怖の日々が続くのね。。。



ムスメなんて中学・高校と運動部の部長を務め、身体も大きく頑丈そのもの(女の子にヒドい表現)
それなのに今年4月にもインフルエンザになってるんです。
今年2回目だよ〜。




昨日、ムスメとランチしてデザート4点盛りを わけっこして食べてたの〜。
あ〜〜〜 今度こそ“濃厚接触者”かも・・・


ランチで食べたオムライスは、美味しかったの CA3A0517-0001.JPG



お酒飲んだらアルコール消毒になるかしら?ならないよね〜〜〜。





先日、金曜日に職場の飲み会があって
1次会を終え、ほろ酔い気分♪でタクシーに乗って2次会へ向かった私。

タクシーを降りて、ケータイがないことに気付いた。
タクシーの中で、メールしてたのに!

落とした〜〜〜。


どのタクシーに乗ったかも分からず・・・同乗してた方々もみんな酔っているので記憶がない。



勿論、私のケータイ宛てに電話もかけてもらったけど
誰も出てくれない。

マナーになってるからかな?

半泣きになってる私に、みんなが協力して探してくれて〜
1時間半後に見つかり手元に戻ったのは奇蹟きらきら

みなさまに感謝!!



アルコール弱いのに調子にのっちゃダメだ〜。

深く反省するとともに、ケータイに依存してる自分にも大反省。(ちょいヤバいデータも入ってるし 大汗)


インフルエンザ対策も油断してたし、最近ちょっと たるんでるぞ!自分!!

まだ夜9時半だけど 今日はもう寝ます。。。




Last updated  2009.11.08 21:42:32
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2009.11.04

本 「サヨナライツカ」
[ 本&ドラマ ]    



     映画化された『サヨナライツカ』の画像です〜 中山美穂、やはり美しい






↓ 映画を観るから、ネタバレは嫌〜と思われる方は 読まないで下さいね。。。











本「サヨナライツカ」 辻仁成(著) 




「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと 愛したことを思い出すヒトとにわかれる。
私はきっと愛したことを思い出す。」




          【STORY】

舞台は1975年、灼熱のバンコク。
お金、美ぼう、愛に不自由なく暮らし、“愛されること”を求め生きてきた沓子。
“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。
そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。
二人は別れを選択するが二十五年後の再会で・・・。

愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。








しばらく前ですが、
この本を書店で見かけた時、帯に踊っていた文字に惹かれ〜購入。



読み終えて・・・

私はきっと、“愛したことを思い出す”と思った。


ここに描かれている“愛”はあまりにも切ない。
婚約者との結婚を4ヵ月後に控えている男性が、こんなにも惹かれた女性と別れ〜堅実な結婚を選ぶ。

その愛が消えることはないのに。。。

この選択が、本当に哀しい・・・

妻の立場でいえば
自分以外の女性がずっと心を占めているという現実、知らない方がよいのか、知っている方がいいのか
よく、わからない・・・



この“愛”のカタチは、幸せなのだろうか?
愛を貫くことが真の幸せならば、沓子は本当に幸福な女性なのでしょう。


とても切ないストーリーです。




映画も完成しました。
作者の辻仁成の妻である ミポリン(すでに死語?笑)こと中山美穂がこの情熱的な沓子を演じています。

彼女に翻弄される好青年には、西島秀俊。

小説では好青年と呼ばれる豊の物語になっていますが、映画は反対に沓子の側から
描かれているのかもしれません。

なかなか素敵な映画になりそうです。


公開は2010年1月。
一児の母になった彼女の演技も楽しみです〜。



Last updated  2009.11.04 22:11:35
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2009.11.01

11月に観たい映画 覚書
[ 映画 ]    

                相変わらず白い・・・ヴァンパイアだからね。

                          『ニュームーン/トワイライト・サーガ』






11月になりました。

まだまだ、マイケルな私です・・・苦笑

2回観たけど、もっと行きたい気持ちが抑えられない・・・


幸い、今月1〜2週目はあまり観たいものがないので。
もうしばらくマイケルな日々を過ごせるかも?







◆ 『ゼロの焦点』 ◆ 11月14日 公開 (すでに試写会で鑑賞済み)

戦後の混沌とした社会で起きた犯罪。
北陸・金沢の冬を舞台に、松本清張の名作を豪華女優陣で送る推理ドラマ。


2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名傑作小説を映画化。
新婚まもなく夫が失踪(しっそう)した妻が、その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が描き出す。

『おくりびと』の広末涼子、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、『ぐるりのこと。』の木村多江と、今最も輝いている3人の女優が競演。
さらに西島秀俊、杉本哲太、鹿賀丈史といった実力派男優陣が脇を固める。




中谷さん、木村さん よかったです!
レビューは近々書きます(予定・・・汗)





◆ 『Disney’s クリスマス・キャロル』 ◆ 11月 14日 公開

文豪チャールズ・ディケンズの不朽の名作を、ロバート・ゼメキス監督が映画化



ロンドンが大不況にみまわれた1843年に出版されたチャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」は、絶望の日々を送っていた当時の市民たちに希望の光を灯し、今なお世界中で愛され続けている“世界で最も有名な”クリスマス・ストーリー。

この原作の輝きを現代に蘇らせるために、ロバート・ゼメキス監督が、彼自身の映画制作スタジオであるIMDをディズニーとの協力関係の下で始動。
俳優の実際の演技をデジタル的にとりこむ<パフォーマンス・キャプチャー>の技術を駆使し、実写でもアニメーションでもない、全く新しい映像世界を誕生させた。

主演はジム・キャリー。彼の驚異的な表現能力が<パフォーマンス・キャプチャー>によって増幅され、主役のスクルージをはじめ7役ものキャラクターを演じきる。(作品資料より)





3Dもあるんですよね。
最近、3Dが多いですが、なんか敬遠してます。悩むところです・・・





◆ 『イングロリアス・バスターズ 』 ◆ 11月20日 公開

クエンティン・タランティーノ監督×ブラッド・ピット主演で贈る、21世紀最大の問題作 。

第二次世界大戦、ナチ占領下のフランス。“バスターズ”と呼ばれるユダヤ系アメリカ人のチームが、ナチ撲滅を企て大暴れする。






またまたヘンなブラピが見られるのかな?違う?真面目なの?一体どっち・・・?






◆ 『2012』 ◆ 11月21日 公開

世界は2012年に終わる…黙示録的予言を描いたSF超大作!


多くの遺跡を残し、天文学においては緻密な計算がなされていたなど、超古代文明として知られる“マヤ文明”。
その古代マヤ人が記したマヤ暦は、2012年12月21日に、時の終末を記している。それに起因して流布されている“2012年地球滅亡説”を題材に、『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒが、壮大なスケールと驚異の映像で放つSF超大作。(作品資料より)





コレは怖いものみたさ・・って感じです。
予告を観る限り、凄い迫力ですね。でも、怖い・・・






◆ 『ニュームーン/トワイライト・サーガ』 ◆ 11月28日 公開

「トワイライト」シリーズ第2弾

全世界で約380億円の興行収入をあげ、社会現象ともなった『トワイライト〜初恋〜』の続編。

主演は、前作で一躍スターダムに踊り出たロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート。
そして、鍛え上げた肉体美で狼族の青年を演じるテイラー・ロートナーにも注目が集まっている。
天才子役の名を欲しいままにしたダコタ・ファニングも出演している。(作品資料より)




これは、必ず観ます〜。大好きなヴァンパイアもの。期待♪

前作『トワイライト』は、かなり胸きゅんさせてくれたから、楽しみ〜






後は・・・
もし、余力があったら


◆ 『リミッツ・オブ・コントロール』 ◆

スペインを舞台に繰り広げられる、謎めいた男の孤独な日々。

鬼才ジム・ジャームッシュ監督が本作で主役に据えたのは、ジャームッシュ作品の常連イザック・ド・バンコレ。また、アレックス・デスカス、ジョン・ハート、工藤夕貴、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンらジャームッシュの朋友とも言える俳優陣が集結。(作品資料より)


◆ 『理想の彼氏』 ◆

離婚して引っ越してきたばかりの40歳シングルマザーと、24歳の青年が惹(ひ)かれ合うロマンチック・コメディー。
監督は、人気女優ジュリアン・ムーアの夫としても知られるバート・フレインドリッチ。主人公の男女をキャサリン・ゼタ=ジョーンズと『ナショナル・トレジャー』シリーズのジャスティン・バーサが演じている。
人生を再生させ始めるセクシーなアラフォー女性と、人生に戸惑うバツイチ青年の恋の行方に注目。






今月も、たくさん観れますように・・・。


その前に 『THIS IS IT』 何回行けるかな?



Last updated  2009.11.02 20:40:49
コメント(22) | トラックバック(8) | コメントを書く

2009.10.29

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
[ 映画 ]    

        誰も見たことのない彼に逢える。






『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

監督・・・ケニー・オルテガ
振り付け・・・トラビス・ペイン
音楽監督・・・マイケル・ビアーデン
プロデューサー・・・ランディ・フィリップス
出演・・・マイケル・ジャクソン 他






             【解説&STORY】

2009年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンが遺した、1ヵ月後にロンドンで実施予定だったコンサート“THIS IS IT”の何百時間にも及ぶリハーサルとビハインド・ザ・シーンの映像。

いまだ謎の残るその死の直前まで、マイケルが行っていた猛特訓風景とその素顔を収めた貴重な映像の数々を基に構成され、あたかも観客が実現されなかったロンドンコンサートの最前列にいるかのような臨場感を味わえる。

幻のコンサートがいまスクリーンで実現する・・・。


何百時間にも及ぶリハーサルを一本の映画にまとめあげたのは、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の監督兼振付師で、予定されていたロンドン公演のクリエーティブ・パートナーでもあったケニー・オルテガ。
コンサートを創り上げる過程では、偉大なスターであり才能あふれるアーティストでもありながらなおも進化を続けたマイケル・ジャクソンの素顔が垣間見える。










観てきました!!素晴らしかった!!感動しました〜〜〜。


周りに人がいない席を選び(一番後ろの少し隅っこ)踊りながら鑑賞(座ったまま)


本当に素晴らしかった!!

彼は、本当に才能溢れる偉大なアーティストでしたね・・・

最近はスキャンダラスな話題ばかりで〜曲も踊りも素晴らしいけれど、本当に謎めいた人だな〜なんて 軽く思っていたのですが・・・




このロンドン公演・・・実際に行われていたら〜彼の評価ももっともっと上がって
彼をあまり知らない若者たちも、きっと虜になっていたことでしょう。


マイケルも、悔しい哀しい思いでいっぱいでしょうね。






090901_thisisit_sub1.jpg


冒頭、彼と同じ舞台に立つという夢を持った人々が大勢、オーディションを受けているシーンがあるのですが
あんなにたくさんの中から選ばれた人たち

ダンスも歌も本当に本当に素晴らしかった!!
彼と一緒にステージを盛り上げていた。




バックスクリーンに映し出される(はずだった)映像も、どれも素晴らしく

芝居仕立ての 「Smooth criminal」や 3Dの 「Thriller」  森林伐採の恐ろしさを描いたのは 「Earth Song」だったかな?
とにかく、どれも良かった!!



もう何度も「素晴らしい」という言葉を使っているけど
他に言葉がみつからないんだもの。


とってもクール!!と言い方を変えてみても・・・
本当に凄い!素晴らしい!
結局これしかないんだなぁ。




彼の“想い”が“愛”が伝わってきます。


未来を真剣に考え、病んだ地球を憂い〜

これ以上壊してはいけない。
大きなメッセージがそこにはありました。




こんなに歌えるのに、踊れるのに 
ずっとコンサートも行わず、彼は何を考えていたのだろう?

この映像の彼を見る限り、陰での努力がうかがえます。
声もこんなに出ている・・・
踊りもキレがある・・・
絶対 日々練習していないとこうはいかないと思う。


今回行うはずだったロンドン公演ではファンが聴きたい歌を全部やる〜と言ってましたね。
彼の曲は好きだけど、タイトルもろくに言えない私ですが
ほとんど知っている曲でした。



帰りに思わずCDを買ってしまいました。 CA3A0526-0001.JPG



これでいつでも踊れる・・・(笑)




★なんかで表すのは無理だけど


マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★★ 勿論、満点♪


エンドロール途中で帰る方もいらっしゃいましたが、今から観る方は、最後の最後まで帰らないでね〜。
最後まで楽しめますから〜



Last updated  2009.10.29 22:53:53
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2009.10.28

『きみがぼくを見つけた日』
[ 映画 ]    

          私の彼はいま、6歳の私に
   
                会いに行っています。






『きみがぼくを見つけた日』

監督・・・ロベルト・シュヴェンケ
脚本・・・ブルース・ジョエル・ルービン
製作総指揮・・・ブラッド・ピット / リチャード・ブレナー / ミシェル・ウイス / ジャスティス・グリーン
出演・・・レイチェル・マクアダムス、エリック・バナ、アーリス・ハワード、ロン・リヴィングストン、スティーヴン・トボロウスキー、ジェーン・マクリーン、ブルックリン・プルー 他



               【解説】

異なる次元に引き裂かれる恋人たちの切ない運命を描き、アメリカで大ベストセラーとなった純愛小説を映画化。
脚本は『ゴースト/ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン。主人公の恋人同士を『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスと『ミュンヘン』のエリック・バナが演じている。
製作総指揮にはブラッド・ピットも参加。時空を超える愛の行方と運命に打ち勝とうとする恋人たちの姿が感動を呼ぶ、珠玉のラブストーリー。




               【STORY】

時空をさまよう男、ヘンリー(エリック・バナ)。いつ、どの時代のどこへ飛ぶのかは、自分で選べない。
秘密を抱えた孤独な人生を送る彼はある日、旅した過去で、ひとりの少女・クレアと出会う。
純粋な心を持つ少女は、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた。

やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)と愛し合うようになる。
同じ時代で固く強く結ばれた二人だが、一緒にいられる時間は、あまりにも短かった。
ヘンリーの突然の移動に、何度も引き裂かれる愛の時間。時空を超える、2人の愛のゆくえは・・・。







胸きゅん♪したくて(笑)、観てきました〜〜〜



予定では、もっともっと きゅんきゅんして〜号泣する予定だったんだけど・・・そこまではいかなかった。
最近、心がすさんでるのかな???



自身は望まない、タイムトラベラーと普通に時代を生きる女性との愛。
ピュアな気持ちで観たら、本当に泣けるストーリーだと思う。



この作品はちょっとネタバレ気味になります。(ラストには触れないけど)




結構真剣に見ていないと、“今”が一体いつなのか・・・分からなくなる時がある。
エリックが演じるヘンリーの髪の長さ、白髪の入り具合などが決め手なので 目を凝らして鑑賞。
私が彼女なら
今一緒にいる彼が〜過去の彼なのか、未来の彼なのか混乱すると思う。




それにしてもタイムトラベルの不便なこと。。。
衣服は時空を超えられないので、移動の時は常に全裸。

その時代へ行って、まずすることは衣服の調達だなんて〜現実的すぎる。
人の目を逃れて、身体が勝手に現代へ戻るのを待つだけなんて
それは本当に大変なこと。。。

ヘンリーの孤独には胸が切なくなった(恋愛より、ここに胸きゅん?)



そんな彼を愛してしまったがゆえ、クレアは哀しく切ない人生を歩むことになるのですが・・・
いつ消えてしまうか分からない彼の子供を欲しいと強く思うのは女性としてすごく分かる。

そしてあんな方法をとるなんて・・・これはびっくり!(タイムトラベルがここで役立つとは!)
確かに浮気じゃないし。



大体、結婚式も替え玉だなんて・・・
もう少しで式という時に消えてしまって、替わりに未来からやってきた彼が出席。
急に老けた・・・とみんなが不思議に思うところは笑いどころ?






090921_kimiboku_sub5.jpg


エリック・バナは割とお気に入り俳優さんですが(ちょっと濃すぎなんだけどね)
『トロイ』とかでは、とってもステキだったけど〜ラブストーリーはどうかなぁ?と思ってた。

でも似合ってましたね。レイチェルとのバランスがいいのかな?
今回は全裸も多く〜パンフでは「無駄毛の処理がどうの〜」とか言ってたぐらい(笑)ファンにはたまらないサービスショット満載かもね〜。





090918_kimiboku_sub2.jpg


レイチェルは今、旬の女性?
『シャーロック・ホームズ』も控えているし
美しいけど、冷たい感じではなくて温かい雰囲気が好感が持てるのかな〜

少女っぽい頃からかなり幅広い年齢を演じてたけど、よかったです。
若い彼女がやっと同時代に生きる彼と出逢って、目を輝かせるところなんか凄くキュートだった。







彼のことを一番理解しているのに
一番傍に居て欲しい時に、消えてしまう彼。。。
彼女の辛い気持ちは痛いほど分かるわ。


私なんて、と〜〜っても忙しい方と長く生活してるから、
どれだけ淋しい時間を過ごしていたことか・・・って、今もだけど。
話が逸れちゃってますね(苦笑)





洋服だけを残し、す〜〜っと消えてゆく描写はよかった・・・
砂時計の中の砂が流れ落ちてゆくイメージを目指したそうで、本当にそんなカンジでした。
その度に、クレアと一緒に切なくなった。。。
裸で現れる彼の為に、ずっと衣服・靴一式を森の中に用意しておくところが最後まで効いていた・・・




プロポーズのシーンは、感動しちゃった。彼女の本当に嬉しそうな顔が可愛かった〜。

いいことなんて一つもないタイムトラベラー。
そんな中、ロトぐらいいいじゃない?よかったね〜〜って。

やっと見つけた家 ステキでしたね。街の中とは思えない雰囲気で。
2人が出会う野原以外は抑えた色調で、あの鮮やかな色との対比が好きでした。


彼らを取り巻く人たちが皆優しくて心地よかった。





映像で見た方が良いこともあるのだけど。
でもね、このお話は映画より活字の方が伝わりそうな気が。
その方が、きっと胸きゅんしそう(まだ言ってる 笑)
出来たら原作を読んでみたいなぁ。





マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半



Last updated  2009.10.31 20:19:00
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2009.10.23

『沈まぬ太陽』 (試写会で鑑賞)
[ 映画 ]    

   不屈の精神を持つ男を描く壮大な叙事詩






『沈まぬ太陽』

監督・・・若松節朗
製作総指揮・・・角川歴彦
原作・・・山崎豊子
出演・・・渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、山田辰夫、香川照之、木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉漣、西村雅彦、柴俊夫、風間トオル、神山繁、菅田俊、草笛光子、小野武彦、松下奈緒、宇津井健、小林稔侍、加藤剛 他





                 【解説】

映像化不可能と言われた山崎豊子による同名ベストセラー小説を、壮大なスケールで映画化した。

日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大組織の中で翻弄されながらも、強い信念と不屈の精神をもってどんな過酷な状況をも克服していく男の姿を描いた社会派ドラマ。
監督は『ホワイトアウト』の若松節朗、脚本を『陽はまた昇る』の西岡琢也が担当。
組織と闘う主人公を演じた渡辺謙をはじめ、三浦友和、石坂浩二など実力派俳優がそろったキャスティングにも注目。




                 【STORY】

昭和30年代。巨大企業・国民航空に務める恩地元(渡辺謙)は、労働組合委員長を務めた結果、会社から10年におよぶ僻地での海外勤務を命ぜられる。
かつて共に闘った同期の行天四郎(三浦友和)が組合を抜けてエリートコースを歩みはじめる一方で 恩地は、家族との長年にわたる離れ離れの生活で焦燥感と孤独に追いつめられ、本社への復帰を果たした後も不遇な日々は続く。

そんな中、航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こる。
救援隊として現地に赴いた恩地は、誰も経験したことがない悲劇に直面し、苦悩する。
政府の要請により新会長に就いた会長(石坂浩二)に会長室部長に抜擢された恩地は、組織の建て直しを図るべく動きはじめるが、それは終わりなき暗闘の始まりだった…。









恥ずかしながら、どんな内容か、どういう映画なのか全く知らなかった・・・

一応映画のブログを書いているというのに・・・情けない。
ただ長い映画だと知っていたので、しり込みしてて 今月観たい映画にも入れてなかった。

それがご縁があって、応募もしなかった試写会に招待していただいて、先日観てきました。




最初、回想シーンの謙さん、若いなぁ〜とのんびりしていたら
少しは知っている労働組合の闘いがあって、ちょっと居心地が悪くて

そうこうしている間に飛行機が御巣鷹山に墜落して、びっくり!!
そういう映画だったの???(気付くの遅っ!)


おじいちゃんに孫を見せに行く若夫婦の笑顔、初めての一人旅にドキドキ・ワクワクの小学生。
いろんな人たちの笑顔が一瞬にして・・・
落ちてゆく機内で、家族に宛てた手紙を必死に書く男性・・・



ここら辺で胸が苦しくなりました。(長い作品、まだまだ始まったばかりなのに)涙というより胸がぎゅうとなって息苦しくなったかな。リアルでした。



並んでいる棺     090820_SMT_sub4.jpg


これだけでもしんどくなりませんか。





仕事の為に、家庭を全く顧みない主人公(家庭を想う気持ちはあっても、精神的にも肉体的にも無理)
一人で子育てに奮闘する妻(鈴木京香が又似合うんだぁ)
こちらにも辛くなって・・・どこかで見た風景(滝汗)



私にとってはどのシーンをとっても、本当に重い重い映画でありました。






090820_SMT_sub3.jpg



渡辺謙さんは素晴らしい。の一言でした。
恩地そのものという印象を受けました。作者の山崎豊子に自ら手紙を書き役を掴んだと聞きましたが、納得の演技でした。





対する三浦友和さんは
昔の好青年のイメージは全くなく、せこいせこい、こざかしい行天を演じきってました。
汚い手を使い、集めたお金で出世してゆく。
よくぞここまで・・というほど憎らしい役で。





石坂浩二さんは、一体いつ出るの?というぐらい遅い登場でしたが
存在感ありました〜。





鈴木京香さんは耐える女性が似合う〜。
芯の強い、古き良き日本の女。
私だったら、絶対無理!とか思っちゃうけど〜。彼女がいたから恩地は最後まで頑張れた。





行天の愛人は松雪さん。
『デトロイト・メタル・シティ』の時とは180度違うわ!
愛人といっても友和さん相手だし(私的ラブシーンが似合わないナンバー1俳優は友和さん)
キスシーンぐらいなんですが。
心の底では恩地に惹かれてる切ない女心を上手く表現してたと思う。





この映画はホントにちょっとしか出ない方も、素晴らしい役者さん揃いで〜
木村多江さん、清水美沙さん、鶴田真由さん、宇津井健さん 皆、飛行機事故被害者遺族ですが
涙を誘いました。。。






先日の利根川(カイジ)の印象が強い香川照之さん、今回は哀しかった。

恩地・母の草笛光子さんも素晴らしかった。

小林稔侍さんも西村雅彦さんも憎らしい悪いヤツだったなぁ〜。


恩地の子供たちも、柏原崇さんに戸田恵梨香ちゃん(私の好きなミサミサ)なんて豪華なの(笑)

小さい頃から分かり合えてなかった息子が、大人になり父の信念というものが
少し分かってきて・・牛丼屋さんで語り合うシーンには思わず泣けた・・・


先日亡くなった山田辰夫さん、遺作だそうで
ものすごく痩せてらした。でも印象的な彼でした。涙・・・






長い映画は平気です。
『ロード・オブ・ザ・リング』だって長かった。

でもこの映画はインターミッション(途中休憩)があってよかった!と心から思えた。
たとえ10分でも、ちょっと劇場から出て 心を落ち着かせることが出来たから。




休憩中はこんな風にスクリーンに残り時間が表示されます。CA3A0520-0001.JPG







「小説をもとにしたフィクションです。登場人物、団体は全て架空のもので、実在の人物、団体等とは関係がありません。」

しつこいぐらいに謳っていても、映画化に至るまでは相当圧力があったようで
素人の私でも大丈夫なの?と思うほど、腐敗した政府官僚や、航空会社の様々な問題など
かなり丁寧に描いてあります。

飛行機事故の遺族の方はどんな思いで観ておられるのでしょうか。






ラストは
サバンナに立つ恩地・・・


地平線に沈む真っ赤な夕日。

自分の信念のまま生きることの素晴らしさ。

明日への希望は自分の中ある。

タイトルが表す意味が分かった気がした。





マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★+半 (見ごたえありすぎてしんどかった)



Last updated  2009.10.28 21:30:29
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