『 はじめての光の玉 』
オーラの霧のような光ではなく、ハッキリとしたスポットライトみたいな光を見ました。今よりもっと霊感が強かった中学生の頃です。数日前から正夢を見たり、様々な現象を持ってお祖父さんが亡くなるお知らせ受けました。お葬式の間、お経をあげてもらっている間私は、頭の中でその誰だかわからないけれどいつもお知らせをくれる存在に向かって心の中でメッセージを送っていました。「どうして私だけ人に見えないものが見えたり不思議なことが起こるの?神さま!ご先祖様!もし本当に霊の世界や魂が在るのなら亡くなったお祖父ちゃんの姿をどうか一度だけで良いから目の前に見せて下さい!もし本当に見せてくれたら心から信じます!」こんな挑戦的なメッセージを心の中で投げかけていました。当時は誰に打ち明けることも出来ず、一人悩んでいたので私も必死でした。...お経が響き渡る中ずっとお祖父ちゃんの姿が現れるのを今か今かと待っていました。しかし姿を見せてくれることはありませんでした。(やっぱり私のは体験していることは幻覚なんだ…)そんな納得のいかない気持ちでいっぱいでした。でも!諦めかけていたその晩、とても不思議なことが起こったのです。当時7歳の妹と一緒のお部屋で寝ていた私は母とお布団の準備をしておしゃべりしながら横になっていました。そしてなんとなく隣の母と妹がふざけているのを聞きながらぼ~っと天井を眺めていると、ふわ~っと部屋の中に手のひらに乗りそうな大きさのテニスボール位の大きさの光の玉が舞っていました。それもいくつもいくつも!緑色、きれいな赤、青...だったと記憶していますがとにかくお部屋いっぱいに小さなカラーライトがくるくる舞っています。急に現れた光にびっくりしたのと、やっとこれで母や妹とも一緒に体験出来る!と嬉しくなり二人に言おうとすると、なぜか母も妹も見えていないのかいつもと全く変わらない様子。そこで(あ~...二人には見えてないんだぁ。。)現実の光としか思っていなかった私は、逆に見えていないことが不思議でたまりませんでした。でも、それはそうだよね、当たり前か、と何となく言うのを止めて何でもないふりをしながら綺麗な光の回る様子に見入っていました。そのうち母も居間の方へ行ってしまい妹もウトウトしていました。結局この光は何だったか判りませんがたぶん、その日私がお願いしたことがこうして光となって現れたのではないかな~、と今だに信じています。それとも、いたずら好きの存在が遊んでくれたのかな。(写真はお気に入りスポットにて。動画はこちら )~後日談~この時の体験が決して錯覚でも幻覚でももうそうでもないことがずーっと後になって父のお葬式の際に確信しました。この時も私は心の中で呟いてみました。「ねえお父さんー?!私の声が聴こえてる?もしこの声が届いていたら、今度は皆に判る様に何かしるしを残して下さい」すると葬儀の時の写真、それも色々なシチュエーションの写真に大小綺麗な虹色の光りとともに鮮やかに光り輝くオレンジ色の玉響が映っていました。これには家族他親戚中も目を見張っていました。感覚の鋭い従妹は咄嗟に「あ、おじさんや」と。私の「あ!お父さんだ」と同時に口走っていました。それと同時に葬儀の様子を見守り取り仕切る(…ているつもり)様子がありありと感じられました。写真を載せようとしましたがふと父が苦笑いしてる気がしたので止めておきます。昔の日記から関連記事関連記事2