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やる気の育て方 |
『0歳から思春期まで 男の子の脳の育て方』は、男子脳の特性が
わかりやすく書かれた本です。
男の子のわかりにくさも、生理的な脳の性差からくることを知っていれば、
発言や行動にイラつくこともありません。
私はもう「あわれみ」の境地にいます(笑)。
さて、「成長期の男の子が最も活性化させておきたいのは、やる気を促す意欲脳」
だと書かれていました。
息子(小6)は成長期まっただ中なので、ドキンとしました。
意欲脳を活性化させると、無気力でボーッとしていて、
やる気があるのかないのか さっぱりわからない子も、
何ごとにも前向きになるそうです。
その意欲脳を生き生きとさせる鍵は、ドーパミン。
そのドーパミンを分泌させるのは、報酬(ほめ言葉や達成感)だそうです。
ほめる子育て、ほめない子育てと賛否両論ありますが、
「ほめて育てる」というのは、脳科学的にもまったく正しい方法だそうです。
お母さんの花マル、ほめ言葉、ありがとうのひと言、おこづかい、ごほうび、
プレゼントに限らず、がんばった結果、いい成績を取ったり、試合に勝つこと、
何かをやり遂げたときの達成感や満足感も報酬になり、
次もまた努力しようという好循環になるそうです。
また、目標を持たせることも大事とあります。
ただし、親の意向ではなく、子ども自身が設定する目標。
そこに「やらされ感」があるとネガティブなストレスが生じて
不安が先立つ緊張状態になるそうです。
学校の勉強やクラブ活動、習い事や趣味の道。
子ども自身が目標を設定して努力するのです。
小さくてもいいので、成功体験をたくさん繰り返すことが大切だそうです。
お母さんは上手にほめて育て、目標に向かって努力を続ける。
がんばります!!
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