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Qちゃん先生の子育てのヒント

習慣化の対策と秘訣!

mono15.gif習慣化ってむずかしい!対策と秘訣!


お子さんが3歳になったら、毎日10分机に座らせて親子でプリント学習する
ことをおすすめしています。
その理由は、前ぺージ「どの子も伸びる幼児の学力」に書いたとおりです。


決して皆様をせかしているわけでも、脅かしているわけでもありません。
「知らない」ってこわいことだから。
私も、七田式幼児教室で、プリント学習と絵本の読み聞かせの「存在」を
教えてもらえなかったら、今の自分と子どもたちの姿はなかったなあ、
とつくづく思うのです。


教室の中で途方に暮れている低学力子って、ほんとにいます。
うちの子が通っている公立小学校でも、まだ小学一年生の基礎的な
学習内容なのに、ついていけない子の話をチラホラ聞きます。


ほとんどが、親が仕事などで忙しくて、残念ながら幼児期の家庭学習を
ないがしろにしていた家庭です。
私の知り合いのお母さんは、幼いころから机に座らせてじっくり
学習をさせたことがなかったと言いました。


いつのまにか、国語も算数もクラスのビリ。
授業中、先生の話を聞いても「わからない」のだそうです。
わからないまま取り残されるのは、子どもなりにつらいだろうと思います。
先生も放課後少しだけ残して教えてみたものの、お手上げ。
結局、小2ながら、勉強が遅れている子が通う補習塾へ週3回。


小学校中学年の今でも家庭学習習慣は十分ついておらず、帰宅したらすぐに
友だちの家に遊びに行ってしまうと嘆いていました。
「成績は別にトップにならなくていい。『普通』でよかったのに。」
後悔先に立たず、ですね。
全て親の責任です。


その点、幼児期から意識して子どもの語いを増やす、文字書きに取り組む、
そういうふうに育てられた子は、小学校に上がっても、
スタート地点が全く違います。
素地ができているので、吸収力や伸びしろが違ってくると思うのです。


自分は本当にまだまだ未熟なので、私がこんなふうに言うのは
恐縮なのですが、私が直接目にした低学力っ子をこれ以上作らないためにも、
身近な方からお伝えしていきたいのです。


でも、習慣化って、むずかしいですよね。
当時年長の娘は、おしりをたたかないとやらなかったですね。
少し暖かくなり、外遊びが増えると、帰宅して夕食後は眠くなり、
決まった学習時間には寝ているということが多くて。
本当に悩みのタネでした。


反対に、息子。
2歳半から親子ではじめた家庭学習は、息子に「学習する習慣」
を与えました。
息子は本当に、「学習」なしで床につくことができないのです。
休日出掛けて、帰宅が10時になっても、お風呂に入る前に「勉強する。」
と言います。(信じられないでしょ?)


私が仕事で疲れて「今日はもういいよ。」と言うもんなら、
泣き伏して「勉強させて!!」と懇願します。(ホントです)
息子にとっては、お風呂に入るのと同じ位、学習が習慣化しているのです。
おかげで、中学受験を目指し、進学塾に通い、3月生まれながら
1~2学年上の先取り学習をこなすことができるようになりました。


息子と娘の差はナニ?って考えた時、家庭学習を始めた年齢かな、と
思い当たりました。
息子は2歳半。
娘は3歳半くらい。
1年の差。早く始めたほうが、定着しやすいのかしら...


息子の場合は、七田式幼児教室に通っていました。
プリントは毎日3枚きっちりやって、提出しなければなりませんでした。
教室に行くたびに、先生から「必ず毎日やってください。土日祝も。
一日も抜かしてはだめですよ。」と常にはっぱをかけられていました。
誰かが常に「毎日、毎日」と声掛けしてくれたおかげで続いたのですね。


故・岸本裕史先生は、「どの子も伸びる幼児の学力」のなかで、
大事なのは
子どもの根気より、むしろ親の根気だとおっしゃっています。





おもしろい記述がありました。
人間が、何かを習慣的・自動的にできるようになるには、
 同じ刺激や興奮を100日間経験することが必要です。
 それによって大脳の神経細胞が伸び、相互に絡まり合い、
 その周りと脂肪の膜である髄鞘(ずいしょう)が覆います。
 すると、以前にはできなかったことが、無意識に、
 自動的にできるようになるのです。



私がいつもお伝えしている100日間の所以です。
英語も100日続けると定着する、と常に申しています。
実は七田で伝授してもらった秘法だったのですが、
決して特殊なコトではなかったのですねー。
驚きました。


だから、そういうことー。
とにかく100日やってみることです。
本から抜粋します。
子どもとの根競べだと思って、褒めたり、励ましたりしながら、
少なくとも100日間は続けさせましょう。



100日たったら、きっと子どもの脳の質が変わっているはずです。
親がガミガミ言わなくても、自ら学習する習慣を身につけているでしょう。
大丈夫。
きっとダイエットより楽チンです(ホント!)。
一緒にがんばってくれる「同士」がそばにいますから。
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