Qちゃん先生の子育てのヒント

2008年7月27日（日）午後2：00～4：20　子どもTOSSデー
夏休み子どもチャレンジ教室に参加しました（材料費200円）。
TOSS（Teachers Organization of Skill Sharing）とは、
教育技術向上のため、全国の教師によって作られた組織。
子どもTOSSデーの講師は全員TOSSに学ぶ現役教師です。


年1回夏休みに全国で同じようなイベントが行われているそうです。
当地区のプログラムは、
1. 漢字にはこんな秘密があった！漢字文化問題にチャレンジ！（15分）
2. 英語で楽しく盛り上がろう！英会話にチャレンジ！（15分）
3. 日本の文学・俳句にふれよう！名句百選カルタにチャレンジ！（15分）
4. 楽しく作って楽しく遊ぼう！工作にチャレンジ！（45分）
5. 理科は感動だ！オドロキの科学実験にチャレンジ！（20分）


私が注目していたのが、当然ながら英語の時間！
どんな風に教えるんだろう？
小学校教師は、英語を教える資格がないまま採用されています。
発音は？英語力は？指導力は？興味津々です。
登場したのは、日本人の女の先生。




このような色カードを数枚手に持っています。
通常のTOSSの授業は、オールイングリッシュなのだそうですが、
今回は英語が初めての小学生のために日本語混じりでするそうです。
出てきた色は6色。red, blue, yellow, green, orange, purpleです。
まずはカードを見せながら生徒にリピートさせていました。


次に、スクリーンに映った画像を見ながら、「What color is this?」
りんご、バナナ、ぶどう、みかん等には色が塗ってありません。
何色か英語で当てっこします。
生徒が答えた後、パソコンのキーをクリックすると色があらわれます。


発音は中の上。
purpleの発音はurの部分が正確には正しくありませんが、
全体的にそこそこです。
ジェスチャーも声も大きく、慣れた感じでテンポ良く進んでいます。


そして、ペットボトルが出てきました。
マジック・ペットボトルです。
透明の水が入っていますが、シェイクすると水の色が変わるのです。
何色に変わるか、guessします。
先生が大きくペットボトルを振ると、色が変わって「うわー！！」と大歓声。


このマジックは以前も見たことがありましたが、仕掛けは知りません。
レッスンでもやったことがありません。
秘密が知りたい！
後でこっそり聞いてきました。


さっそく帰宅して家で実験。
透明の水が入ったペットボトルを3本用意しました。
最初は透明の水が．．．（↓）




振ると色が変わります（↓）

　　


さらに、色を混ぜて何色になるか英語で当てっこ。（↓）


白い紙コップの中に透明のカップを入れて、生徒に見えないように
赤の水と青の水を入れます。
さて何色でしょう？というわけですね。


生徒に何色を入れるか英語でリクエストさせます。
blueとyellowでgreen。
blueとredでpurple。
redとyellowでorange｡
どうして最初に6色導入したのか理由がわかりました。





大成功でした。
子どもたちは「ビビデバビデブー」と魔法の呪文をとなえながら
大喜びでボトルをシェイク。
さて、この仕掛けはどんな仕掛けでしょう？


仕掛けはいたってシンプル。
こちらです。（↓）





ペットボトルのふたの裏に、絵の具をつけておくのです。
少量でOK。
量が多いと下に垂れてきますので、ご注意を。
ボトルは一気に力強く振るのがコツです。


マジックペットボトルの次は、生徒が6人くらいでグループを作り、
色のカルタ取りをしました。
生徒が「What color? What color?」とチャンツのように唱えて
先生に尋ねます。
先生が「Red!」といい、生徒が取るというゲームです。


子どもTOSSデー夏休み子どもチャレンジ教室。
どの子もとても楽しかったようで、「来てよかった！」という声が
あちこちから聞こえてきました。
息子たちも、「すごく楽しかった！来年も絶対来る！！」と
大喜びで会場を去りました。


TOSSランドのホームぺージは必見です。
教えるネタがいっぱいです（英語ゲーム集もあり！）。
右上の「子どもランド」というアイコンをクリックすると、
教科別子ども向けゲームがあります。
九九ゲームや漢字ゲームも！


一度お試しくださいね！（↓）
http://www.tos-land.net/



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