『
英語はもっと科学的に学習しよう [ 白井恭弘 ]』に、『アウトプット』なしでは
英語は身に付かないということ(当たり前ですが)が書かれていました。
そしてその『アウトプット』は、音読やシャドーイングを含まないとのこと。
「
言いたいことを言語表現に変える」ことこそ、『アウトプット』。
つまり、
生徒自身の頭で考え、生徒自身の言葉で英語を発することが肝要なのです。
当然のことながら、英語で思考するわけでもなく、日常的に親と英語で会話するわけでもなく、
教室を一歩出たら日本語環境の子どもたちにとっては、高いハードルです。
それでも、何とか毎回のレッスンでは『スモールトーク(雑談)』という形で
生徒同士で少しでもチャットする時間を設けるようにしています。
話すことがアウトプットだけではありませんね。
書くこともアウトプットです。
一番良いのは、日記の様に毎日英語を考えて書く習慣をつけることですね。
ただ、英語できる親の助けが必要なので、これも簡単な事ではありません。
普段のレッスンではなかなか自由に創作活動もできないのですが、
3月の一番最後のレッスンに1時間弱ほど時間が取れましたので、
小3、4年生たちには「I like Me!」というタイトルでミニブックを作ってもらいました。
まずは、市販の英語絵本の読み聞かせから。
とてもポピュラーな絵本『
I LIKE ME!』です。
これは自己肯定感を高める良い絵本です。
紙は色々試した結果、A3のコピー用紙にしました。
折り方は下の通り。
生徒各自で作ってもらいました。
表紙は絵本を真似しました。
1ページ目には、「I have a best friend. The best friend is me!」と
これも絵本を真似て書いてもらいました。
その後のページは自由です。
習った表現を使って、自分が好きなこと、出来ることを書いていきます。
表紙です(↓)
途中は自由に製作してもらいました(↓)
最後のページの文は絵本を写してもらって締めくくり。
「No matter where I go, or what to do, I'll always be me, and I like that!!!」
結局、1時間あっても時間は足りず、春休みの宿題になりましたが、
みなさん非常に工夫凝らし、オリジナルの楽しい絵本が出来上がりました!
高学年にも違うタイトルでミニブックを作ってもらいましたよ!
出来上がったたくさんのミニブックは、テーブルのまんなかに置いて、
自由に閲覧できるようにしています。
※
レッスンアイデアは、こちらに一覧表にして見やすくまとめています。
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