歯科矯正は要らない?(8歳)
本当に息子(8歳)に歯の矯正治療が必要なのか、いまだにわかりません。あごが成長しながら歯も自然におさまるんじゃないの?とぬぐいきれない疑念を持ちながら矯正治療を始めて1年になります。失礼ながら医師にこう聞いたことがあります。「矯正をしなくてもちゃんとおさまるのではなかったですか?」「それはわかりません。」それが答えです。矯正しなくても歯並びが治ったかもしれないし、装置が必要だったかもしれない。息子は3歳まで激しい指しゃぶりをしていました。あごにすごい力がかかるそうで、これも細長く変形した原因ではないかと。夫側の遺伝で、歯の1本1本が非常に大きいという事実。(↑)この写真は約1年前、2007年5月28日に撮った写真です。お見苦しい画像で恐縮です。取り外しの出来るプレートを約7ヶ月間付けました。歯1本(上の前歯)を前に押し出すためです。食事、歯磨き、プール、激しい運動の時間以外は入れておかなければなりません。矯正治療代は健康保険がききませんから、この器具に84,000円払いました。歯は、負荷をかけると、1ヶ月に1ミリ動くそうです。点検に毎月通い、処置料は毎月1,050円。7ヵ月後、前歯2本はほぼ同じところに出揃いました。小児1期治療が終わりました。そして、2期治療が新しくこの4月に始まりました。歯が生えるスペースを確保するために、上あごを広げる目的です。検査の結果、息子のケースは「severe」と言われてしまいました。数値的に大変厳しい、と。人より期間が長くかかるそうです。 (↑)2008年4月12日、取り外しが出来る拡大床のプレートが入りました。ピンクの部分は硬いので、かなり口の中に違和感があるそうです。検査代が52,500円、装置代が30万円(+消費税)。1年半ほど治療が続きます。矯正といえば、すぐにブリッジを思い浮かべますが、それは3期治療。中学生になって、永久歯が生え揃ってからの出番です。今度は40~60万の装置。取り外しは出来ず、24時間つけたまま1~2年半かかるそうです。日本人はもともと歯並びがあまりよくない民族だと本で読みました。あごがガッチリしている肉食の狩猟民族とは違うからです。日本では八重歯がチャーミング、とほめたたえた時代もありました。だから、西洋から入ってきた矯正治療が本当に必要なんだろうかと考えることもしばしばです。ただ、当の本人は、歯並びが悪いことを自覚しています。これで治るんだと信じて、嫌がらずにがんばっています。学校でお友だちに「見せて!」「口開けて!」「入れ歯」と言われることにも慣れたと言っていました。やっぱり...不びんですよね。━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━☆姉妹サイト☆ご紹介Qちゃん先生の英語子育て応援サイトQちゃん先生の口コミ絵本~子育てに役立つ500冊~