カテゴリ:偵探物語(ネタばれ)
今回の依頼人は強盗!です。
探偵社の面々がいつものように髭のマスターの店で遊んでいると、なぜか喫茶店の方に依頼の電話がかかってきます。マスターいわく、「とってもお金持ちの女性」の依頼だそうで、大喜びで出かけて行く探偵社の三人。(香露社長自ら出陣って、珍しいわ) が、それはマスターのウソで、行ったところはあまりガラのよくない地域。女性に暴力をふるうチンピラたちを見かけて、さっそく香露が追っ払います。 その女性こそ、電話の主。依頼内容は、彼女の夫の汚名をそそいでもらいたい、ということ。 彼女の夫は、以前強盗を働いたのですが、その被害者の太った女性社員が、被害額を三百万と言ったところから、話がややこしくなってきます。実は強盗は百万しか盗っていないというのです。(夫は結局捕まり、服役した) 妻は夫はヤクザものだけど、ウソをついていたら絶対に自分にわかるはず、と夫の言を信じますが、夫の組?の親分や仲間たちは、彼が二百万をネコババしたと思い込み、出所してきた夫やその妻に嫌がらせを続けるのです。 事件後、その太った女性社員(杜小月)とその上司(羅)は会社をやめ、杜小月の方は行方不明、羅の方は日本料理店を開いています。 もし、強盗が二百万をネコババしていないのなら、この二人のどちらかがどさくさにまぎれてネコババしたに違いない、と刺蝟と老灰は二手に分かれて調査にのりだします。 刺蝟は杜小月の故郷を訪ねますが、だれも彼女の行方を知りません。(刺蝟が調査のために町をウロウロしていると、TVの撮影に出くわします。そしてまたあのジェームズ君が!前々回撃たれたわりにはとっても元気) 一方老灰は、同居中の小艾の休学問題に頭を痛めています。小艾は美容学校に行きたくないのですが、老灰は休学届けに判を押しません。しかも張り込み中にラブホテルから出てくる小艾を見て、もはや仕事どころではありません。 そんな老灰を見て、香露の方は老灰が援交の少女と○○と誤解。これまたイライラして仕事どころではありません。 さて、困った刺蝟は杜小月という名前の人物の電話番号をリストアップして、片っ端から電話しています。(荒業) と、TVのなかでは先日の撮影風景が流れています。そのモデルのヴィヴィアンの本名が杜小月と知って、ピンときた刺蝟、さっそくヴィヴィアンを訪ねます。 羅に頼まれて探していたと、ヴィヴィアンに言う刺蝟に、ヴィヴィアンは自分があの太った女性社員の杜小月だと認めますが、容姿がすっかり変わってしまったのは、あの事件の後遺症で拒食症になっていたからだ、と答えるのです。 いったんは引き下がる刺蝟ですが、老灰のツテを頼って、杜小月の整形の証拠を見つけ出し、彼女に突きつけます。 杜小月は整形を認めます。すべては恋のためで、彼女は強盗が気づかなかった残りの二百万を見て、そのお金で全身整形することを思いつくのです。 そして、このことを彼女の恋人に秘密にしていて欲しいと頼みます。が、彼は二人の会話を立ち聞きしていて、刺蝟に彼女のネコババしたお金は自分が弁償するから、警察にだけは行かないでくれと頼みます。 結局杜小月は強盗の妻に謝罪し、香露は親分のところに行って強盗の無実?を証明します。説明はもういいから誠意をみせるためにこれを飲んでみろと、ウィスキーを1瓶差し出す親分。喜んで飲み干す香露。そうして、親分が1瓶で許してくれたのが、返す返すも残念だ、とひとりごちるのでした。 今回新キャラとして小艾が出てきます。どうやら老灰の姪らしく、香露も知り合いらしいです。初めて老灰さん家も出てきました。老灰の家庭生活?を垣間見た気分です。真面目に料理作ってますよ!小艾の朝食まで! 可笑しかったのが、援交と間違えていたころの香露の怒りっぷり。少女にかまけて仕事をしない!と怒ってましたが、あれは絶対ヤキモチだね。 「あの小艾ってあの小艾?」と気づいたときの顔が見ものでした。(どうやら香露、小艾がコドモでダサかったときの記憶しかなかったらしい)すごい機嫌の変わりっぷりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2007 09:12:54 PM
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