Q-Taka Digital Diary

んー、やっちまいました、そしてやられちまいましたね、琢磨さん。
んー、どうなんでしょう？これって！？

そりゃーないよなー。
残り１２周。
エンジンブローじゃねー。
一番悔しいのは、本人だね。

さて、今回の主役は誰が見ても佐藤琢磨！
その琢磨が何故表彰台に居なかったのか！
その辺を、各ドライバーや解説者のコメントから探って見よう。

まずは今回のレースが琢磨のレースだったという事を、チャンピオンのマイケルの言葉に見て見よう。
「タクマはとても速かったけれど、でもルーベンスと接触してそして戦列を去った。もしも彼がレースを最後までフィニッシュしていたなら、あるいは結果は変わったものになっていたかも知れないだろう。」(マイケル(レース後記者会見))
マイケルも認めるその走り。本当にトップ２、つまり跳ね馬の車列に楔を打つことが出来る勢いだった。
実際にあの１コーナーで絡む事になってしまったバリチェッロのコメントでは、
「彼は十分速かったんだから、なにもあのラップに無理に仕掛ける必要はなかったんだと思っているけれどね。あのラップは無理だよ。」(バリッチェッロ(同上))
つまり、ピットから出てきてその１周目、ミシュランタイヤの持つ間に仕掛けたかったという事はあっても、やはり早すぎたか？でもその走りは、十分バリッチェッロに対してコンペティティブであった事は確かなようだ。
その後、エンジンブローで戦列を離れた結果、表彰台に登ったジェンソンのコメント
「タクマは明らかに彼のフロントウィングを失うまではいいレースをしていたよね。」
ジェンソンは、同じマシンをドライビングしている目線で見て、やはり予選からあのエンジンブローまでは、佐藤琢磨が完璧なレース運びをしていた事を認めている。
返す返すも残念でならない。
なぜ、あそこでエンジンブローなのだ？
そして、なぜあの１コーナーの悲劇が起こったのだろう？
最後に、元F1ドライバー片山右京氏のご意見
--- Coment By UkyoKatayama ------------
僕の目から見るとバリチェロをあそこで抜こうとしなくても良かったと思う。
テレビで見ても分かるが、あそこの第一コーナーはクリッピング手前にギャップがある。
そのため、インから刺そうとするとトラクションが抜けてしまい、リスクが高い。
しかも、スリップに入っていたようにも見えなかった。
ラップタイムでは琢磨の方が速いのだから、わざわざリスクの高いコーナー、そしてあのタイミングで仕掛ける必要は無かったと思う。
By 片山右京 F1 Blog
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それにしても、凄いパフォーマンスだ！
次のレースも、そしてその次のレースも、ずーーっと楽しみだ