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ガードマンのつづる日常

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2005.05.11
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 ガリオア・エロアと聞いて、連想して出てくる言葉は「金、返せ!」である。昭和20年から25年までアメリカから日本に対して占領地救済・復興資金として約20億ドル弱のお金が提供された。今のお金で12兆円くらいになるらしい。

 しかし、昭和28年に池田・ロバートソン会談があって、約4分の1に相当する4億9000ドル返済することになった。その交渉が約10年続いた。両国が合意・調印したのは昭和37年だった。

 当時、昭和30年頃からこの交渉のニュースがラジオで流されていた。私はそれを聞いていて、「ガリオア・エロア=金返せ!」という印象を持っているのだった。

 高山正之『世界は腹黒い』米国のわだかまり 日本は北朝鮮と同じか(1999/8/14)
で、ドイツはマーシャル・プラン(880億ドル)に感謝して米国に6億ドルの基金を作りたいと表明した。イタリアも韓国もそれなりの感謝を形にしているという。

 日本は何の感謝の表明がない。デシジョンシステム社長・飯久保廣嗣氏や豊田章一郎氏、牛尾治朗氏、大河原良雄氏らが呼びかけ人になって基金を作っているらしい。

 日頃、高山さんの論旨には教えられる事が多く、賛同するもしないも、ただ、拝聴している状況なのだが、この「米国のわだかまり」については素直に納得出来ない。

 占領軍が占領地の行政を上手くやるのは義務であって、当然のことである。アメリカが日本に20億ドル投資したのはそれなりの「思惑」のあっての事だろう。しかし、独立してから「5億ドルは返せ!」と言ってきた。あの時の印象は「くれたんじゃなかったの? 借りたものは返すけど、くれたものを返せとは?」非常に悪い印象を持ったのは確かである。有り難味が半減したことは確かである。

 しかし、米国のある階層の人たちは「日本人は恩義を知らない」と思っているらしい。





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最終更新日  2005.05.11 15:20:33
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