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2015.06.29
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カテゴリ:映画を観たよ
最近集中して観ている外国のアニメの名作映画を観た。

○ストーリー
イワシの缶詰が唯一の産業だった小島〈スワロー・フォールズ〉で育ったフリントは,発明家になることが夢だった。だが彼の製品はいつもどこか欠点があって,島の人々からは変人扱いされていた。フリントは空気中の水分を食べ物に変換する機械を開発して島の上空に浮かせる。これにより〈スワロー・フォールズ〉は食べ物が空から降ってくる島として,観光名所となる。だがフリントの機械は徐々に作動がおかしくなり,その影響の範囲は島だけでなく,世界中へと広がり始める。島の救世主として浮かれていたフリントは,このままではいけないということに気付く。彼は?

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舞台は大西洋の小さな島ということになっているが,映画では登場人物たちの考え方やバックグラウンドは完全にアメリカンだ。

主人公・フリントは珍妙な発明品を作る才能はあるけれども,学校時代から奇人変人としてみなされてきた。ヒロイン・サムは,テレビレポーターだが,元々は気象オタクでメガネでポニーテールで馬鹿にされていた。フリントの幼馴染で市長の息子・ブレントは体格が良くて,ずっとフリントを馬鹿にしてきた。ハリウッド映画では見慣れたいつものスクールカーストの世界だ。

そして島民たちが食べたがるものもチーズバーガー,ステーキ,アイスクリーム,ゼリー,グミ,とひたすらアメリカンなジャンクフードだ。市長は食べ放題フェスティバルを開催し,そのおかげで世界中から観光客が押し寄せる。この発想もアメリカ人ならではだろう。

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3DCGアニメーションの質感は,ディズニーよりももっとつるっとしていてマンガ風だ。それでなければ食べ物が空から降ってきたり,ゼリーの中で遊んだり,ジュースの中で泳いだり,といった表現がリアルになり過ぎただろう。

食べ物が美味しそうに表現されていて,またそれで遊んでも楽しそうで,現実のベトベトや汚れのことは想像させない。一つ間違えば汚い映像になるのを抑えているのは見事なバランスだ。

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クライマックスの世界の危機は,元々主人公の不完全な発明品によるものなので,それが見事に解決されたとは言え,あまり主人公をヒーロー扱いするのはどうかと思う。

また食べ残しをただ島の山に投げ込んでいた,という発想はいくらアメリカ人でもダメだろう。食べ残しをエネルギー源にするとか,水分に戻すとかまで考えないと新テクノロジーとしては未完成だ。この辺り,原子力発電の危うさと重ね合わせたりすると・・・やめようね,映画が面白くなくなる。

アメリカらしい強引な展開にちょっとなあ,という気分になってけれど,親子で観る分にはいいと思う。













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Last updated  2015.06.29 22:12:38
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