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2006/03/30
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 昨日の品質テストの追記:テスト結果の見方(私見)(2006/3/30 12:10)

太陽誘電8倍速メディアにDVR-555Hでvideoモードの高速ダビングしたものの測定結果/97

 PCでの品質テストは多くの環境やドライブで行えるので、
異なる環境での計測値の比較は何の意味を持たない
ということが前提条件。
     まず注目するのは、

  • PO Failures(通称POF。確か「Parity of the Outer Code Failures」。)
     PO修復できないエラー(失敗)をカウント。
     数値が「0」以外だと、テスト環境では正常に読めなかったということ
     データDVDの場合、速度落としたり再読み込みで読める場合もある。
     DVDの映像再生の場合、ブロックノイズ、音ノイズ、再生中の異常停止の一要因。

  • Jitter
     書き込まれたピットの揺らぎの割合。
     グラフ(計測値)にブレが小さく、数値は低い方が良い。
     規格ではDVD-R4倍速書き込みしたもので8%以下、同8倍速で9%以下
     テスト時のドライブの読み出し速度によってブレが生じるので、最大10%程度なら問題ない。
     DVD-RW/+RW/RAMに繰返し記録した場合は、ブレが増えるので注意。
     繰返し記録したDVD-RAMの場合、アドレスエリア周辺のJitter値が著しく悪くなるドライブとメディアの組み合わせが多々あるので要注意。
     追記やバッファーアンダーラン機構が動作すると、その境目からJitter値が急激に変化したり、乱れたりします。+R/RWは他に比べると、その影響が少ない傾向がある。


  • の2つ。
     POFがカウントされるのは論外
     一般に相性問題とか読み取りエラーはJitterの大きさや乱れに起因するものが多い
     Panasonicの一部のDVDプレーヤーには再生中のJitter値を確認ができるものがあります。

     次は、よくこの手の評価で話題になる、PIE/PIF。

  • PI Errors(通称PIE。確か「Parity of the Inner Code Errors」。)
     PI訂正可能エラーをカウント。
     今回の計測環境の場合は、ドライブが実際に訂正した数をカウントしてるはず。

  • PI Failures(通称PIF。確か「Parity of the Inner Code Failures」。)
     PI訂正不可能エラーをカウント。
     PIEの深刻なもの。POで訂正できるものをカウントしているはず。
     テスト環境によっては、PIEとPIFを区別しない場合がある。


  •  PIE、PIFの少なさのみを比べることにあまり意味はありません
     規格上、PIE、PIFとも最大280となっています。もちろん、平均/最大/合計とも小さい方がいい。
     品質を競うのでなければ、
    ・PIEは最大100程度、合計15万程度
    ・PIFは最大20程度、合計1万程度
    なら、よほど読み込み性能の悪い機器でないと問題にならないことが多い。
     これらの測定値はJitter値に影響されるので、そっちに注意。
     DVD-R/+R(共にSL/DLを含む)の場合、光などで記録面の色素が劣化して、年月とともにPIE、PIFともに増加します。
     DVD-RW/+RW/-RAMの場合、繰返し使用するたびに増加します。

     最後に、
  • 品質スコア
     Nero CD-DVD Speed独自の総合評価値
     100:言う事なし(Exellent!!)
     ~95:とても良い(VeryGood!)
     ~90:良い(Good)
     ~80:並(ordinary)
     ~70:注意(caution!)
     ~50:悪い(Bad!!)
     49以下:論外(beside the rating)


  • と考えています。あくまで、目安です。
     同じメディアを違う環境でテストすると、PIE/PIF/Jitterともまったく異なる傾向の数値になる。その場合でも、POFが無いなら品質スコアは概ね同じくらいになることが多いので、品質スコアの高い低いという程度なら参考にはなる。

 他にもあるけど、それなりに知識もってテスト結果を見ないと、意味ないみたいです。

 また、有名どころの不具合(特徴)、

・松下製ドライブで焼いたものは、Jitter値が悪いのでPIE/PIFの測定値は測定環境が同じでもあてにならない。(DVD-Rの8倍速以上は要注意)
・太陽誘電(とそのOEM)メディアは規格外で焼かれていても、この手のお手軽計測では良い結果が出る。
・2層メディアは書き込みソフトやオーサリングによって、誤差以上の測定値の差が出ることがある。
・NEC製ドライブでは、計測環境によってはPOFが異常に検出されることがある。

とか他多数、押えておくべきことがあります。





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Last updated  2006/05/11 02:39:47 PM
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