カテゴリ:BD/DVD(ソフト,製作,品質テスト)
昨日の品質テストの追記:テスト結果の見方(私見)(2006/3/30 12:10) PCでの品質テストは多くの環境やドライブで行えるので、
の2つ。 POFがカウントされるのは論外。 一般に相性問題とか読み取りエラーはJitterの大きさや乱れに起因するものが多い。 Panasonicの一部のDVDプレーヤーには再生中のJitter値を確認ができるものがあります。 次は、よくこの手の評価で話題になる、PIE/PIF。 PIE、PIFの少なさのみを比べることにあまり意味はありません。 規格上、PIE、PIFとも最大280となっています。もちろん、平均/最大/合計とも小さい方がいい。 品質を競うのでなければ、 ・PIEは最大100程度、合計15万程度 ・PIFは最大20程度、合計1万程度 なら、よほど読み込み性能の悪い機器でないと問題にならないことが多い。 これらの測定値はJitter値に影響されるので、そっちに注意。 DVD-R/+R(共にSL/DLを含む)の場合、光などで記録面の色素が劣化して、年月とともにPIE、PIFともに増加します。 DVD-RW/+RW/-RAMの場合、繰返し使用するたびに増加します。 最後に、 と考えています。あくまで、目安です。 同じメディアを違う環境でテストすると、PIE/PIF/Jitterともまったく異なる傾向の数値になる。その場合でも、POFが無いなら品質スコアは概ね同じくらいになることが多いので、品質スコアの高い低いという程度なら参考にはなる。 他にもあるけど、それなりに知識もってテスト結果を見ないと、意味ないみたいです。 また、有名どころの不具合(特徴)、 ・松下製ドライブで焼いたものは、Jitter値が悪いのでPIE/PIFの測定値は測定環境が同じでもあてにならない。(DVD-Rの8倍速以上は要注意) ・太陽誘電(とそのOEM)メディアは規格外で焼かれていても、この手のお手軽計測では良い結果が出る。 ・2層メディアは書き込みソフトやオーサリングによって、誤差以上の測定値の差が出ることがある。 ・NEC製ドライブでは、計測環境によってはPOFが異常に検出されることがある。 とか他多数、押えておくべきことがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/11 02:39:47 PM
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