葬儀を終えました
インコジジイの葬儀が終わりました。ちっちゃな白い骨になってましたよ…あんなに黄色でふわふわだったのに。あんまりにもキレイな姿のまま亡くなったので、今にも怪訝な顔をして起き上がりそうでした。ペット霊園さんは、まあまあいい感じでした。可もなく不可もなくといったところです。ただ、インコジジイを撫で回すのはやめてほしかった。たぶん、他の方が連れてくる子たちも、撫でてあげるんでしょうけど、うちのインコジジイは他人が大嫌いで、ついでに撫でられるのも嫌いだったから、あんまりベタベタはして欲しくなかったなぁ。インコジジイが大好物だけど、老体にはちと毒になるということで、やめさせていた、ひまわりの種や、えん麦、カナリアシードたっぷりの餌を一緒に入れてあげて火葬。あのね、何が悲しいかって、そりゃ亡くなった瞬間も悲しいけど、永遠にその輪郭と会えなくなる、触れられなくなる火葬の瞬間が、一番しんどいよ。正直なところ、その場で心臓が止まりそうだった。火葬終了まで、事務員さんが、ペットとの思い出を飼い主さんと会話する、という方式で気を紛らわしてくれるんだけど、私は美容院でもしゃべりかけられるのが苦痛なタイプなので、ちょっと放置していて欲しかった。母が、「このままこいつを1人にしたら、鳥を抱えたまま死ぬ」と判断して、急遽同行してくれたのが幸いでした。この人、社交スキルが超絶高いから当たり障りなくしゃべることができる。私は完全にもぬけの殻。昨晩、日頃から使用している冷蔵庫の冷凍室の場所がわからなくなるという、異常行動を起こしていた私は、まともに書類の文字が書けないという非常事態に発展。自分でもびっくりしたんですが、なんとか文字を思い出して記入しました。骨壷の入れる袋は事務員さんの手作りだよ。カラーが七種類ぐらいあって、インコジジイが発狂するぐらい嫌いだった青色は真っ先に除外。インコジジイに相応しい黄金色をチョイスして、それの中にインコジジイが入った骨壷を持って帰りました。家に帰って、病鳥用に変更していた鳥かごを、インコジジイがMAXマッスルだったときのインテリアに配置換えし、水と餌も入れて、大好物だけど控えさせていた塩土も入れてあげ、インコジジイを安置しました。自分の家の冷蔵庫の構造すらわからなくなるレベルで精神的ショックを受けている私が一番ヤバイですが、家族の中で私の次に衝撃を受けているのが、ろくすっぽ面倒を見なかった父というのが驚きです。インコジジイは、父が挨拶すると、非常に可愛らしい声で「ピィヤン♪」とか「チュゥーン♪」と返事をしていたんですが、それで完全にノックアウトされていたらしいです。自分が目も開かない頃から育てていた犬が亡くなったときは平然としていたのに、対して接することもなく遊んでいただけのインコジジイに号泣するその心理状態が不明。正直、怖い。たぶん、犬は自分に服従している、インコジジイは一切服従せず逆に服従させられていたの違いでこうなったと思われます。それを踏まえたら、私達一家は犬より猫と相性がいい気がします。インコジジイの所属するセキセイインコは「猫みたいな性格の鳥」なんです。うちのインコジジイは甘ったれ僧でしたけど。( ´_ゝ`) 悲しいを通り越したら虚しいんだね。一区切りつくと思ったら、そうでもないよ。後悔しかないね。あと今回のことで判明したのが、「もとからインコジジイのことを知っていてお悔やみをくれる人」はありがたい、「インコジジイのことを知らないけどお悔やみをくれる人」もありがたい、「インコジジイのことを知らないのに、えらい親身なってくる人」は非常に不愉快ということ。ちょっと信用できないよねぇ。あと、最初に選んでメールしたペット霊園ですが、返信は一切ないです。二通ともないです。たぶん、料金が一番安いため、意図的に無視されたものと判断しています。何がヘブンだよクソが。ちなみに、返信の際にスマホ等だとメールが弾かれて受け取りが出来ないというので、私はちゃんとPCアドレスを明記してましたよ。お問い合わせ完了メールを受け取っていました。「申し込み」できなく、「お問い合わせ」なので、必ず返信があるべきものです。2日もまるっと無視されるとか、これは完全にギルティですね、先ほど、2/22は猫の日!とか更新してやがった。絶許。インコジジイよ、もう何を食べてもお腹壊したりしないから、食べたいなと思ったもの全部食べていいよ。どんどん食べていいよ。多分、性格を考えたら、一番安心できる自分の鳥小屋の中に居るだろうし、過発情を抑えるために、お気に入りのおもちゃ全部撤去していたのも元に戻したから、思う存分発情しなさい。鏡に映ってる、その黄色いインコ。それ、全部お前だからね?