社長の社員のコミュニケーションは基本的にうまくできないもの
先日、ご支援先の社長に聞かれた「どうすれば、社員と良い関係が築けるかなー」「どう話したらよいか分からない」と。じっくり考えてみた。自分はどうか?たしかに良い関係が築けているとは思えない。コミュニケーションも良好ではない??構造上、雇う者にそのような意識はなくとも、雇われる者には雇われ感覚が強く、良好なコミュニケーションが築きにくいと思われる。私の知っている限りの、素晴らしい人格をおもちの経営者の方でも大半が社員とどう話をしたらよいか分からず苦しんでおられる。甘いことを言えば、それでいいと思われるし厳しいことを言えば、しょげるし。。。それによって、コミュニケーションのすれ違いが生まれ、信頼関係さえ崩壊するケースも多いはず。これを解決する最良の手段は、「右腕となる幹部」を育成することでしょう。幹部が言うとの社長が言うのとでは、言葉の重みが全くちがいます。たとえば、「君はもっと頑張ってもらわないと困る。給料が払えないよ」という言葉を、社長が言うのと、幹部が言うのとではどうでしょう?重みがちがいますよね。社長が言うと、退職勧告?ととられるかもしれません。幹部といっても、本当の経営者感覚の幹部でなければなりません。そうなると、なかなかいないということで、私どものような外部を活用することもよいでしょう。と宣伝するつもりで、書いているわけではないが・・・。とにかく、社長は社員とコミュニケーションがうまくいかないものという前提に立って考えれば、おのずと良好な関係を築く方向性も見えてくる。自分だけでなく、自分の想いを伝えてくれる他人を活用することである。今日参った、企業では幹部の方が、厳しいことを代弁してくれている。社長はどれだけ精神的に楽なことか。そういう幹部をつくるか、私どものような外部を効果的に活用してくださいね!やっぱり宣伝か(笑)