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カテゴリ:雑感
”チョー気持ちいい”で流行語大賞にも輝く 最近,若い人の言葉使いでわからないことが多すぎます。 しかし,どうも語感が悪いようなのは「 ○○れる 」でしょうか。 一見悪いとは思わないのは,自然淘汰で仕方がないでしょうが,「 ~さん明日来(こ)れる 」よりも,「 ~さん明日,来られる 」の方が良いような気がします。 また,私の学生時代に,横浜出身の子が「 ~ジャン 」と語尾に使っていたのを思い出しま す。実に軽い感じがしたものです。 はてな?これはどこが出所なのかな?とも思いましたが。 数年前に,ふと家族に聞いたら,横浜~ほとんどの若い人も(もちろん,歳をとった人も)使 ってきたのではと言います。 そういえば,会社で年輩の方もかる~く言われていましたが。 まあ,こういう言葉は品がないように聞こえますので,私としては親しい間でも喋るつもりは ありませんが。 やはり,流行って欲しい言葉は, 1.元気が出そうで,ユーモアがあったりして,人を明るくさせてくれるもの。 2.語感がよく,どの人も喋りやすいもの。 3.品が良く,どことなく聞き味がよいこと。 4.ずっと続いていきそうな勢い,文化の薫りがあること。 5.どのような場所,状況で喋っても違和感がないこと。 6.文法,用法など学術的にも評価できるもの。 という要素の内,1~2個も持っていれば良しとしましょう。 6.の要素は,少々要求し過ぎかもしれない嫌いがあります。 最近のオリンピックで使われたものをピックアップしてみました。 《 競泳 》 1)2000年のシドニー五輪では,400m個人メドレーで銀メダルの田島寧子選手が, 「 金がいぃ~です 」 といかにも悔しそうな表情でした。でも,優勝した選手とのタイム差から,ほぼ満足の様子で したが。 2)2004年のアテネ五輪では,100m,200m平泳ぎ金メダルの北島康介選手が, 「 チョー気持ちいい 」 と,気持ちがとても高ぶった様子でした。身体がえびぞりのような,絶叫シーンでした。 《 陸上競技 》 ここでは流行語ではありませんが。やはり地味なスポーツなのでしょうから,独断と偏見で取 り上げてみました。 3)1992年のバルセロナ五輪では, 序盤に,靴を踏まれて脱げてしまい,転倒しながらも必死の追い上げを見せた谷口浩美選手 が, ---- 照れくさく笑いながら,「 こけちゃいました,これも運ですから。 」と 案外さばさばとしてました。(これは,前年の東京世界陸上で金メダルを取った余裕だったの でしょうか。) 4)1988年ソウル五輪では, 優勝候補に挙がっていた,中山竹通選手は4位に終わって, 「 優勝以外はびりも同じですよ! 」と自身のレース振りに不外のなさを感じていた様子で す。先頭グループにいたのですが,突き抜けることができませんでした。 確かに,いつもの中山選手のマイペースの逃げ(最初から先頭でそのまま押し切ってしまう) のレースができず,彼の予定したレースパターンではなかったのです。 しかし,これが五輪のレースというものです。 次のバルセロナ五輪では,年齢 (32歳)的に下降線ながらも4位と健闘しました。 最後の1周でイタリアの選手に抜かれ,メダルを逸し惜しいことをしました。 ちなみに,ソウル五輪のときも金メダルは,イタリアのボルディン選手でした。 そこで,中山選手にはイタリアの選手には勝てないということに。 このソウル五輪では,32歳になった瀬古利彦選手も出場していましたが,30km過ぎで上 位から脱落し,豪のド・キャステラ選手についでの9位と入賞できませんでした。 ですが,最後のマラソンレースを両手を挙げて力強くゴールしてくれたのはさすがです。 瀬古選手は,前回のロサンゼルス五輪でもド・キャステラ選手に敗れており,これも廻り合わ せかもしれませんが。 最近では,先月の28日(金)の前橋でのランニング学会大会に瀬古選手は不参加でしたが, 中山選手は参加されたようです。これは違う意味で惜しかった。 いま私の流行らしたい言葉は( 願望も含めて ),あまりユーモアがあるとは言えませんが, 「 KK 」 ---- (すんなり,それとなく)気を利かす 「 SA 」 ---- さわやかに明るく または スポーツでアクティブに 「 やることをやれば,結果は後からついてくる 」 他にもありそうですが,なかなか名案は浮かびません。 これからも,色々な競技,ジャンルで,暮れの「 流行語大賞 」に選ばれるように,活躍を されて,数多くの名言を残していって欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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