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カテゴリ:陸上競技
様々な施設と,屋根付の陸上競技場がある ナショナルトレーニングセンター 最近は,天候が不順で,競技会が開催されても果たして,好条件で実施されるか予測がつきま せん。けれども,何とか雨天だけにはならないよう望みたいものです。 ところで,最近の日本での陸上競技の試合の様子が多少なりとも変わってきたのをご存知でし ょうか。 ホクレンディスタンス競技の模様 1.賞金付の大会が出てきたことです。---- 以前にもあったかもしれませんが。(出場料と は別のものとして,純然たる競技をした上での競争料と考えてください。) 現在北海道の6ヶ所で,6,7月に3~4日おきに,ホクレンディスタンスの競技会が賞金付 のレースが行われています。 タイムと順位の設定があり,設定以上のタイムを出すと40万,1位だと4万というように, 最高賞金は44万円となります。(でも,日本記録に近い記録が求められます。) 順次賞金額が下がりますが,これも選手の遠征費用,食事代(強化費)と割り切ってみると, 記録の出る活気の出る大会になるような気がします。 この大会は,中長距離のみの大会ですが,夕方から夜間に開催されるため,五輪,世界選手権 の標準記録突破に向けて,格好の場となっています。 スポンサーのご厚意によって成り立っていますが,継続してほしいものです。 すでに,2戦が終了していますが,緒戦からの予定は以下のようになっています。 第1戦 6/ 4(水) 札幌大会 (15:00~18:10)----11回のレース 第2戦 6/ 8(日) 士別大会 (15:00~18:45)----11回のレース 第3戦 6/11(水) 深川大会 (16:30~20:45)----12回のレース 《 この後に,日本選手権が6/26~29に開催 》 ----------------------------------------------------------------------------------- 第4戦 7/ 9(水) 網走大会 (16:00~19:10)----13回のレース 第5戦 7/13(日) 北見大会 (16:00~19:10)----13回のレース 第6戦 7/16(水) 釧路大会 (17:30~19:20)---- 5回のレース 2.最近は,各レースによって異なりますが,棄権者(DNS)が相次いでいることです。 以前は,対抗戦(または対校戦)形式の大会が多かったので,多種目に参加する選手が多かっ たようです。 現在は個人戦になっている場合が多く,大きな大会を控えている選手は,その方が優先される からでしょう。 近頃は,Web site,ブログなどで,情報がつかめていますので,たぶん棄権とは解っ ていますが,何とか参加してほしいという願望があります。 また,選手が種目を絞っているケースや,ちょっとでもアクシデントがあると大事をとって ---- というケースがよくあるようです。 3.レース中での故障者が多くなった気がします。 これは,使用するグラウンドの表面がかなり硬くなってきており,選手の脚力が対応できてい ないこと。 練習のし過ぎ(ぎりぎりまで追い込んだ練習をしてしまう)で,いざ本番のレースでは,予選 は騙せても,準決勝,決勝ではいうことを聞かないこともあるようです。 現在は,探せば土のグラウンドがあるようです。 できれば,脚(足)にあまり負担のかからない,シンダーやアンツーカーのトラックもあって もおかしくないはずです。 4.特徴のあるトラックが増えたことです。 今年,織田幹雄記念で100mで日本タイ記録を出された福島千里選手(北海道ハイテクA C)のホームグラウンドが室内のトラックだそうです。 冬季練習もみっちりと積んで今季のレースの成果として現われたようです。 他にも,大学に室内トラックが新設されたとか聞きます。 以前もご紹介しました,眼にとても優しく,走りやすいトラックがあるということです。 宮崎の延岡はゴールデンゲームスが西階陸上競技場で開催されています。 ここのトラックの色がやや薄い青色で見やすく,走るのに都合がいいようです。 今年の開催も夕方~夜間にかけて好記録が輩出され,グラウンドの周囲を囲んだ大勢の観衆 に,選手がウィンニンランで一周する光景が実に清々しいものでした。 ちなみに,手前味噌で申し枠ありませんが,私の故郷の中学校,高校とも200m,400m とサイズは違いますが,昔の土のグラウンドが,全天候トラックに模様替えしています。実に 快適に走れそうです。 今季の最大のイベントの北京五輪の最終選考会が今月末に開催されます。 不安のある選手も何とか間に合って,普段の姿を見せてほしいものです。 五輪への参加者も40名の枠があるそうですが,できるだけ多くの選手が選出されることを望 みたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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