マラソンをすると左ひざの横が痛くなる
久しぶりの投稿で申し訳ありません。ようやく確定申告が終わり、少し余裕が出来ました。来店されたお客様の症状です。マラソンが趣味で、よく走るのですが、決まって左ひざの横が痛くなるそうです。決まった場所が痛いのは、必ず原因があります。このお客様の場合は、左のおなかの圧力不足(腹圧不足)により、体重が左の外側にかかった為です。腹圧は、タイヤに入った空気の量をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。腹圧が高いのは、タイヤに空気がいっぱい入った状態です。これならしっかり支えられます。腹圧が低いのは、タイヤに空気があまり入っていない状態です。これですとしっかり支えられず傾いてしまいます。この腹圧不足により、左の外側に体重が流れ、左のひざの横に負担がかかってしまったのです。かかとにある踵骨(しょうこつ)も内側にねじれ、余計に左の外重心になっていました。ですから、この踵骨のねじれや、左の腹圧を高めることで、体の安定が増しました。最後、立っていただいたときに、体が真っすぐなのを実感していただけた様です。左の腹圧が低いのは、おなかの筋肉が弱い為です。それもインナーマッスルです。鍛え方は、どの姿勢でも結構ですので、おなかを引っ込ませ、その状態をキープするだけです。安全・簡単にできますのでお試しください。