Rakuten Tech Blog

この記事は、Rakuten Advent Calendar 2016の12日目の記事です。

こんにちは！楽天の社内情報部門にて、社員向けポータルサイトを担当しているMioです。

今日は、そのポータルサイト、通称RAP（RAkuten Portal）の社内展開についてご紹介します。

こちらは、私達RAP担当のチームメンバーです。着ているのはお揃いのRAP Tシャツ！

RAPは、マイクロソフトの製品であるSharePoint Onlineによって構築されています。
以前はSharePoint 2007で構築されていたのですが、2014年からリプレイスを行い、2015年にリニューアルが完了しました。

コンテンツとしては、各社内ツールへのリンク集と社内ニュースがメインなのですが、その他にも

・社内広報部門による動画
・社員食堂のメニュー
・人事部門によるブログ
・朝会資料

等あり、部門をまたいでポータルサイトを盛り上げています。

またRAPには、ポータルサイトとは別に、マイサイトという各部門専用のサイトが数多く存在しています。
ここでは、その部門の業務に直結した情報や資料が管理されています。

弊社内でも、社員によってITリテラシーに差がありますため、ITツールにあまり馴染みがない社員でも手軽に使えるよう、社員へのサポートには力を入れています。
社内のヘルプデスク経由で受けた問い合わせの対応はもちろんのこと、想定される質問やよくある質問をマニュアル化したり、メッセやテレビ会議でのサポートも受け付けています。
同じ本社内であれば、直接席まで出向いて、マンツーマンでのサポートもしていますよ。
また、私達の席の近くには、RAPの幟を立てていますので、それを目印にこちらまで質問に来てくれる社員もいます。

そんな甲斐あってか、RAPは日本では既に広く活用されているのですが、昨今の弊社のグローバル展開に伴い海外支社が増えてきているため、今年は海外展開に取り組みました。
RAPは元々海外支社でも利用できるのですが、海外ではその存在があまり認知がされておらず、知っていてもRAPは日本のものだと思っている社員もいるような状態だったのです。

そこで、各海外支社にいる、社内コミュニケーション担当者や人事部門とテレビ会議を行い、モニター経由でRAPの概要について説明したり、日本まで来てもらい、操作方法について直接レクチャーをすることで、海外でのRAPの活用を推し進めています。
中にはまだイントラ統合がされていない支社もあったため、そのような場合はインフラ部門に相談し、この機会にイントラ統合も並行して進めました。
その結果、USやEU、アジア支社への展開に成功しています。
日本のコンテンツが目立ったポータルサイトでも、徐々に海外支社のコンテンツが増えてきました。

このようにして、RAPは多くの部門の協力の元、成り立っています。
全社共通のプラットフォームとしての責任をもって、これからも社員の皆さんのサポートを続けていきます！