カテゴリ:Advent Calendar
こんにちは、TECH HRのAyanaです。 Training Teamで、TECH Community向けの研修を企画・運営しております。
2016年はEntry-level TrainingやSecurity Threats Hands-on Trainingなど、 様々な研修に携わらさせて頂きましたが、中でも最も印象に残ったのは、TOEIC対策でした。 この場を借りて、楽天のEnglishnizationとTECH Communityの現状を、TOEIC対策を企画するにあたり学んだことと絡めて、お話しさせて頂きたいと思います。
Englishnization Project とは 弊社のEnglishnizationについては公式ホームページでも紹介しておりますが、楽天がグローバルなビジネス環境で世界一のインターネット企業になるために、2010年に三木谷が打ち出した社内公用語英語化の取り組みで、下記3つのStepで進めています。 私は7月からTECH HR管轄下のEnglishnization Projectを本格的に担当することになり、まずは全員TOEIC800点達成!という目標を掲げて日々奮闘してきました。 TECH Communityの9割以上の社員がすでにTOEIC800点を取得し、Step2に踏み出しており、Step1の社員は残り1割弱なのですが、2010年から今まで一度もTOEIC800点を取得できていない社員に結果を出させるためにはどんなアプローチをしたら効果があるのか・・・。
TOEIC対策企画で発見:受講者インタビューの重要性
その結果、それぞれが抱えている問題点が具体的に見え、研修提供以外にも自習時間の確保やIPテストの調整など、社員によって異なるアプローチができるようになりました。 全員と話し終えてからまだ2ヶ月半程ですが、対象者の20%以上がすでに800点を取得し、対象者の状況がわからずにただ研修だけを提供するよりも、大変効果があったと実感しています。
全員がStep2へ進むにはまだ少し時間が必要ですが、TOEICに限らず、今後も研修を提供するときには、会社の方向性を理解するだけでなく、研修受講者の状況ももっと理解することが大切だとわかりました。
TECH Communityの現状:Global Work さて、Step1へのアプローチを続けながら、続いてStep2 Speaking の研修提供も増やそうとしているのですが、Step1対象者とのインタビューを通してはっきりと見えてきたのが、TECH Community の取り巻く環境はすでにStep3Global Work だということでした。
弊社のリクルーターが世界各国を駆け周りTECH Communityのグローバル採用は急速に進み、世界中から優秀な人材が集まって来ています。
そして2016年10月1日、ついにTECH Communityの日本以外の国籍の社員の割合が半分を超え、
たとえ海外で働かなくても、すでに取り巻く環境はまさにGlobal!! 多くの社員が日常会話で英語を使用し、英語で業務を進めています。 そしてただ英語を話せるだけではクリアできない様々な問題に直面しています。
言語だけでなく文化の違いを超えて、周りの人たちの言動から考えや感情を理解する方法、自分の考えを表現する方法、異文化が交わる会議の進め方・・・などなど、社員が成長していかなければいけない部分がたくさんあり、研修でもフォローすべき問題がたくさん出てきているように感じます。
これからも社員のみなさんとコミュニケーションを積極的にとり、より現状に見合う研修を提供できるよう日々奮闘して参ります!
まだまだ勉強不足・経験不足なので、読んで下さった方々、ぜひ体験談やご意見等、共有頂ければ幸いです。
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Last updated
2016年12月14日 17時56分42秒
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