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正則の山行記録4

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正則の山行記録は1~4まで掲載されています。正則の山行記録3000と正則の47都道府県最高峰も掲載中です。

2024.05.01
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カテゴリ:登山


          (立木観音)

目的地:三国岳(みくにだけ/鈴鹿山脈・標高894m)・比叡山(ひえいざん/比叡醍醐山地・標高848)・三国岳(さんごくだけ/丹波高地・標高959)

実施日:令和5(2023)1015日~19

メンバー:単独Jog Mountain-top Summitクラブ)

琵琶湖の山その1~三国岳(鈴鹿山脈)

 

藤井聡太さん(21)が将棋界八大タイトル全てを手中にした(八冠王)10/12

2023年はこの二人で盛り上がった。野球界の大谷翔平、将棋界の藤井聡太。

国外では人間の愚かさ故に多くの人が亡くなっている。ウクライナ人を殺戮するプーチン。イスラエル・パレスチナの無益な戦いに巻き添えにされる市民。同じ地球でも平和に暮らす地域と人を殺し合う地域がある。救いようのない地球を神様はどう見ているのだろうか。人間同士で解決しろと言っているのかも!日本の二人の天才からなにか学ぶものはないのだろうか。ヒントが隠されている感じがする。

 

今回も遠出登山をしてしまった。今年(5/812)は隠岐の島に行っている。来年は近江国周辺登山をするつもりであった。最近、山登りに精彩をかけ、遠出する元気も無くなりつつある。73才、若いのか年寄りなのか!行けるうちに行こうと決心した。

社会科地図帳で滋賀県を見ると三国岳が三つある。とても気になった。そして近くに山岳信仰、仏教の中心地、比叡山も気になる。ならばまとめて登ればよい。福井・岐阜県境(両白山地)の三国岳は藪こきがあることが分かった。日没を考えるとリスクが大きい。無理は禁物。ここは省くことにした。

掲載省略/体調異変か~の巻。

1015()

我家(船橋)から東名高速を使い、三重県いなべ市六石高原ホテルへ。

(以下省略)

この一週間の天気予報は上々である。本日の雨を除けば。

前日の雨が長引き、朝になっても雨は止まない。これから強くなるらしい。雨を覚悟して早朝出発。

東名高速で用賀から東京料金所間は工事中。渋滞があり、工事の所為だと思ったら、工事はないものの工事区域内エリアで若者同士の車が追突していた。雨で濡れている若者は救急車を待っているのだろうか。(工事)車線規制に加えて事故も重なったのである。

この雨は静岡を抜けてから愛知県に入り、止んだ。途中パーキングエリアに寄りながら、ゆっくり走る。

今日は鈴鹿山脈の麓で一泊する。おそらく時間をもてあそぶことになるだろう。

湾岸長島PA1235分に着いた。鈴鹿山脈がよく見える。このままホテルに行くと午後2時である。いくら何でもチェックインには早すぎる。土産物コーナーを覗いたり、車の中でスマホをいじったりした。充分休んで出発。私のナビは古い。ナビに載っていない新名神を直進してしまった。(東海環状自動車道大安(だいあん)ICまでしか登録されていない)そういえば一昨年も同じミスをしている。一つ先の菰野インターまで余計に走ってしまった。時間もまだ早いし、いいかと慰める。

結局、230分に着いてしまった。ガソリンを補充しようとスタンドを探す。日曜日なので休業中が多い。小規模なスタンドが開いていた。満タンにして、ホテルに戻る。車を置いて、カメラを持ってホテルの周りを散策した。丘から鉄道2路線が見えた。

    (*1三岐北勢線その左奥に三岐藤原線がある)

前から不思議に思っていた。こんな小さないなべ市に路線が二つある。二つとも三岐鉄道である。

まだ時間がある。荷物を持ってロビーで休憩した。

4時前にデスクの男性から声がかかり、部屋のキーをもらった。温泉も同じ建物なので着替えをして、温泉に浸かる。

前回も来ている、リラックスである。この山行で4(リーズナブル)したが一番良かった。清潔、洋室トイレ付、料理OK。旅館、民宿よりホテルの方が落ち着く。という結論に達した。

1016()

曇り空である。朝食を済ませ、国道306号線を進む。山中に入ると霧が濃くなる。やばいなあ!

730分にトンネル手前、東鞍掛峠登山口の駐車場に止まる。先着車が一台あった。雨である。ここまで来て登らないわけがない。着替えを始める。するともう一台駐車場に入って来た。若い男性の登山者が降りて、次に女性2名も降りて来た。空を見上げていた。彼らも登るのかなと思ったら、山を下りて行った。

確かに雨の中を歩いても面白くない。同感である。私もそうしたいがそうはいかない。遠方から来ている。雨中行軍を覚悟して、755分に出発。

工事用モノレールと30m平行して歩く。ここからはずっと登りが始まる。鞍掛峠まで23分。また例のモノレールと再会である。ここは十字路になっている。左は鈴が岳、右は三国岳である。

急登を登ると16分で焼尾山分岐に着いた。モノレールは焼尾山へと続いている。こちらはロープで遮られている。立入禁止とは書かれているが、なにも理由が示されていない。危険でも工事中とも書かれていない。なら行こうと右折(焼尾山)する。尾根伝いを6分進んだら、「焼尾山」の標識があった。今回、最初の山頂である。

分岐に戻り、後は長い尾根伝いを歩くのだと思う。霧雨はつづく。直進する道と右折する道がある。標識もない。踏みあとから判断して右折する。そのうち道は下降を始める。標識が見当たらない。ミスをしたのかと疑心暗鬼である。終には鞍部まで下がる。周りの景色も見えない。地図を開く。断定はできないが方向的には良さそうだ。登りが始まった。それにしてもなかなか標識に出会わない。

あった!ケルンの上に一つ標識がある。漢数字の三ではなく、二にしか読めない。三国岳の最高峰であるのだが、深く考えてみるとまだ二国岳でこの先が三国岳だとも暗示(示唆)しているのかも!

さらに10分進むと木に括り付けられた標識がある。3(三重県・岐阜県・滋賀県)にまたがる頂上なのである。

まだこの先に三角点がある。ここから80m下らねばならない。烏帽子岳分岐まで降りた。さらに降りるが道が曖昧である。見通しも利かない状況であり疲れてきた。弱気になっていた。ここで事故を起こすよりも引き返した方が無難だと判断。

来た道を登り返す。頂上に956分。ちょっと不満が残るがしょうがない。パンを一個食べる。湿っぽく陰気な頂上である。ここを目指す人がいるのだろうか。人にはお薦めできない。私みたいなピークハンターオタクならしょうがないが。

また晴れていれば気持ちも明るくなって違うのかもしれない。天気予報では晴れだったのに。運が悪いと諦めよう。

長居は無用、15分休んで引き返す。

一旦鞍部に降り、登り返す。ホッとする。尾根道を進む。

直進か右折か迷ったところに着いた。唯一の登山者に出会う。下から急に上がってきたのでびっくりしていた。やはりこの人もスマホを出して調べていたらしいが直進するような様子だった。どちらに行くか聞いてみたら、三国岳である。ここに一つ標識があると良いと思った。(特に悪天候時に必要である)この先の様子を教える。彼から感謝の言葉を何回も頂いた。山仲間である、そこはお互い様である。

さあこれから登山者も増えるのかな!尾根道を進むと時々、雲の切れ間から近くの山も見えて来た。

焼尾山分岐に到着。滋賀県側の国道沿いの景色が伺えた。これから晴れるのだろう。

   (今は狩猟期。登山者は鈴を付けて)

鞍掛峠に着く。直進する鈴ケ岳の方が人気ルートかもしれない。

20分で登山口に着いた。車が随分止まっていた。工事用のモノレールの台車が降りて来た。どこで工事しているのかわからないが、人が乗っていた。駐車場手前の工事車両エリアへ進んで行った。丁度昼食時間でもある。

20分休憩し、12時丁度にここを出て、宿泊地大津市へ向かう。

鞍掛峠トンネルを抜ける。ここにも登山口があった。車が数台あった。

滋賀県の麓へ進む。途中、猿の群が道路を横断していた。晴天である。のんびり走る。ナビ任せなのでどこを走っているのかわからない。新幹線と平行しているところもあった。

まだ宿には早いので、道の駅・竜王かがみの里に寄る。なんと休業中である。国道1号線に入る。一度道を誤った。修正して、石山寺方面へ進む。宿手前で1本道を早く曲がったため、山中に入ってしまったが、立木観音の長い参道の裏道に出て、宿(南郷温泉)へ着いた。午後3時前である。

まだ早いが宿に入れてくれた。夕食まで時間がある。ご主人に散歩してくると出かける。そういえばここら辺に立木観音がある。往復しても2時間。5時には戻れるだろう。

車なら10分ほどで行けるらしい。昔の参道らしいが裏道で行って見よう。(ゆるい登りがつづく約3キロメートル)今は地元の人しか使わないのだろうか、案内板もなかった。工事関係者の人に会っただけで、1時間で立木観音に着いた。

空海さんが開いたお寺だそうだ。帰りも歩いて帰ろうと思ったが、バスで帰ることにした。階段を下りたら結構きつかった。南郷温泉の長い参道から歩いて正解だった。車道に出たら、バスも多い。10分待って乗れた。ちょっとしたハイキングになってしまった。

三国岳と立木観音で約10Kmとなった。まだまだ私は健在である。

夕食後、明日の朝食代わりにおにぎりをお願いしていたので宿泊代の精算とおにぎりを頂いた。

参考

*1三岐鉄道(さんぎてつどう/株主:太平洋セメント。三重県と岐阜県<関ケ原>を結ぶことを目的としていたことに由来する)

路線が二つある。三岐線は藤原岳のセメント輸送の為、開設され、旅客輸送も始まる。北勢線は近畿日本鉄道から譲受して運行。車両は軌間が違うため、両路線の間の互換性はない。

*2鞍掛峠(くらかげとうげ):

伊勢と近江を結んだ鞍掛峠(791)は、その昔「胸突八丁」といわれた難所で私達の先祖が京都本山へ納骨に参った道であり、御多賀参りに寿福を念じた道である。一方近江の人々にとっては伊勢参宮の下向した街道で、両国の文化交流の道であった。今は国道306号鞍掛トンネル(長さ745m標高625)の開通で、ただ昔をしのぶ歴史の道と化した。

第五十二代嵯峨天皇の弘仁元年(810)薬子の乱で都を
逃れた参議藤原仲成がこの峠を越えて当町西野尻に隠住したという伝説がある。また、峠の名は、第五十五代文徳天皇の天安二年(858)第一皇子惟喬親王が右大臣藤原良房の追討を逃れ都落ちをせられた時、この峠で馬の鞍をはずして休憩をせられた故事にちなんで名付けられたもので、古くは竜草峠とも呼んでいた。天文十三年(1544)十月には俳諧師宗牧が江戸に下る際うたった「あとや雪しまきよこぎる笠やどり」の句

が残されている。こうした数々の歴史が秘められた道が鞍掛峠である。(藤原町教育委員会)

記録

1.  コースタイム

(歩行時間:3時間31分)

鞍掛トンネル東登山口7:55~鞍掛峠8:18~焼尾山分岐8:34~焼尾山8:40~焼尾山分岐8:48~三国岳最高峰9:30~三国岳9:40~烏帽子岳分岐9:48~三国岳9:56/10:10~直角分岐10:50~焼尾山分岐11:05~鞍掛峠11:20~鞍掛トンネル東登山口11:40

(標高差277m、歩行距離6.2Km)

日の出時刻6:00/日の入り時刻17:18(三重県いのべ市)

2.  費用(近江国周囲山行全行程)

ガソリン代        9611

ETC代          16410

宿泊代(4)       31110

有料道路(奥比叡ドライブ) 2400

ロープウェイ、ケーブル代 2280

拝観料          1000

 (車両/走行距離 1142Km)

3.  地図


次回は比叡山です。







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Last updated  2024.05.01 05:29:29
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