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最近読んだ本です。
巷に出回っている少子化対策がいかに怪しいかを解説した本です。 統計学の用語が頻繁に出ているのでちょっと堅苦しい感じを受けますが、内容自体は非常にわかりやすいです。 この本を読んで興味深く感じたのは、国家やマスコミが自分達に都合の良い主張を行うために、いかに事実を捻じ曲げているかということです。 今までも、そういうことは行われているだろうと感じたことはありましたが、実例を見せられると、あまりの酷さに唖然とさせられました。 ちなみに、著者が言いたかったのは、この部分よりは、国家が個人の生活設計にまで口を出すべきではなく、結婚しようがしまいが、子供を産もうが産むまいがは個人に選択する自由があり、どちらを選択してもそれによって不当に利益を得たり罰せられたりしないような国、すなわち「選択の自由」と、少子化によって負担が生じれば、それを公平に分配するような社会が良いのではないかということです。 そう考えていけば、年金問題はおのずとその解決策が見えてくるはずだということでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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