3303636 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
April 30, 2023
XML
カテゴリ:エレキギター


Richard Electric Sound というブランドは個人制作のエフェクターブランド。石橋楽器が取り扱う、知る人しか知らないマニアックなペダルの1つ。 そんなRESの中でラインナップする“Sound in Glory”は、究極のウォームサウンドを追求したオーバードライブ系ペダルとのことで、シンプルなシングルノブで名前の通りウォームサウンドを体感することが出来るわけ(謎)




大量生産ではないことから、同じ製品名でも1つ1つの内部基板やパーツ、配列が全て違います。それが逆に情熱を感じました。こだわり抜いたパーツを使って丁寧にPOINT TO POINTで仕上げていることや、装飾の芸術性も高い。特に今回手に入れた個体はRESの中でも初期個体で配線処理や使っているパーツが後の仕様とも少し違い、手間暇がかかっていて仕上げがメチャメチャ綺麗です。




「ウォームサウンド」と聞くと「こもった甘いサウンド」とイメージしてしまいますが、実際のところBOSS OD-1を主体とした様な、いなたく太いサウンドのオーバードライブでした。 “Vitamin-Qオイルコンデンサー(Black Candy)”を使っていることを謳っているように、Black Candyを積んだギターのトーン回路を絞ったときの音質に近いんですが、削れてしまうヌケや金属的な倍音成分や高域、サスティンがジュワッと出て何故か抜けてくる。とは言えエッジが立ちすぎておらずウォーム。




良く分かりませんがトーンを絞った音質に対して、別のルートでブーストした原音をブレンドした様な独特な響きを持っています。トーン回路を用いた音・・・ありそうで無かった。そして使える音です。今回はBlack Candyですが、これをバンブルビーやタイガーに変えても面白そう(やりませんが)

2wayのミニスイッチ(Warm Select Switch)では

右上:Red Warm(レッドウォーム)
出音に勢いのあるウォームサウンドが得らピッキングニュアンスによる繊細な演奏が可能です。

右下:Blue Warm(ブルーウォーム)
歪みの粒が非常に細かいウォームサウンド。歪んでいない歪みとして捉えられるような、非常に独特のサウンドを得ることができます。

共に良いサウンド出してました。 Red Warm(レッドウォーム)ではソロ等で主張したい時に踏み込むと図太い音圧と共にリードサウンドを主張してくれます。Blue Warm(ブルーウォーム)はローゲインやクランチで弾いても追従性が良く音楽的で味のある飽和感が素敵です。タッチレスポンスは鋭いんですが柔らかくギャンギャン言わないので素敵に鳴ります。

個人ビルダー恐るべし。斬新です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 30, 2023 08:00:07 PM
コメント(0) | コメントを書く
[エレキギター] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.