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カテゴリ:美術館・博物館
大阪中之島美術館が開館し、開館記念のオープニング展(2022年2月2日から3月21日まで)をやるというので見に行ってみた。場所は中之島西部の関西電力本社ビルの西側(昔の阪大医学部施設類があった)です。 名称が「大阪中之島美術館」とあり、一般的な国立やら公立などの管理組織名が付いていない。それが、訪問者に奇異に思われるねえ。 このサイトも情報量が薄い。 ![]() ここはずっと工事が繰り返されてきた無機質の風が吹く場所。ABC朝日放送を川向こうに望む。 近所に、私が時々悪口を書いていた国立国際美術館があります。 ・行ってみると(日曜だったので)、行列が長く混雑に驚く。前評判も聞いていないのに。前売りのチケットを多く消化したのかと推測したわ。 ・ちなみに入場券は1500円です。この値段から、展示物が弱いことが論理的に分かる。なぜか、QRコードが印字されてスキャンする手間を掛けてる。 ・建物は見かけ上は大きいが、施設内は安普請の建物ですよ。白と灰色と黒が基調です。 大手の美術館にある落ち着いた色調・雰囲気が乏しい。 ・なんか、大手のホームセンターか博覧会のパビリオンみたいです。そのうち、物産展示場にもなる予感がする。 建物周辺を歩くと、なぜかサントリーの自販機が目立つので悪い予感・・・ 美術館のような公共性ある建物に不適だし、キリンやアサヒより質と味が格下で、やたらに製品のマイナーチェンジを繰り返すサントリー自販機があるのは疑問・・ その理由も、入場してから分かったが、サントリーミュージアム[天保山]の休館で発生した展示物をここに移管したようだ。 大阪中之島美術館に関するマトモな解説文は、公式サイトより実はWikipediaと考えられる(苦笑)。暇のある人は、これらを読みこんでください。。 参考:このWikipediaにある【管理・運営の記述】 PFI法に基づく公共施設等運営事業「コンセッション方式」を日本の美術館として初めて導入した。 2019年の地方独立行政法人大阪市博物館機構による募集手続きで株式会社朝日ビルディングが優先交渉権者に選定された。同社が2020年に設立した特別目的会社「株式会社大阪中之島ミュージアム」が運営する。館長や学芸員は大阪市博物館機構から株式会社大阪中之島ミュージアムに出向するという形をとる。 結論、なぜこんな中途半端な展示場を作ったのか疑問である。展示品も良くない。サントリーなどの商業ポスターの率が高い。美術館としてのマトモな研究スタッフが貧弱そうだ。 500円なら2回目の展示に行く程度の会場だよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月21日 23時51分10秒
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