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2006年07月11日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 
ガンと体のシステム


ガン化 ―― プロセスと各段階の掛け合わせ方程式
遺伝子損傷(欠失ではなく)点変異である ガンは点変異の方が大きい 弱い放射線は環境物質との相乗作用がある


免疫モデル
――
  先天免疫×後天的に覚えるシステム。 要点は胸腺。 例はエイズ。進化の知恵。
日常
体を形作る約60兆個の細胞 のうち約500億個が白血球を含む免疫細胞。
日々、10億個(1x109個)のリンパ球(免疫以外を含む)が入れ替わっていく。
その他、老廃細胞や雑菌などを免疫は日々処理している。


先天免疫

 多くの免疫細胞は骨髄で作られるが、腸の粘膜、肝臓でも作られる。
 一般的に説明されるルートとして、マクロファージを始めとする白血球が骨髄でつくられる。
 マクロファージは先天的に異物を認識して、なんでも食べて、内部で酸を出して異物を殺し、自分も死ぬと腎臓から排出される。


後天免疫

 骨髄で多くの免疫細胞は作られるが、そのとき備わっている異物認識――先天免疫は、何百万?もだかの膨大な種類の「異物各々のパターン」を認識するので、これに合わないものが生じる。
 ウランを抱え込んでα線で失調したマクロファージなどもこれに入りうるだろう。
 それはともかく、先天免疫だけでは世代ごとに変化する外界に対応できないので、後天的に免疫を学習するシステムがある。
 胸腺でその情報を受け取って、白血球などの免疫細胞は全身に散っていくわけだが、マクロファージは再び胸腺に戻ってきて、異物のかけらに顔を出させ、その異物情報をヘルパーT細胞に伝えて、これがキラーT細胞に情報を伝えて、異物を攻撃する。
 こういう情報システムは、異物ごとに機能を形成し、たとえば結核菌などでは、対結核システムが初めて形成されるにしろ、ヘルパーT細胞に記憶が残っているにしろ、システムが機能し始めるには時間がかかる。

 (このシステムは情報伝達で成り立っているので、α線の影響で情報が狂いやすいだろうと思う。)
 エイズ(HIV)ウイルスは、マクロファージに食べられることでその中に居座り、数年潜伏してヘルパーT細胞に移動して、ヘルパーT細胞群を乗っ取る。
 ウイルスにやられたヘルパーT細胞が増えるせいで、ちゃんと免疫の働きをするヘルパーT細胞が減って免疫が弱くなり、あらゆる病気にかかりやすくなる。 これが、エイズだ。

 胸腺は、成人すると小さくなっていき、60歳では1/10になる。
( つまり、病気を憶える必要は年を取ると減っていくからだろう。 同時に、胸腺は学習器官な分ナーバスだから不必要に活発だとバグを起こすとか、体力と知識がついているのにむだに胸腺で学習期間を過ごすな、ということなのか、いや知らないんだけど。)

 ガン細胞への攻撃が始まるのは、ガン細胞が特徴的な一部分(抗原)を覗かせてるとか振る舞いが変わるとかしてからで、それまでガンは気づかれずに大きくなっていく。早く気づかれて免疫で消滅させられるガンが殆どだが、たまに、気づかれた頃には免疫で勝てるかどうかわからないぐらいになっていることがあって、これが病気としての癌となる。

 



 毎日、6000個のガンが発生している。肺には70億から350億個ものマクロファージが存在する。
 入り込んだ雑菌・微粒子はマクロファージに食べられて片付けられる。

粉塵

 2.5μという数字がよく出るが、これは粒子が血管内に入り込んでしまう数字。
 このためディーゼルの排気が問題にされている。
 しかし、それはマクロファージが片付けることになっているし、どういう経路で粉塵が障害を発生させるのかはわかっていない。


ウラン微粒子の放射能

 肺胞の 総数は、両方の肺で約6~8億個です。 総表面積は90~60m^2(Mの2乗)
 肺の重さは男性で1kg。肺胞の厚み、表面からの平均深さは、16μmになる。(これよりも深い部分は、空気で空) これくらい浅いと、α線(浸透距離40μm)がすべてに届く。

 α線による被爆を集中的に受けるのは、肺からの吸入被爆だが、一般に自然の場合ほとんどがラドン気体により、世界の平均1.2mSv /年 である。
 室内での世界的な平均ラドン濃度は 39Bq/m. 3. であると推測され

ウラン238粒子
 たとえば仮に、 1mgのウラン塵を吸い込むとする。
 1mgのウランは二酸化ウラン粒子で、0.45mm立方角の分の体積になる。
 1mgの劣化ウランは、毎秒15本のα線を出す。
 肺中空気を5リットルとすると、300Bq/m^3に相当する。
 チェコ の室内ラドンは平均濃度140 Bq m-3だから、チェコの濃度の平均より高いところ並みだろう?。
(室内というのは室内汚染なのかも知れないし、室内には半日しかいないかもしれないが。)
(ラドン鉱山では、(労働時間中に?)、250Bq/m^3まではホルミシス効果があるというデータがある。(肺ガン率が低下) 
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/y-kato/job/ronbun/robun.2.files/fig.5.JPG)

 ウラン238のα粒子/本 =>1.34×10^-8mSv/kg
 劣化ウラン1mgの場合、
 15本/秒・肺1kg→=130万本/日、→=6.34mSv/年

 しかし、ラドン泉のある所の住民(たぶん従業員)は、125mSv/年(×(実質時間1/5?)=25mSv/年?) 受けているが、健康影響は見られなかったという。
 (これは、吸引被爆だけの数字ではなく、もっと被爆効果の薄い外部被爆も含めているだろうが、それにしても、1/5としても、ウラン1mgの4倍に相当する。)

 ウラン1mgは、→6.34mSv/年
 バイスタンダー効果を加えて、6.34×30=190mSv/年。
 臓器による効果比を掛けると、×3=570mSv/年。

 放射線の健康影響が始まるのが、急性被爆で200mSv/年と言われるのでラドン泉では、慢性とはいえ、住民に影響が出始めていいはずだが、出ていないと言われている。調査量は少ないが。
 それは、――急性と慢性の違いか、調査人数の違いか、もともと生物効果比20が慎重にも余分に高いせいか、バイスタンダー効果の影響が×30より低いのか、肺は雑菌との戦いの場所なので免疫のおかげで×3はじつはもっと低い、労働時間と24時間の差なのか――
 なんにしろ、1mgのウラン吸引のα線は世界的にいってよくあることの範囲と思われる。

 その上で、
 量の問題として、
 「1mgのウラン238=二酸化ウラン粒子で、0.45mm立方角の分の体積 前後の量」 を、何かの間違い以外で日常的に吸い込んで蓄積したということが考えられるレベルだろうか?どの程度が考えられるか?

 減損ウランの可能性は重大になってくる。
 減損ウランの可能性→「実態との比較」のなかの「減損ウラン」参照。(→目次)

 あるいは質の問題として、
 ウラン微粒子の どこが自然界と違う のだろうか?



癌免疫
   代謝と掛け合わせ方程式

 ガン細胞は、毎日3~6,000生まれているという。
 それ以上に、遙に多くの何十億の老廃細胞が処理されている。
 NK細胞で全身に1億。重量割りで肺に160万個。(あるいは、全身に10億、50億とかよくわからんが。)
 ガン細胞が一桁増えてもガン細胞には勝ち目はない。
 すると、ガンになるかどうかは、どのレベルの時にガンと認知されるかだと考えられる。
 他の病気のでもかなりそうなのでは?

 とはいえ、煤塵問題にせよ、感染症にせよ、放射線による癌にせよ、かなりのていど「量」が問題になるわけだが、それはたぶん、大量の放射線を浴びたときは、癌以外にも免疫力全体を弱めるからではないだろうか。
 免疫が弱まると、NK 細胞の活性度も弱まる。つまり、認識力も弱まるはず。それで見逃すガンが増える、と。
 
 また、身体全体の免疫細胞が遠くから駆けつけられるわけがない。近くのリンパを泳ぐものだけがやってくるだろう。病気の時に免疫細胞を量産しても、有効には届かないだろう。だから密度あたりの免疫細胞が必要な面もあるだろう。

 そういうことをまとめると
方程式で書くと
 癌確率=(見つけにくさ係数)×(癌細胞密度/免疫細胞密度)
 免疫の力に余裕があるときは、見つけにくさが要点だ。
 免疫が弱まっているとき、ある程度病気を認識する段階になったか、急性被爆・急性感染の場合に密度が重要になってくる、と。
 まあ、この式は理解の仕方だが。 

 癌の種だけが撒かれたという状態では、重要なのは、偶然生じる「見つけにくさ」だろう。
 加えて、免疫力が落ちていると密度が減って、量的に不利になる。
 すると、免疫機構に知らせに行く余裕がなくなる・・

 で、ガン免疫を詳しく調べると、今年出てきた解説がhttp://www.nco-clinic.jp/page17.shtml
ガン免疫システム
 ガン細胞に先に働きかけるのは先天免疫(自然免疫)のNK(ナチュラルキラー)細胞。
 NK細胞はガンを嗅ぎつける力はなくたまたま遭遇する。また一つ一つがすべてのガンを見分けるわけではなく、対応には種が分かれる。
 (ちんぴらと巡査みたいだ)
 ガン細胞はこれをごまかそうとする。ごまかし方も一つではなく、そうしてごまかし続けられるとNK細胞もぼけてくるのか 癌患者ではNK細胞の活性が弱まっているそうだ。
  (まるで暴力団に成長したヤクザと警官の癒着である)
 しかし、弱ってきた状態の癌は逆にNK細胞の刺激でかんたんにやられていくそうである。
  (組長が弱気になったときの手下がかんたんに罪を認めてしまうようなもの)

 まともなら、NK 細胞が免疫機構をせっついて、ガン攻撃のT細胞が通常の100倍の効果で作り出される。
  (警察でいえば○○集団撲滅作戦である)
 T細胞は、対象のガンの位置を嗅ぎつけてガンに近寄ってガンを退治に集まる。
 しかし、ガン細胞は常にその顔を変えてごまかそうとする。
  (組のバッジを変える)  
 そして、再びNK細胞が見つけるように巡回する。
 
 ガン細胞が癌の塊になるには年月がかかる。巡査の顔色をうかがっていた慎重なちんぴらが、大組織の親分に成長するには年月がかかる。 

 というように、なかなか人間ドラマくさいものらしい (^ _ ^ やっぱりね)。
 人の身体は、進化のなかで多くの生き物を吸収してきたのだからそれらが今も体内で息づいているのだろう。 

 (また、NK細胞も完全に先天的な識別能力をもっているわけではないらしい。教育や養育が必要のようである。
  医学も変化している、というよりは生き物のシステム自体が進化の途上にあって、たまたま今の形をしているというべきだろう。 
  http://www.kenbijin.com/zyouhou/natural-killer.html )
  

目次 ウランと放射線とガン
 








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最終更新日  2006年07月14日 21時41分58秒
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