安倍晋三首相が内閣官房副長官だった2003年に,介護事業所の不正申請で行政処分を受けたコムスンの親会社,グッドウィルの折口雅博会長(45)とコムスンの広報誌で対談していたことがわかりました。
安倍首相が対談したのは2003年の「
コムスン通信」10号。折口氏が介護事業に参入した動機などを語りながら「『家族は愛を,介護はプロに』という考え方です」と自己紹介。
安倍氏は介護保険制度に触れながら「やはり民間の方の機動力で『事業が成り立つ』ことが大切」と民間活力導入論を強調した上で,「コムスンは一生懸命やっておられる」とコムスンを“称賛”する場面も。
介護事業の課題に移ると折口氏が「スタッフの確保」をあげ,「来年は1,000人を採ろうと思っていますから,たぶん(日本で)1位になると思いますよ」と豪語。安倍氏は「高卒者1,000人を採ると1位ですか。それはすごい」と同社の拡大路線を評価。二人が握手を交わす写真も掲載されています。

掲載された写真(既にサーバーから削除?)
「
コムスン通信」はこれまでに23号を発行。安倍首相との対談号は折口会長が記者会見した6月8日までは同社のホームページに掲載されていますが,その後はなぜか,表紙のみで,内容を見ることができなくなっています。
安部首相側からの政治的圧力でもあったのか,と思わずにはいられませんでした。