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赤組☆へべれけ観戦記

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2006年04月23日
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【JFL前期第6節】
 ◇日時  2006年4月23日(日)13:00
 ◇場所  岡山県笠岡陸上競技場
               0-0 
  三菱水島FC   0     0 FC琉球
               0-0    



 三菱水島FCがJFL昇格36試合目にして、初めての無失点ゲーム。
 笠岡での勝ち点は、昨年の第7節(5/4)のSC鳥取戦(1-1)以来、史上2度目。 私は、その鳥取戦を見ていないので、私自身にとっては、笠岡でのベストゲームです。

 12時20分過ぎに笠岡スタジアムに到着。昨夜来の雨も朝方にはあがって、薄日がさし、風も弱く、サッカー観戦にはもってこいのコンディション。
 カレーパンを食べながら、練習風景を見るのも幸せな時間です。(笑)

 

 
 スタンドは、前回より、少し多いような感じ。やはり、前節での初勝利が効いたんでしょうか?
 
 琉球サポは、バックスタンドに4人ほどが陣取り、声援を送る。あの太鼓を叩きながらの沖縄独特のリズムの応援は見られず、小さな太鼓を叩きながら、「FC 琉球!」コール。メインスタンドにも、琉球を応援されている人がチラホラ。
 沖縄から、岡山まで応援に来るには、時間もお金も大変です。本当に、お疲れさまでした。
 
 水島サポは、メインスタンドホーム側に、10数名のほぼフルメンバーで、大きな声で声援を送っていました。
 また、ひさびさに、バックスタンドには、地元笠岡の有志によるジェンカ隊。太鼓を叩きながら、1列になってジェンカを踊ったり、透明のビニール傘を振っての応援と、JFLでも屈指のユニークな応援スタイルです。 

 
 水島の先発メンバーは、前回のホームゲームと比べると、6渡辺(晋)、川口、15和泉が入り、高松(剛)、檜垣、高畑は控えです。
一方、FC琉球は、Jリーグ経験者をズラリとならべたゴージャスなメンバーで名前負けしそうです。ただ、「元」Jリーガーという亡霊に怯んではだめです。 
 193cmの長身のタチコ選手は、本当に不気味です。
選手入場と共に、サポーターが用意した赤い紙テープがグラウンドに投げ入れられる。
 
 試合開始後、立て続けに、FC琉球のコーナーキック。セットプレーによる失点を重ねている水島FCだけれど、今日は集中して守りきった。
 その後、右サイドからの22石川選手の鋭い上がり、左サイドからも15和泉選手の仕掛け と、何度か水島もチャンスを迎えるけれど、得点につながらない。
 前半25分には、琉球タチコ選手のシュートをキーパーの永富選手がファインセーブ。
 高松健太郎選手は、ボールをキープできるもの、マークがきつくて、効果的なパスがほとんどだせなかった。前半は、無得点のまま終わる。 

 
 後半に、勝利にこだわった方が勝つような気がする。
 後半は、水島FCペース。堅い守りからのスピーディーな両サイドからの上がりで、相手を何度も崩すが、シュートまで至らない。
 選手交代で、檜垣選手をトップ下に投入。ワンタッチのすばやいパスで相手を翻弄。リズムがよくなってきた。
 ただ、檜垣選手は、ゴール前で2回、決定機があったが、シュートをせずにパスしたのが悔やまれる。
 そして、FWに高松剛太郎選手を投入。ロングボールに対しての反応はすばらしく、巧みに相手DFをかわして、なんどもゴール前に迫る。完全に、スピードでも上回っていた。
 後半30分には、剛太郎選手が相手DFをかわし、GKと1対1となり、だれもがゴールを確信したけれど、キーパーに当たったボールは、ゴール方向に転がっていったが、惜しくも左ポストの外へ。観客席は、歓声からため息へ。
 さらに、高畑選手を投入。勝点3を狙って、最後まで、懸命の攻撃が続く。
 FC琉球も時折、強引な突破から、目を覆いたくなるような決定的な場面が2度、3度とあったが、GK永富選手のファインセーブ。
 最後の最後は、ちょっと攻め疲れ、無情にもタイムアップ。0-0の引き分けに終わる。

 
 体格と技術から見れば、あきらかにFC琉球の方が上。しかし、勝利(ボール)に対する執着心やスピードでは、水島FCの方が上回っていた。
 中盤で激しくプレスして、水島FCがボールを奪うシーンが目立った。琉球のタチコ選手は、意外にも足元のボールを取られる場面が目立ちました。
 また、背の低い水島の選手は、ヘッドでも厳しく競り合っていた。また、剛太郎選手が何度も相手のDFを突破していくシーンは圧巻だった。
 スポーツに直接関係ないことだけど、水島FCの選手は自動車をつくって、世の中に貢献している。FC琉球の選手はプロなんだから、サッカーを通じて、地元の人たちに勇気や感動を与えるしかないんだから、もっともっと、勝利にこだわったゲームをしてもいいんじゃないでしょうか?ちょっと、淡泊な気がしました。
ただ、水島も、「自動車をつくっているから、(仕事がきつくて)負けたんだ」なんて言い訳せずに、だまって、「自動車をつくりながらも、サッカーもしっかりやる」のが、カッコイイのです。

 観衆は、326人。YKK戦より、+9人です。YKKサポが60人くらいいたのを考えると、まずまずでしょう。
 スタンドが大いに沸くというのは、今までは、味方のGKのファインセーブと、相手チームにイエローカードが出たとき。そして、たまーにある、水島のチャンスといったところでした。
 しかし、だんだんとお客さんの目は肥えてきて、中盤で果敢にボールを奪ったり、身体をはった守備などでも、大きな歓声があがります。たとえ、勝ち星につながらなくても、気持ちの入ったプレーは、確実にお客さんに通じていると実感しました。
 試合に出ていない選手は、一度、スタンドの真ん中で座ってみると、価値観がかわるかもしれません。
 試合後のインタビューでは、GKの永富選手の声は、ガラガラ。本当に、試合中、大きな声がよく出ていました。
 ホームで勝点3を欲しかったけれど、お客さんも満足のゲームだったと思います。あとは、勝利の喜びをプレゼントしてほしいですね。






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Last updated  2014年08月23日 11時41分28秒
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