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昨日の秘密のケンミンSHOWで、「年間スポーツ観戦料金が最も少ない県民」として、岡山県が11円と紹介されたそうだ。
11円という数字は確認できないけれど、出典は、おそらく総務省の家計調査だろう。 家計調査の調査世帯数の割当ては、次のとおり。 【地域】 【市町村数】 【二人以上世帯数】【単身世帯数】 全国 168 8,076 673 県庁所在都市等 51 5,436 453 総務省の家計調査によると、平成21年の1世帯当たりのスポーツ観戦料の全国平均は705円。 都道府県単位の数字は、よう調べられんかったけれど、県庁所在地及び政令指定都市の51市の上位10市及び下位10市は次のとおり。 仙台市、札幌市、広島市が上から3つ並び、福岡市は6位。プロ野球とJクラブが揃った地方ブロック中心都市が目立つ。(昨年のプロ野球のホームゲームは年間72試合、Jはカップ戦を入れても、試合数も入場者数も、プロ野球の比ではないけれど) 意外にも、阪神タイガースのお膝元、神戸市、大阪市は、30位台。 なぜか、下位4都市は、Jクラブのある都市が並んでいる。 その中でも、岡山市の9円が突出している。ファジアーノがJ2昇格したシーズンであるにもかかわらず・・・。 おそらく、岡山市の調査対象世帯数は、100世帯程度。ということは、100世帯の中で、誰か1人が1,000円のチケットを1枚買ったんだろうか?そもそも、この調査は、お父さんの小遣いの使い道まで、細かくチェックされるものだろうか・・・? 01 仙台市 4,793円 野球 J2 02 札幌市 2,756円 野球 J2 03 広島市 2,490円 野球 J1 04 浜松市 1,760円 (J1) 05 大津市 1,663円 (JFL) 06 福岡市 1,486円 野球 J2 07 新潟市 1,442円 J1 08 東京都 1,413円 野球 J1 J2 JFL 09 さいたま市1,178円 野球 J1 10 大分市 1,051円 J1 30 神戸市 370円 (野球) J1 33 大阪市 348円 野球 J1 J2 41 京都市 222円 J1 JFL 42 秋田市 215円 JFL 43 那覇市 210円 JFL 44 熊本市 179円 J2 45 青森市 162円 46 鹿児島市 129円 47 高知市 128円 48 富山市 112円 J2 49 静岡市 109円 J1 50 徳島市 52円 J2 51 岡山市 9円 J2 JFL ちなみに岡山市の過去のデータのとおり。 平成16年 473円 平成17年 1,108円 平成18年 409円 平成19年 427円 平成20年 86円 実際には、平成21年の桃スタの入場者数の大半が岡山市民であったにもかかわらず、平均が9円とという「異常値」になったのは、たまたま、調査対象が偏っていたということだろう。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年10月09日 11時19分42秒
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