エコロジー･リアルタイム･ボイス

生肉を食べ中毒で死傷者を出した【ユッケ事故】　一部の報道機関やｱﾅｳﾝｻｰが

【生ものを食べる日本人の文化がありますからねぇ～】という間違った認識でｺﾒﾝﾄ

していたことに対して警笛を鳴らしておきたいと思います

それは、日本人には【生食の習慣はなかった】ということです

『え～!?　だって魚の刺身だってみんな子供のころから食べてるじゃない』・・・

海に近い所に住む人に聞いてみたらいい。

本当の生魚を食べられたのは海辺だけ、他は【塩漬け】もしくは【味噌漬け】しか

食せなかった。　これは海からちょっと陸に入った（２～３キロ）ところの昭和３０

年代の実際のお話。　高度成長期のコールドチェーン【冷蔵庫と保冷便】の普及

の成果ですが、それまでは世間ではめったに食せるものではなかったのが事実

ましてや、食肉を【生食】で

しかも、免疫が十分に育っていない子供や免疫が低下した年寄りに【ユッケ】

子供には生卵も火を通し、焼き肉屋で生肉を食べさせることは非常に危険です。

特に子供は、免疫機能をつかさどる胸腺や大腸の発達が十分でないから細菌や

感染源に暴露されやすいので注意が必要です。

また、安くてよいものはあまりありません。　ないとは言い切れませんが極めて少な

いはずです。　生肉ゆっけ２８０円では提供できません。

BSE牛肉問題で、吉野家の牛丼が問題にされましたが・・・

頻繁に、牛丼２８０円とデフレ価格が世の救世主のように報道されますが

安いからと毎日あるいは、一日５食も食べられますか　ということです

吉野家の輸入肉は実は【内臓肉】というジャンルのもので向こうでは処分される

横隔膜に張り付いた肉片を調理したもの　ご存知でしたか

だから、BSE問題で一番に疑われた。。内臓肉の輸入ですから普通の食肉輸入

とは【関税】も桁違いに安いわけだ　だから２８０円で販売してもものすごく儲かる

わけ。ご奉仕と称して、販売数量つまりパイを増やすのが目的。　あくまで利益追求

です。　儲けのない商売は続きませんから、ずっとではなくのは当然でしょうが

消費者は、内臓肉として特別な関税で安く安く仕入れたものには必ずリスクが付物

と覚悟した方がいいです。　だからBSEのときもやり玉に挙げられた　

国はちゃんと理由を伝えないといけないです。

食肉の問題は昔から同和産業に重大な影響力をもたらすため、水面下で揉み消され

てきた歴史があります。　旧自民党の野中さんは最も影響力がありましたから。

最近のさまざまな食肉問題のクロー＾ズアップは彼の影響力低下のせいでしょうか

去年、エコバウ国内視察で出かけた九州で熊本に出かけたとき、青柳という有名店

でいただいた馬刺しも取れるのは極少しで、地元の人だって正月ぐらいしか食べない

そうだから、いかに日本人は○○・・・と勝手に思い込まされているかという事でしょう。

長い間にずっと言われ続けてくると一種の【洗脳】のような状態に陥ることを利用した

政府のプロパガンダについて先日書きましたが・・・

オール電化がエコと言ってみたり、原発がもっとも安全でCO2を出さないクリーン

エネルギーだと一方的にテレビでPRされ、思い込み騙される国民が多いこと。

もっと様々なことに関心を持ち、正しい情報を常に仕入れる習慣を身に着けたい

ものです。　国民が国や産業に洗脳され騙されないためにも