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「ラドバーン開発」は 1928 年、まさに大恐慌真っ只中にニューヨークの郊外20キロのニュジャージー州・フェア ローンに「エルドラド(理想都市)計 画地」として開発された。この住宅地が世に広く知られた理由として、当時としては画期的だった「歩車分離」が挙げられる。公共交通(鉄道駅)から徒歩圏内で、歩車道を完全に分離した「スー パーブロック」方式、歩行者が安全な袋 小路「クルドサック」による通過交通 の排除などが採用された。前面道路とは違う歩行者用通路が、各住区に接し住宅地の中心に位置する学校まで通じる。今回の画像は、このラドバーンの「歩車道分離」を象徴するシンボルでもある石造の架け橋が道路と歩道の立体交差の画像をUPした。ラドバーン開発が1920年代に画期的なTND(伝統的近隣住区)開発の特徴として徒歩中心で近隣の人々が出会う安全なまちづくりとして現在の米国の開発地に伝承されている「歩車道分離」や「クルドサック」「バックアレイ」の原型を見ることができる。以降の画像ではそのことがより一層分かると思う。 ラドバーンの紹介で必ず出るこの橋はシンボリックなもの 住宅の間の小道「バックアレイ」の典型 見えにくい場所としてごみ収集場所にも使われる 英国のガーデンシティやガーデンサバーブ同様に「コモングリーン」は随所に設けられている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月15日 01時53分16秒
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