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与乃登の霊障日記
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zuihou10の日記

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2008年06月15日 楽天プロフィール Add to Google XML

続・忘れられた龍の珠
[ カテゴリ未分類 ]    

昨日のお話の続きです。

与乃登は滝場で神道護摩を焚いておりました。
地獄に落ちた御霊を救う札を焚いたとき龍神が現れました。
そして、その龍神を地獄に迎えに行き、無事、お連れ致しました。

龍神 「地獄に忘れ物をした。取りに行ってはくれまいか。」

与乃登「して、何をお忘れで?」

龍神 「珠を忘れた。」

与乃登「珠、ですか。」

うーん。また、もう一度、地獄へ行くのか。
簡単なことではない。
第一、臭い。
笑い事ではない。臓物がせり上がるような匂いなのだ。
守護神がもう一度行ってくれるのか?
ましてや、珠。
どこにあるのだ。

与乃登は思案していた。

龍神 「あれがないと龍神界に帰れぬ。」

与乃登「うーん。守護神が許すのなら、取りに参りましょう。」

そんな大事な物を忘れるか?
どこにあるんだよ。
GPS機能でも付いているのか?

与乃登「緋龍磐船、天降りませ。おぉー。」

守護神は風と共に現れた。
あぁ、行けってことね。
しかたない。

与乃登「姫谷の龍神の珠が有る場所まで、我を連れ給え!」

やがて、地獄に到着し、浮いた躰は落ち着き、右手下方向に珠がある感覚があった。

与乃登「ここか。」

手を伸ばし、掴もうとした。

与乃登「届かない。」

やっかいだった。
珠はヘドロのような汚泥に埋もれ掴めないのだ。
与乃登は守護神の緋龍の背から落ちないようにしがみつきながら、ヘドロの海をかき回した。

与乃登「取れた!」

珠は入念に両手でぬぐうと美しい光を取り戻した。

与乃登「よし、戻ろう!」

やがて、与乃登の意識は祝詞座の躰へと戻っていった。
早速、右手の掌の内に光る珠を龍神が待つ、水晶玉へ戻した。

龍神 「大儀であったな。」

与乃登「お喜びなら何よりです。龍神界に戻られますか?」

龍神 「戻ろう。」

与乃登「では、お送り致しましょう。」

与乃登は龍神を載せ込んだ水晶玉を祭壇の中央に置き、短い祝詞をあげた。

与乃登「綾に畏き、姫谷の龍神、龍神界に帰りませ、おぉー。」

風がゆっくりと祭壇の前を通り過ぎ、龍神は龍神界へと戻っていった。

与乃登「やれ、お戻りになられたか。」

与乃登の躰に鱗のような光る小さな破片がぱらぱらと舞い降りてきた。

与乃登「あぁ、龍神様はお喜びだな。」

なぜ、龍神様が地獄に堕ちていたのか判らずじまいだったが、無事、龍神界に戻れて何よりだった。

与乃登(よのと)の神霊心療室
http://yonoto.com/






最終更新日  2008年06月15日 18時01分21秒
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Re:続・忘れられた龍の珠(06/15)   マサケイさん


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