芸術の秋 東京国立博物館 続編
東京国立博物館訪問の続き平成館の後、本館 日本ギャラリーを散策。1階のジャンル別展示、1階の特集陳列「仏像の道-インドから日本へ」、2階の日本美術の流れの展示の順で観賞。本館1階展示室の様子平成館以上に館内の照明がもの凄く暗いです。1階ジャンル別展示を国宝を中心に紹介します。国宝 四天王立像 広目天国宝 片輪車螺鈿手箱(かたわぐるまらでんてばこ)国宝 宝相華螺鈿平塵燈台(国宝名称「中尊寺経蔵堂内具」のひとつ、4点で1件の国宝)国宝 桐蒔絵手箱及び内容品(国宝名称「古神宝類」のひとつ、熊野速玉大社)国宝 太刀 綾小路定利1階ジャンル別展示の後、特集陳列「仏像の道-インドから日本へ」を観賞。インド、中国、朝鮮の仏像が展示されてます。ここも展示室がもの凄く暗いです。重文 如来坐像(にょらいざぞう)どこかで見た顔だと思ったら、止利仏師作の法隆寺金堂本尊の釈迦如来三尊像の中尊に良く似てます。金堂の本尊はもちろん国宝指定、ところでこの如来坐像はなぜに国宝でなく重文指定なんでしょうか?次は特集陳列 中国書画精華-海を渡ってきた名品たち-国宝 世説新書巻第六残巻ここからは2階の日本美術の流れの展示です。国宝を中心に紹介します。国宝 興福寺金堂鎮壇具(こうふくじこんどうちんだんぐ) 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土国宝 賢愚経断簡(大聖武) 伝聖武天皇筆国宝 十六羅漢像(第九尊者)国宝 十六羅漢像(第十尊者)国宝 線刻蔵王権現像 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土国宝 金銅能作生塔坂東三津江所用の羽織 白呉絽地龍波涛模様 と 着付 白呉絽地龍波涛模様(真ん中)本館の観賞はこれでお終い。閉館まで時間がないので、先を急ぎます。本館の大階段雰囲気があります。法隆寺宝物館へ急ぎます。重文 表慶館表慶館ではアジアギャラリーを展示。残念ながら今回は時間がなかったので見学できませんでした。法隆寺宝物館明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しているそうです。ここの展示品のほとんどが重要文化財以上の指定を受けています。国宝を探すより指定を受けていない文化財を探す方が大変です。1階から散策。国宝 灌頂幡(かんじょうばん)金銅仏の展示室展示がものすごくおしゃれ。ここは必見です。ここだけで61個もの重要文化財がありました。一体一体の金銅仏がガラスケースに入っています。ここから2階国宝 海磯鏡(かいききょう) N74国宝 海磯鏡(かいききょう) N75重文 水瓶(すいびょう)国宝 鵲尾形柄香炉(じゃくびがたえごうろ)国宝 竜首水瓶(りゅうしゅすいびょう)国宝 金銅墨床, 金銅水注, 金銅匙国宝 聖徳太子絵伝 秦致貞筆ちょうど2階を見終わったところで、閉館の20時に。重文 東京国立博物館本館(旧東京帝室博物館本館)20時まで文化財の観賞に勤しんでました。どの展示品もすばらしく、見えていても国宝と重文の違いがどこにあるのか良く分かりませんね。それから、ここを1日ですべて見尽くすのは不可能ですね。アジアギャラリーはまったく見てません。また別の機会に行くことにしました。<東京国立博物館の近くのホテル>上野ターミナルホテルCANDEO HOTELS 上野公園