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2008年12月19日
テーマ：サッカーあれこれ(19787)
カテゴリ：カテゴリ未分類
サッカーの６大陸連盟クラブ王者が世界一を争うクラブＷ杯は１８日、日産スタジアムで準決勝を行い、マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）がＧ大阪を５-３と下し決勝に進出しました。
欧州王者は序盤、G大阪の安田理、播戸にフリーで危ないシュートを許しましたが、いつの間にか流れをつかみ、前半にＣＫから頭で２得点。ビディッチと今季世界最優秀選手のロナルドが、高さの違いを見せ付けました。 前半は得点がセットプレーからでも、そこに至るプロセスで違いを見せました。瞬時に攻勢へと転じるサイドへのパスが長く、正確でした。「前半は時差ぼけがあるように見えたかも」と冗談めかしたロナルドが、よくからみました。1点目に導くＣＫを得たのは、テベスからのパスを右サイドで受けたロナルドが、内へ切れ込んで放った左足のシュートでした。 「スピード、勇敢さ、判断力」とファーガソン監督がたたえる力を、存分に見せ付けました。  序盤はＧ大阪が持ち味のパスサッカーでゴール前に迫り、播戸らがチャンスを迎えました。しかし、マンチェスターＵはこの攻撃に落ち着いて対処すると、徐々に自力を発揮して攻勢に出ました。 ２８分、Ｃ・ロナウドのシュートから右ＣＫを獲得し、ビディッチがヘディングシュートを決めてマンＵが先制点を挙げました。その後もＣ・ロナウド、テベスらを中心にチャンスを量産し、終了間際には再び右ＣＫからＣ・ロナウドがゴール。欧州王者マンチェスター・Ｕがリードを２点に広げて前半を終えました。 後半、マンチェスターＵがややペースを落としたこともあり、後半の序盤はＧ大阪が攻め込む展開となりました。ボールキープ率も５０％近くにまで回復しました。すると、Ｇ大阪は一瞬のすきを突き、山崎がゴールを決めて１点差に追い上げました。  ここから試合は乱打戦となり、マンＵは交代出場のルーニーが２ゴールを決めるなど、５-１と大量リードを奪いました。 終盤、Ｇ大阪は遠藤のＰＫと橋本のゴールで２点差に詰め寄りましたが、ここで終了しました。驚異的な追い上げを見せたＧ大阪でしたが、欧州王者の前に敗れ去りました。 「ＰＫ職人」の異名を持つＧ大阪の遠藤が後半４０分、世界有数のＧＫファンデルサルからＰＫを決めました。 (o⌒∇⌒o）やったぁ～いつもはＧＫが動くのを見極め、相手が跳んだ方向と逆へ人を食ったように緩い球をけりますが「動かなかったので少し速いボールをけった」と冷静でした。 得意の「コロコロＰＫ」（ボールをゴロで転がすＰＫ）でした。マンチェスター・ユナイテッドのＧＫは１メートル９５センチの長身ながら、素早い動きでオランダ代表でも長年活躍しているファンデルサルでした。遠藤は「大きくて反応も早いので、強めにけった」と語りました。「遠藤のＰＫのスピードは遅いと聞いていた」というファンデルサルは、「コーナーキックより速かった」と驚いた様子でしたが「勝っていたので入れられてもかまわないと思っていた」と、失点も気にならないようでした。 遠藤は少ないチャンスで一気に攻め上がるため、欠かすことのできない技術を随所で光らせました。開始早々、播戸へ通した決定的なパスには、敵のファーガソン監督が「神経質になったシーン」と真っ先に挙げたほど。スピンをかけて狙ったＦＫやミドルシュートは失敗が続きましたが、点を取り合う展開になって見せ場が到来しました。 ロナウドが世界最高級の技で魅了しました。５-３の勝利に「ピッチは自分のステージ。両方に点が入って、いい試合だった」と満足そうに振り返りました。 前半２７分、テベスからのパスを受けて右サイドを超高速ドリブルで駆け上がりました。トップスピードでボールを軸足の裏に通す独特の切り返しを披露し、そのままシュートを放ちました。ＤＦにブロックされましたが、ここで得たＣＫが先制点を呼びました。さらに前半終了間際の右ＣＫ。中央の激しい位置取りの争いにもびくともせず、頭一つ高い打点で悠々とヘディングを決めました。 「非常に素晴らしい試合だったよ。Ｇ大阪はいい戦いをしたし、いい選手がたくさんいた。厳しい試合だったが、準備はできてたよ」と言い、満足そうに笑みを浮かべました。２１日のＬＤＵキト（エクアドル）との決勝戦に向けては「勝つために戦うよ」と気合を入れました。 今年の世界年間最優秀選手「バロンドール」を受賞したロナウドは「世界一のトロフィーを持ち帰る。一生に一度あるかないかのチャンスだから」と語りました。 マンチェスター・ユナイテッドは２１日の決勝（日産スタジアム）で、南米代表のリガ・デ・キトと対戦します。 Ｇ大阪は２１日の３位決定戦でパチューカ（メキシコ）と対戦します。 Ｇ大阪・西野監督の話「後半も遠藤を中心にボールは動いた。リードされても、ゴールへの意欲を持ち続けて戦った点は評価したい。しかし、全体的には満足できるというものではなかった」 マンＵ・ファーガソン監督の話「お客さんがお金を払うだけの価値がある試合だった。Ｇ大阪の３ゴールは日本サッカーの発展がよく表れていて感銘を受けた。われわれもいいサッカーができた」 遠藤の話「負けはしましたが、９０分楽しくできたと思います。攻撃の形は前半からできていたので、あとはゴールだけでした。（ゴールが決まったのは）遅かったですが、自分たちの攻撃的なサッカーを見せられたと思います。今日の貴重な経験をこれからに生かすのは自分たち次第。これだけできたのは自信になります。（ＰＫは）ＧＫがあまり動かなかったので、サイドに蹴れば入ると思って自信を持ってやりました。（３位決定戦の相手のパチューカは）強敵ですが、いい準備をして自分たちのサッカーができるように心掛けたいです」 Ｇ大阪・播戸の話「前半は遠藤と明神さんがフリーでボールを出してくれたので、動けていた。でも、（ゴールを）決められなかった。決めないと意味がない」 「赤い悪魔」はやはり強かったですね。 Ｇ大阪は世界最高峰との力の差をはっきりと突き付けられましたが頑張りましたね。 ２１日の３位決定戦でパチューカ（メキシコ）に勝ってもらいたいです。 ｶﾞﾝﾊﾞo(~∇~*o)(o*~∇~)oｶﾞﾝﾊﾞ 【中田ヒデが極秘練習試合】 サッカー元日本代表ＭＦの中田英寿氏（３１）が１７日、東京・多摩市立陸上競技場で極秘練習試合を行いました。 地球環境、貧困問題などを訴える『ＴＡＫＥ ＡＣＴＩＯＮ ２００９』に向けた動きとみられ、９８年フランスＷ杯組らが集結しました。現役復帰説も浮上する中田氏が、まさに現役並みの軽快な動きを見せました。 中田氏は、雨の降る多摩市立陸上競技場に突然現れると、超豪華な練習試合を敢行しました。 参加したのは本田泰人氏、小島伸幸氏の他、現役のＭＦ福西、ＤＦ服部（ともに東京Ｖ退団）らのスターたちでした。 中田ヒデは、後半に今季で現役引退した名波浩氏のスルーパスからミドル弾を決めるなど、１ゴール１アシストの活躍をしました。オーバーヘッドを試みるなど、現役さながらのプレーを披露しました。 中田ヒデの現役復帰は今夏にはマンチェスター・シティ（イングランド）が獲得に興味を示すなど、話題になりました。極秘で行われた試合だけに、その準備とも思わせました。 ただ、真の目的は中田氏が来年行う環境、貧困問題の啓発イベント『ＴＡＫＥ ＡＣＴＩＯＮ ２００９』の準備とのことです。 エステティック最大手ＴＢＣ社と契約し、プロジェクト始動を伝えるＣＭが今月１日から放映されています。代理店関係者によると、第２弾ＣＭの撮影も終え、その構想発表への第一歩だったもようです。 ヒデは１７日夜には自身の携帯版公式ＨＰ「ｎａｋａｔａ．ｎｅｔ ｍｏｂｉｌｅ」で「やっぱり、久しぶりにサッカーをやると面白いですね。また、こういう機会を組めたらいいなと思ってます」とコメントしています。 ヒデはまだまだ現役でバリバリで行けますから、このままでは惜しいですね。
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