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カテゴリ:連続ドラマ
『海猿』、『ドラゴン桜』の総括をまだ書き終えてないのですが。。
一定に楽しめた上に、続編映画や特別編を控えた作品より、 賛否両論飛び交った問題作の方が、 瞬間的で冷めやすい熱さを持っているような気がするので、こちらを先に書きます。 『女王の教室』総括
→『女王の教室』公式サイト この物語は
この総評(ってほど仰々しいもんでもないけど。。)を書くにあたり、これまでの自分の日記を読み直してみたんですけど。。 結構、テンションが激変してますねぇ。。 まぁ展開に左右されるのは当然ですが。 さらに、他の方の再放送を終えての日記も沢山拝見しましたが。。 9割以上の方が感動しちゃてますねぇ。。 まぁ否定的なのに、最終回まで見続けてる人が奇特なんだろうけど。。 というわけで、前置きもほどほどに総まとめといきますけど。。 ドラマとしては全くといっていいほど楽しめなかった。 感動したという声の鳴り止まぬ中、挑戦的な一言をサラッと書いちゃいましたけど。。 子供達が真矢と格闘していくうちに成長していく、 RPGなドラマとして見れば楽しかったと思うんですけど。。 批判は覚悟の上で、 っていう放送開始前のプロデューサーの一言にこだわって、 そういうつもりで観始めて、 最後まで、そこを見極めることに執心してましたからねぇ。。 その上、もともと子役に感情移入していくことが苦手な性分なので。。 終始俯瞰で見ていて、ドラマの世界に入り込むことは出来ませんでした。 そして真矢(天海祐希)の教育方法についてですが。。 これは7対3くらいで肯定派優勢みたいな感じですが。。 実際に真矢が自分の担任だったら、ああいう結末になると思います? ドラマだから予定調和的に和美(志田未来)みたいな意にかなった生徒がいるんであって、 あの教育方法をリアルな世界に当てはめたとしたら、 100個の教室のウチ、95個くらいは全滅すると思うんですけどねぇ。。 いや~。。 所々で真矢が長々と語ってる内容は納得できる部分も多いし、 自分の生活を投げ打つ覚悟で生徒のことを考えてる姿勢は素晴らしいと思いますよ。 子供に対して厳しさをもって接するべきって考え方も。 最近の子供達のしつけのなってない様には、正直むかついてますからね。 でも。。 やってることは悪行三昧ですよ。 子供達の家族のことを悪く言ったり、生徒をスパイにしたり、脅迫したり。。 出るとこ出たら、真矢は犯罪者ですからねぇ。。 先生の真意がどこにあるにしろ、 生徒達が将来実社会で真矢の行動を模倣するリスクの高さを考えると。。 やっぱり、真矢の行動は容認できない。 で。。 主題の番組からのメッセージなんですけど。。 今の子供は甘やかされすぎている。 子供には、もっと厳しさを持って接しなさい。 というのを一番伝えたかったのではないかと。。 実際、私の身近に「私も厳しくいこうかな。」って言ってる人間が居ますからねぇ。。 そのメッセージが伝わったという点では、 いまのモラルの欠片もない子供達の現状を改善する可能性を僅かに広げたような気もするので。。 このドラマは成功だったのかなぁ。。 なにより視聴率に直結する話題づくりに成功しましたからね。 ドラマ制作の方向性は正しかったんでしょう。 話題性。。 公式サイトBBSへの書き込み過熱、スポンサーのクレジット拒否問題など、 話題を振り撒いた『女王の教室』ですが。。 ひとつ、絶対に真偽が追求されなければいけない問題がありますね。 パクリ疑惑です。 『永遠の出口』 著者:森絵都 この小説の第二章「黒い魔法とコッペパン」に、 『女王の教室』とストーリーが酷似している箇所があるらしいです。 名前を挙げられたことで結果、小説の売り上げ増につながる可能性があるためか。。 小説の出版社側からの「待った」はないみたいですけど。。 まぁ、「らしい」で、とやかく言うのも卑怯だから、 とりあえず立ち読みして来ようかなぁ。。 そんな感じで。。 まとまったような、まとまらないような、相変わらずグダグダな文章ですが、 これをもって『女王の教室』の総括とさせていただきます。 →夏ドラマ2005採点表 夏の卒業式は感情移入しづらいぞ! →人気blogランキング ◆このドラマの子役関連作◆
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