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テーマ:大河ドラマ『篤姫』(422)
カテゴリ:大河ドラマ『篤姫』
家定の世継ぎ問題。
井伊直弼の紀州派と阿部正広の一橋派。 大奥は水戸嫌いのため皆、紀州派。 篤姫にとって阿部は頼みの綱。。 篤姫は「あれは仮の姿じゃ」と家定の無邪気な姿を見ている。 お志賀に比べると。。 でも真実を知りたい。 「夫婦だからじゃ」 あれこそが、まことの夫婦じゃないかと、 今泉の父母を思い出す篤姫。 慶喜と始めて対面する斉彬。 キセルなんか蒸かしてるぞ。。 庭先には西郷もいる。 「是非とも時代将軍になっていただきたく存じます」 「天下を取るほど、骨の折れることはございません」 西郷は慶喜を見て利発そうだが頼りにならなそうと。。 斉彬も「確かに慢心が~」と。 正広は病深く。。 西郷は斉彬と共に薩摩に戻った。 小松家にみんな集まる。 で、呑んだくれたあと、 小松、西郷、大久保。 尚五郎、公方様のことを尋ねる。 うつけという噂を。。 次の質問は大久保から。 「次の公方様のことです」 政に関することは一切他言無用と言われている西郷は何も言えず。。 斉彬に城に召された尚五郎。 尚五郎は「御無礼とは承知の上で」と斉彬に、 家定のこと、次期将軍候補として慶喜を立てることについて、 直に質問する。 斉彬は「公方様はうつけではない」 篤子がそう申しておった。と。 篤姫は阿部から斉彬と慶喜の対面のときのことを聞く。 家定は「将軍家は一橋様を他においては~」と。 「子を成す事も諦めておらぬのじゃ」と篤姫。 大奥での阿部人気。 「それは私が何も言わぬ老中でございますからでしょう。。」 と。 篤姫は家定の悩みを引き出そうと聞く。 国を思うものは僅か。。 自分勝手な者たちの言葉は聞かない。 そして何も言わない。病で気弱になっている家定。 「言えばよいではないですか」と篤姫。 「そのように出来たら。。」 「出来まする!」 篤姫の励ましに家定は笑顔を見せた。 相変わらず厚化粧で仏間で家定と対面する篤姫。 そして「今宵、お渡り願いたいのです」と。。 でも「今宵はダメじゃ。お志賀の元へ行く」と。 で、ハリス。ヒュースケン。 下田条約が締結される。 堀田を責める水戸烈公。 家定にも「我が国が勝てぬと!?」 「勝てませぬ!」と阿部伊勢守正広。 で、すべてを背負いながら。。 報告を受けた家定。停止。 「阿部が、死んだ」 大慌てな斉昭と松平慶永。 そして動き出す紀州派・井伊直弼。 「わしも、ほどなく江戸へ行く」 その報せは大奥へも。 「嵐が起こるぞ」と滝山。。 その報せを受けた篤姫は、 「ただ悲しんでいるわけにはいかぬのじゃな」と。 篤姫は次期将軍について話をするために、 「阿部様の思い出話など~」とお渡りを願い出るが、 「化けてでるぞ」と取り合わない家定。 阿部なき今、「頼みはお篤のみ」と斉彬。 そして奥泊り。。 話があるとかしこまって篤姫。 自らの話。 そしてハッキリと密命を受けてまいりました。と篤姫。 「それは大変じゃのぉ」と家定。 「いつまでも、うつけのままでは居られぬ様になってしまった」 家定はすべてを知っていた。 いや、わかっていた。 「その前に、わしは一橋は好かぬぞ」 開国、倒幕、徳川家崩壊、すべて見越している家定。 「上様は、あまりにも身勝手にございます」 「そなたに何がわかる」 8人いた兄達も、ことごとく早死にし、 これまで何度も毒を飲まされた。 「わしはもう長くないであろう」 うつけの真似でもしなければ、生きてられぬ身。 「私がお助けします。私はあなた様の妻にございます」 「妻がとうした? わしは誰も信じない。 この世の誰一人としてな」 2008年大河ドラマ 『篤姫』 第22回 「将軍の秘密」原作 … 宮尾登美子 脚本 … 田淵久美子
冒頭の解説からして、 今週は阿部正広が死にますよ。ってな始まりでしたが。。 コメディタッチでラブストーリーだった前回とは、 打って変わって、シリアスな政治色の強い回となった今回。 でも、これまで積み重ねてきた『篤姫』らしさは失わず。。 このドラマ、後々、名作大河ドラマと呼ばれるかもしれませんね。 平岳大さんの慶喜。 平幹二朗さんの息子さんですが。。 慶喜の本格登場。良いですね。 私、好き嫌いで言うと徳川慶喜って人、嫌いです。 幕末モノの小説っていうと、 新選組モノを読むことが多いからですかね? 悪役ですから。完全に。 モックン(本木雅弘)の大河ドラマ『徳川慶喜』も観たし、 原作である司馬遼太郎の『最後の将軍』も読みましたが、 やはり好きなタイプの歴史上人物ではない。。 その嫌味な感じを良く出してましたねぇ。。 そして、ついに死んでしまった阿部正広。 堀田もロクに出てこずに。。 私は『真田太平記』の真田幸村以来、時代物の草刈正雄さんが大好きなんで。。 私も残念です。 でも。。 そっからが上様のオンステージでしたねぇ。。 緩急織り交ぜて。 これ、山南さん(『新選組!』山南敬助)といい勝負だなぁ。。 堺さん、すごいよ、あんた。 こないだ映画『アフタースクール』観て来ちゃって、 あれでも良い味だしてましたが。。 で、ついに次回、紀州慶福(のちの徳川家茂)登場ですか? 次回予告で見た感じだと、結構いい感じでしたねぇ。。 松田翔太くん。 大丈夫。 こっから先も、まだまだ見所満載です。 つか、こっからですね。 次回、第23回「器くらべ」 楽天広場テーマ『天地人』 →人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.01 22:22:32
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