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テーマ:最近観た映画。(38809)
カテゴリ:邦画(日本映画)
公開から1ヶ月。
本当は劇場まで観に行くつもりはなかったんですけど。。 DVD化を待とうと思っていたんですけど。。 突発的に観に行きました。 1ヶ月も経ったにも関わらず、 混んでいました。→劇場での一言 宮崎駿監督作品 『崖の上のポニョ』 (2008年)
小さい子が「ポニョ、人間なったのー」と一生懸命、私に話しかけてくるんですよ。。 なので。。 ある意味、2歳くらいの子にネタバレされてしまったわけなんですけど。。 それで、どうしても観ておきたくなり。。 宮崎駿監督作品はできる限り劇場で観ておきたいというのもありましたが。。 う~む。。 公開前だか公開直後だかに、 「子供の反応がない」とかいう記事を目にしたんですけど。。 試写会だったからだなぁ。。 お父さん、お母さんに連れられてとはいえ、 お金を払って見に来るわけで。。 あと、テレビなどで、すでに「ポニョ」が人気キャラに仕立てあがっているせいもあるかなぁ。。 子供、大喜びしてましたよ。周りで。 普段の私なら、周りで子供が騒いでたりすると、 イライラして映画を楽しめないんですけど。。 そういう次元の映画じゃなかった。 子供と一緒になって楽しむことが出来る映画なんですよ。まさに。 当然のように『ナウシカ』からの一連のメッセージ性の強い宮崎作品とは、 一線を画す。 同じ子供向け作品である『トトロ』とも違う。 なんか、新しい挑戦を見せてもらいましたねぇ。。 しかも挑戦といっても、しっかり完成品で。。 どっかのドラ息子の作ったゲドなんかとは次元が違います。 『ハウル』ではエンターテイメント性を重視したという作りで。。 でも、これまでの宮崎作品の流れの中にあったから、 なんか物語のチグハグさばかり目立ってしまっていましたが。。 この『ポニョ』は、そんなものを超越しましたねぇ。。 「高みに至った」という言い方も出来るんだけど、 これだけ無邪気に子供が楽しめるアニメに、 そんなもっともらしい言葉は不似合いで。。 手書きだからとか、CGだからとかいうのも、 子供心で見る立場からすれば、どうでもいいことで。。 まぁ、手書きの分、あざとさがなく素直だとは思いましたが。。 ジブリ作品と切っても切れない「の」。。 そこは意地でも残すつもりみたいですが。。 今回、それほど「空」は感じさせなかったですね。 その分、「海」でした。 水平線の上には空はあるんですけどね。。 「空」と「海」を同居させてしまった感じもしました。 あとは声優。 ジブリ作品ってプロの声優さんじゃなくて、 有名な俳優さん女優さんを声優として起用するのが特徴のひとつですが。。 どうしても俳優の顔が見えてきちゃうんですよね。。 その典型が木村拓哉のハウルだったんですが。。 今回、それがなかったです。 声が誰の声とかいうことが気にならず物語が楽しめた。 有名俳優を声優に使っているにもかかわらず。。 それは見事でした。 見終わったあとの達成感はないけど、 素直に楽しめる作品でした。
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Last updated
2008.08.21 14:03:43
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