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カテゴリ:百家相論
イラク首相、モスルのIS掃討で「勝利」宣言 有志連合の対IS前進、マクロン仏大統領も祝福(まずはイスラムの過激派の一掃から和平の道は開く、複雑な民族対立と宗派に世界が協力が必要)【アルビル(イラク北部)=佐藤貴生】イラク北部モスルをイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)から奪還する作戦を進めてきたイラクのアバディ首相は9日、ツイッターで「モスルを制圧した」と述べ、ISに対する勝利を宣言した。ロイター通信によると、首相府は「軍最高司令官(首相)は解放されたモスルの街に到着し、兵士と国民の偉大な勝利を祝福した」との声明を出した。
イラク軍は米国を中心とする有志連合による支援を受け、14年にISに奪取されたモスルの奪還作戦を進めてきた。ISがイラクで拠点とするモスルの制圧は有志連合によるIS掃討で大きな前進となる。 イラクの国営テレビは9日、アバディ氏が軍服姿でモスルを訪問し、軍幹部らをたたえる様子を報じた。 ロイター通信が軍報道官の話として伝えたところでは、ISは狙撃や自爆テロなどで対抗しているため、イラク軍は狭い路地の家々を一つずつ捜索し、安全の確認を進めてきた。 ロイターは9日、軍報道官の話として、川を泳いでモスル東部に逃げようとする戦闘員30人を殺害したと伝えた。 ただ、旧市街の一部地域では、IS戦闘員がなお抵抗を続けているもようだ。 ロイターによると、フランスのマクロン大統領は「フランスは、我が国の兵士とともにこの勝利に貢献したすべての者に敬意を表する」とツイッターで祝福した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月10日 04時42分29秒
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