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テーマ:沖縄の暮らしあれこれ(551)
カテゴリ:宮古島の人・文化
宮古島に移住して JC杯少年野球大会 昨日は久しぶりにいろいろと買い物をしたりしていて、時間がなく、ブログをお休みしてしまいました。
さて、今日の話題ですが、 去る8月14日~16日の間、宮古島市内の3球場で行われた「JC杯少年野球大会」の様子です。 宮古・八重山諸島の少年野球チームが一堂に会する、一大スポーツイベントです。 地元の新聞は2面全てを使って、全出場チームを写真付きで紹介していました。 小学校高学年チームと低学年チームにわかれて、それぞれ優勝を目指します。 開催場所は宮古島市民球場および同サブグラウンド、宮古島市営球場および同サブグラウンド、電力球場の5か所で、14日の9時半から一斉にプレイボールされました。 ところで、「電力球場」って初めて聞きます。 名称から想像するに、沖縄電力と関係がありそうな雰囲気です。 さっそく、グーグルで地図検索してみると、ありました。 沖縄電力宮古支店の敷地内でもっとも砂山ビーチ側です。 14日の朝9時20分頃に自宅を出て、宮古島有数の観光地「砂山ビーチ」へ向かう道路を車でしばらく走ります。 すると、大きな青・白の煙突が見えてきました。 沖縄電力の火力発電所で、道路に面した所に宮古支店があります。 支店の横を左折し発電所に向かって中へ入っていくと、ゲートがあります。 「関係者以外立ち入り禁止」の表示が・・・・・。 どう見ても、その中にグラウンドがあるとは思えません。 ふと見ると、右側に続くやや細い道が見えます。 他に道はありませんので、侵入していくと、 沢山の車が路上駐車しています。 こんなところを通る車は通常ほとんどないので、一安心。 第一試合が始まっていました。 球場敷地内の駐車場に車を止めて、さっそくバックネット付近から観戦です。 小柄な選手ですが、バント成功。 更に小柄な選手です。 自分の背丈程もありそうな長いバットです。 腰が安定していて、重いバットを力一杯に振っても腰がぶれません。 よほど厳しい練習をしてきたんでしょう。 ヒット+相手のエラーなどで、すかさず得点していきます。
9時台とはいえ、すでにカンカン照り状態なので、影を探して・・・・。 もう一方のチームのダッグアウト横の日蔭に入って観戦です。 先取点を入れられて意気消沈気味でしたが、監督・コーチ・お母さん方の叱咤激励もあって、 ベンチの選手も前に出て整列し応援です。 ベンチに戻っても、大声を出してプレー選手を激励したり、監督・コーチの話を聞いたり。 後半になって、全員野球の雰囲気が・・・。 いよいよ最終回です。 連続ヒットで塁上を埋め、ついに得点! 更に相手チームを追い詰めます。 2アウトながら1打同点、長打が出れば逆転か?というところまで相手投手を責め続けます。 ベンチの選手も皆で大声をあげて打者に声援を送ります。 鋭い当たりながらも好守備に阻まれて、ゲームセット。 エラーもありましたが、炎天下の中でよく頑張りました。 試合終了後、休む間もなく荷物を整理・積み込んで、低学年のチームが試合をしている宮古島市営球場へ移動です。 こちらも既に試合が始まっていましたが、手前のチームがリードしていました。 お父さん方が大声で熱心に応援しています。 お母さん方もじっと見つめたり、お弁当の手配をしたり・・・。 手前のチームは1回戦・2回戦と勝ち進み、準決勝まで進出し、ベスト4になったと新聞紙上で知りました。 好成績をあげたチーム・選手も、悔しかったチーム・選手も、何かを感じ、何かを得られた大会であり、決して忘れる事のない2009夏になったんではないでしょうか。 特に、悔しい思いをした所から得られる事の方が、大きいと思います。 ガンバレ、小学生チーム! それにしても、沖縄・特に離島の野球熱は本当にすごいものがあります。 こうしたベースがあるからこそ、甲子園やプロで活躍する野球チーム・選手を輩出するんでしょう。
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