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relayer2011の航海日誌

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2011.01.13
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私のポートフォリオには、一昨年の11月ころから、自動車部品株が増え始め、昨年4月末でいったん減少したものの、円高が叫ばれるようになった昨秋からまたまた増え始めて現在に至っています。

理想としては、ディフェンスとオフェンスのバランスのとれた構成にしたいのですが、現在は為替動向に影響を受けやすいものにやや傾斜しています。ディフェンシブ銘柄として、食品株などでできれば優待のあるもの、財務堅牢な薬品・医療関連株などもたくさん組み入れたいのですが、昨年9月中旬までたくさん持っていたフクダ電子やソフトウェア・サービスなどはかなり減り、フクダ電子はノーポジ、ソフトウェア・サービスは約半分を1月第一週に買い戻したところです。また、アイ・エム・アイも12月中旬まではかなり持っていましたが、今は100株のみ保有しています。

以前かなりのウェートを占めていたそれらの株を売った資金は段階的に自動車部品株と低PBR高配当利回り株に移動しています。
その中でも、ひときわ大きなウェートを占めるのがホンダ系の自動車部品株です。

菊池プレス、日本プラスト、TSテック、田中精密、エフテック、タチエス(独立系だがホンダとの取引が多い)…。日産系のヨロズ、ユニプレスやユニバンス、パイオラックスなどもありますが、菊池プレスや日本プラストの比重が大きいこともあり、ホンダ系の方が日産系の5倍以上を占めています。

今は保有はしていませんが、エイチ・ワン、スタンレー電気、今仙電機、ユタカ技研なども一時的に持っていたことがあります。

なぜ、ここまでホンダ系にこだわるのか。
それは、ホンダそのものが、その規模の大きさ(売上高10兆円前後←為替換算によりかなり変動)にも関わらず、いまだに創業時の夢を大事にし、ベンチャー精神にあふれ、自由闊達な企業風土を守っているからです。つまり、長期的に投資していて、その成長の軌跡をみていくのが楽しい・ワクワクする、ということです。

まあ、そういう企業は他にもあるかもしれません。もうホンダもずいぶん大きくなりましたし、もっと小さな企業でこれから大きく伸びる企業に投資した方が、その果実もまた大きい、と思われます。上場時のソニーやトヨタ、ホンダみたいな企業ですね。しかし、それがそんなに簡単でないことは、長く投資を続けている人ならお分かりだと思います。

私は文学部出身で、小説を読むのが好きな人間です。投資を始める前は貸借対照表も損益計算書もさっぱりわかりませんでした(まあ、今も得意ではありませんが)。しかし、会計に得意な人がみんな投資で成功するなら、会計士はみんなバフェットになっているはずで、それがそうなっていないということは、そこになにか秘密が隠されているのではないか、と思っています。
それは、じゃあ何か、それがわかれば苦労しません(^^;

以前、何かの投資関連書籍で「医者は株式投資で失敗しやすい」というのがありました。本当かどうかわかりませんが、自分に対して自信がある人、自分は他人よりずっと頭がよい、と思っている人は、自分の考えたことと異なる方向に相場が動いた時、それを許容できにくいのかもしれません。

話がそれました。ホンダです。

このブログを始めたのは、これを書くことによって自分のアタマの中にあるもやもやとした漠然とした考えを整理し、記録し、次の行動への反省に活かす、という意味もありますので、ここで「ホンダという企業、その関連企業に投資する理由」を簡単にまとめておきたいと思います。
(以前、少し菊池プレスのヤフー掲示板に投稿したこともありますが)

<ホンダについての私の認識>
1.自由→社長であっても専務であっても肩書きで呼ばない。ヒラ社員も社長を「○○さん」(○○には苗字が入る)と呼ぶ。だからなのか、地位の高い社員も結構気さくである。
2.公平→基本的に男女同一賃金、中卒・高卒の工場労働者でも、その働きによって、東大院卒のバリバリエリートをしのぐ給料をもらうこともある。また、たとえ創業者の子息であってもホンダ本体には縁故就職させない。
3.技術重視→コストも大事だが、技術をより重視。高い技術力を持つ部品企業は大事にされる。具体例として、日本プラスト。日本プラストは以前は日産系だったが、ゴーン・ショックで路頭に迷った(ちょっとおおげさ)時、手を差し伸べたのはホンダ。今では筆頭株主になっている。
4.自主独立→安易な買収をしない。トヨタや海外メーカーと決定的に異なる。有力なほかの自動車メーカーを買収した過去はない。他メーカーとの資本関係は存在しない。
5.理系社長→かならずエンジニアが社長になる。技術を磨いてきた苦労を知っている人間でないと社長になれない。
6.夢→創業者本田宗一郎は飛行機を造るのが夢だった。今、ホンダ・ジェットとして具現化。将来的には、ボーイングと張り合いたいと(たぶん)思っているホンダのエンジニアも結構いるはず。(しかも、三菱重工の飛行機が国策によるものであるのに対し、ホンダは国の支援は無縁)
7.太陽光発電・ロボットetc→ジェット機だけでなく、太陽光発電設備も実用化。自社工場の太陽電池パネルも自前。ロボット技術は工場だけでなく、医療・介護にも応用。

挙げればきりがないのですが、今日はこれくらいにしておきます。
いいところばかり列挙しましたが、もちろんホンダにも弱点はたくさんあるとは思います。世の中そんな理想的なことばかりじゃないよ、という声も聞こえてきそうです。
それでも投資していていて夢のある企業(しかも実績も十分)というのは、安心です。

そういうホンダが認めた子会社・関連会社は長期的に強い、そう思っています。
(ショーワなど不調の子会社も中にはありますので、注意は必要ですが)





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Last updated  2011.01.13 22:50:47


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