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relayer2011の航海日誌

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2011.06.18
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先日、イタリアでの「脱原発」国民投票結果について、「集団ヒステリー」と言ったのは、東京都知事ではなく、自民党石原幹事長でした。お父さんではなく、ご子息でした。お詫びして、訂正いたします。

さて、小説家・村上春樹氏、スダジオジブリの宮崎監督、作家の大江健三郎氏、音楽家の坂本龍一氏・・・有名文化人が続々と「脱原発」の行動・発言を始めました。俳優の菅原文太さんや西田敏行さんも声をあげています。

菅原文太、西田敏行がイタリア、ドイツ、日本の脱原発三国同盟を提唱

戦前の日独伊三国軍事同盟が連想され、なんだかちょっと不穏な感じがしますが、今回の提言は「脱原発」をテーマにしていますから、まあ大丈夫でしょう。

それはともかく、このドイツ、イタリア、日本は戦前の同盟関係以外にも共通項があります。それは、核兵器を持たない国だということです。「脱原発」を決めたスイスもそうですし、自然エネルギー推進に積極的なデンマークやオーストリアもそうです。

逆に、アメリカやフランス、イギリス、ロシアなど、原発を推進している立場の国は核兵器保有国です。まさに「原発推進連合国軍」dす。中国もそうです。インドも原発を建設しようとしています。みんな核兵器保有国。軍部との関係から「脱原発」を宣言できない事情もあるのでしょう。

この核保有・非保有の国の関係は、政党や政治家個々の原発をめぐる政治的立場を考えると、なんとなく共通点があるような気がしてなりません。発言の姿勢や物腰、態度、政治的背景・・・いろいろな点で、原発推進派と「脱原発」派はイメージが違う気がします。リーダーシップや政治力があるとかないとか、そういう違いではありません。これと、たとえばドイツとアメリカを比較すると、なんか違う気がします。

原発を止めると経済が停滞・衰退する、と脅迫する人がいますが、自然エネルギーを推進してきたドイツは、経済が低迷しているのでしょうか?原発をドイツの3倍もひたすら作ってきた日本は、ドイツより、経済が発展して好調なのでしょうか?電気代はどうなのでしょうか?電気代以外に莫大なエネルギー政策経費を税金として無駄に使って、多くの雇用を失わせ、世界に恥をさらし、人々を不安におとしいれ、苦しめる結果をもたらしたのが、日本のエネルギー政策ではなかったでしょうか?

自然エネルギー推進は、短期的にはともかく、長期的には、新しい産業が生まれ、活性化し、雇用が創出され、村上春樹氏のいう「効率とういう犬」によって蝕まれた社会を、不安の少ない社会へと変革できる可能性があるのではないでしょうか? ドイツやデンマークはその好例です。

今日は、テレビ朝日の報道番組で高速増殖炉「もんじゅ」のことが取り上げられていました。やっと、テレビ局も、この問題に向き合うところが出てきました。いまだに、解決していない事故について、さまざまな取材をしていました。活断層の真上にあるのに阪神大震災などの地震エネルギーと比較して耐震強度が小さいこと、稼働もせず税金が大量に使われていること、担当課長の自殺・・・。それでも、再稼働しようという立場を崩さない現場。ナトリウム爆発事故を起こし停止状態だったもんじゅの再稼働容認と引き換えに新幹線延伸を手に入れたという疑惑、以上に立派な施設が乱立する敦賀市・・・。

このもんじゅを始め、原発銀座と呼ばれる福井県選出の国会議員・山本拓氏が提唱する地下原発について、推進議員連盟が結成されたことは、以前ブログで触れました。会長は、たちあがれ日本の平沼代表。メンバーは森元首相、鳩山元首相、安倍元首相、国民新党亀井代表・・・。その中には、自民党党首の谷垣氏の名前もあります。

地下原発推進の谷垣総裁と、「イタリア脱原発集団ヒステリー」発言の石原幹事長を擁するジミン党。

断っておきますが、私は支持政党は特になく、自分たち日本人が平和で穏やかで不正のない(これはm理としても、できるだけ不正の少ない)社会生活を送れる、そういう政策を遂行してくれる政権なら、どこでも構わないと考えています。「自分は絶対○○党支持」という立場の人も多いかと思いますが、最初に支持政党を規定すると、その支持政党の政策が自分の感覚とどうしても相容れないものでも、その自分の考えをごまかしたりしてしまう危険性があるのではないかと思っています。過去一度も自民党に投票したことはありませんが、それは自分の考えと、自民党が常に相容れない政策をとり、汚職政治を繰り返してきたからであって、自分の考えと合えば投票したでしょう。

大きな政党になると、その中にはいろいろな考え方の政治家がいて、「これで同じ政党なのか」と思うこともありますが、逆に、ある政党などは、誰が出てきても全く同じことを同じ口調で言い「ちょっと気持ち悪いな」と思うこともあります。

現在の日本の状況で言えば、私は「脱原発」を支持していますので、それを遂行してくれる政治家たちの発言力が高まって、政権を取ってそれを実行に移してくれればなあ、と考えています。

この「脱原発」を明確に党是としているのは、昔から一貫して共産党や社民党などでした。しかし、自民党の河野太郎氏も、自身のブログで以前から「脱原発」を宣言し、さまざまな提言もしています。また、みんなの党の政治家の多くも、同じ方向に向いている節がうかがえます。もちろん、民主党においても「脱原発」を進めようとする政治家は多いでしょう。

しかし、前述した、地下原発推進の議員連盟メンバーを見ていると、「なんだよ菅降ろし」のメンバーじゃいか、と思いました。アカンさんはあかんのですが、この地下原発メンバーの中の安倍さん、確か経済産業省から連絡があったとかいって、自身のメルマガで「菅首相の指示でベントが止まった」と公言し、それをジミン党機関紙的新聞が取り上げ(「報道ステーションン」で放送)、事を大きくして、谷垣さんが国会で追及し・・・。実際は、アカンさんのベント中止指示などなく、現場もしていなかったことは明らかになりました。

この経済産業省の役人→安倍さん→谷垣さん・・・→・・・鳩山さんのペテン師発言。

なんだか、うまく連携がとれてるなあ、と今更ながら思います。

でも、いくらアカン人に対してでも、ウソはだめですよ。

そして、そのアカンさんは、ソフトバンク孫社長の話を聞いて、自然エネルギー推進の立場を鮮明にしています。もっとも、アカンさんは、自分のポリシーではなく、「これはうまく延命に使えるぞ」というフシがうかがえて、ちょっとヤな感じです。

ですので、ここは早くすっきりとアカンさんは辞めてもらって、自民党の河野太郎氏あたりが首相候補となって、新しい政治勢力を結集してほしいな、と漠然と考えています。当然、みんなの党や自民・民主のまじめに脱原発を考えている人、黒岩神奈川県知事や大阪橋下知事も加わってくれるといいんだけどなあ、と思っています。

それにしても、原発推進議員は、福島で土下座したのでしょうか?






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Last updated  2011.06.18 23:54:35


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