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2012/03/02 楽天プロフィール Add to Google XML

ジョイナス!
[ カテゴリ未分類 ]    

 一昨日は横浜では久しぶりに積雪があり、雪が積もると出掛けたくなる性分故に、関内まで足を伸ばした。

 横浜駅の各路線を結ぶ通路もすっかり整備され、相鉄線からみなとみらい線に向かうコースもすっきりと繋がっている。

 初めて横浜に来た時は、地下街の地図がなかなか頭に入らずに迷ってばかりいたが、それも懐かしい思い出である。

 横浜の地下街は、『ジョイナス』や『ザ・ダイヤモンド』『ポルタ』などと名付けられているが、最初に覚えたのは『ジョイナス』であった。

 『ジョイナス』の中をうろうろ歩く分には迷子にならなかったため、上から下まで歩いて一通りの物を揃えたこともあった。

 ところで、この『ジョイナス』には、以前占いコーナーがあり、7.8人の占い師が軒を連ねていた。

 現在でもそのコーナーは存続しているのかも知れないが、『以前』と書いたのは、そこである体験をして以来、一度も訪れたことが無いからである。

 人生の岐路に立った時のこと、『よく当る』と知人に紹介された場所を訪ねて観てもらったところ、姓名判断をマニュアル通りに述べるだけであった。

 だが、知人に紹介された占い師とは違う気がして上階を見てみることにした。

 すると、そこにも何人かの占いコーナーがある中で、惹きつけられるように一人の女性占い師の方に足が進んでいた。

 あの時は、自分の進むべき方向を占いで観てもらおうと真剣に考えるほど行き詰まっていたのかも知れない。

 確かに、彼女の言うことは当っている・・・。

 私に二人の男の子がいることや、生まれ故郷が九州にあるが、そこには縁がないなど・・・。

 だが、彼女の話を聞くにつれ、段々と不快感でいっぱいになってきた。

 言われることが嫌なのではなくて、その場所にいてその人と話すことが嫌になって来たのであった。

 その前に別の占い師に観てもらった時は、全く不快な気持ちにはならずに、むしろ楽しくお喋りをした気分だったのに・・・。

 私は途中で帰りたい衝動に駆られたが、頓挫するのも失礼かと思ううちに結局最後まで彼女の話を聞く羽目になった。

 それからが、大変なことになった・・・。

 自宅に向かいながら、何かドヨーンと重たいものが自分の身にのしかかって来たような気持ちになり、だんだんと体が動かなくなっていくのが解る・・・。

 夕食の準備をどうやってやったのかも覚えていないほど意識が朦朧となり、ついには最後の力を振り絞ってベッドに潜り込んでいた。

 しばらく眠っていたらしい。

 ふと気づくと、上の子が心配そうに傍に立っている・・・。

 水を持って来てもらい飲み干すと、体温計の置き場所を教えて持って来てもらった。

 体を動かすのもままならなかったが、何とか体温を測ると温度計の上限を振り切っている・・・。

 信じられないが、本当にそうだった・・・、

 その頃には、目を開けているのも疲れ、少しでも体を動かすと、シーツのヨレが体に突き刺さるように感じられ、骨の節々は痛み、脳が溶けて行きそうであった。

 眠るとこのまま死んでしまうような気がしたが、目を開けていることが出来ず閉じているうちに意識を失ったらしい。


 気がつくと朝だった。

 私は、あの朝、目覚める直前に神の啓示を聞いたような気がする。

 『あなたは、お好きなようになさい。』

 その声で目覚めたが、気がつくと、全身の汗でシーツまでビッショリになっていた。

 そして、昨夜の高熱がウソのように引き、身軽に起きると朝食の準備をして皆を送りだした。

 シャワーを浴びながら昨夜のことを考えたが、自分に何が起きたのか理解出来なかった。

 あれほどの高熱を出しながら、朝は普通に起きられ、それ以降も全く生活に支障が出なかった。

 あの高熱は何だったのか、未だに不可解であるが、もしかしたら、自分と波動の合わない占い師からとてつもない邪念をもらったのかも知れない。

 だとすると、その邪念に体を乗っ取られそうになった時、見えない力に助けてもらったと考えるのが妥当であろう。

 あれから何年も経つが、ジョイナスを歩く度に、あの日の出来事を思い出す。


 ところで、雪の中関内まで行ったのは、ハローワークを覗いてみようと思ったからである。

 いつまでも霞を食べて生きてはいけないので、ここらで少しばかり社会に復帰してみようと思う。

 数ある中で、自宅に近い職場を選び応募した結果、翌日面接を受ける運びになり、採用してもらうことになった。

 特養での介護職は初めてだが、人に出来て自分に出来ないことはないはず。

 フルタイムだが、縛りの少ないパートでしばらく暮していこう・・・。

 勤務は月曜日から始まる。


 極端な夜更かしも早起きも、しばらくは出来ないかな・・・。

 だが、あの朝聞いた声の通りに、好きなように進むことは、何かしら意味を持つような気がしている。


 『ジョイナス』~(一緒にやろうよ。)という仲間を集めているのかも知れない。



Last updated  2012/03/03 04:46:33 AM




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