カテゴリ:ロータリーの歴史
J's Tipo 1999年12月号の特集記事です。
1978年に発売された初代RX-7(SA22C)と1999年時点での現行RX-7(FD3S)を比較した記事です。SAは最終型のTURBOモデル。 この特集が掲載されたのは東京モーターショーにRX-EBOLVが出展された直後で、ロータリー消滅の噂をマツダが自ら払拭したばかりの頃です。 パワーこそFDが280ps、SAが165psと、圧倒的にFDが勝っていますが、軽量&フロントミッドシップレイアウトによる前後50対50の重量配分という基本コンセプトはすでにSAからRX-7の確固たるものとして継承されています。 SAはデビューと同時に(当初はNAで130ps)国内最速の地位を得たことは言うまでもありませんね。 SAは、オイルショックの後にマツダがREをスポーツカー専用エンジンという位置付けに割り切って、REしか積めない専用ボディーで世に出した車です。REの生き残りを模索した試験的な車だったと言えますね。 結果、このSAのヒットが後にFC、FDへと続くRX-7の進化、さらにはSE(RX-8)の誕生に繋がった訳です。 SAのデビューは私が中学生の頃ですが、今でも歴代RX-7の中で一番好きな型です。所有されている方は維持が大変でしょうが、どうか今後も大事に末永く乗って頂きたいと勝手に思う訳であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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