カテゴリ:ロータリーの歴史
なので久々に車の歴史に触れてみたいと思いますw。 これはマツダの5代目「ルーチェ」です。1986年~1991年まで生産された最後のルーチェです。 当時の日本の高級車はソフトな乗り心地を重視していたため、操縦安定性はけして良いとは言えませんでした。 そこに殴り込みをかけるべく登場したのがこのルーチェです。ドイツの某車を目標にして造ったということもあり、ボディー剛性は欧州車並みで、当時の日本車の中ではダントツでした。 足周りにもこだわっていて、カタログに「高級車でワインディングを楽しむ・・・」と書くくらいの自信作でした。 「広島ベンツ」とも呼ばれたこのルーチェは、売り上げ的にもマツダの高級車としては最も成功した車と言っていいでしょうね。 エンジンラインナップは、直4-2L、V6-2L、V6-2Lターボ、そしてなんと13Bロータリーターボも選べました。(後に1年遅れてV6-3Lも追加されました。) このルーチェはうちの親父も乗っていて(V6-2L)、私も何度も運転しましたが、非常に塊り感のあるしっかりした造りだったのを覚えています。 後にルーチェは「センティア」にバトンタッチして姿を消す訳ですが、センティアが売り上げ的にはけして成功とは言えなかったため、「マツダの高級車=ルーチェ」というイメージは今でも根強く残っているんではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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