カテゴリ:夢日記
こうなったらもう一気に行っちゃいますか(^^ゞ
例によって例のごとく、お忙しい方はスルーしちゃってください(^^ゞ それではそれでは。 「チュンチュン、チュンチュン・・・」小鳥が鳴いている。目覚めた自分は目を閉じたまま辺りの様子をうかがうことに。 どうやら仰向けに寝ていたようである。時折日差しがまぶたを赤く染める。心地良い風、草の臭い、地面の感触・・・どうやら屋外のようだ。ゆっくりと目を開けた。徐々にピントが合う。どうやら大きな広葉樹の下のようだ。葉っぱが揺れるたびに眩しい光が飛び込んで来る。 すると1人の女性の顔が視界を遮った。「お目覚め?」その女性は優しく微笑んだ。「え?ゆり(仮名)さん?・・・だよね」。同時に自分が今どういう状態にあるかを一瞬にして把握した。 膝枕である。次の瞬間、反射的に跳ね起き、体を180度ターンさせて土下座。「ごめんなさい。とんだ失礼を。」ひたすら謝る自分に、ゆりさんは、「ねえ、どうしたの?変よ。今日に限って。いつものことじゃない。」と、きょとんとしている。 ゆりさんは小中学校の1年先輩。綺麗でやさしくて、男子には当然であるが女子からも好かれていた。殆ど会話したことは無かったが、ご他聞にもれず自分もずーっとゆりさんのファンだった。 そのゆりさんが今自分の目の前にいる。しかもいつものことって。・・・どういうこと? ゆりさんは座って木の幹にすがって足を伸ばしている。手には文庫本。服装はワンピース。ただし素材は猫科の猛獣の皮。いわゆるヒョウ柄というやつだ。毛足は短く生地も薄い。やわらかくて動き易そうだ。ひざの辺りで斜めにカットされているがギザギザではなく、折り返してきちんと縫われている。襟なしのノースリーブだが肩にしっかりかかる長さで、少しだけ腕にかかっている。やはり先はしっかり縫われている。靴も同じような生地で足首のところで絞ってある。 自分の服装に目をやると、パンツは薄いがしっかりした皮で、色はベージュ。何かの動物の腹の皮のような感じ。上着は尻が隠れるくらいの長さで、やはり動物の皮。黒一色だが薄くてやわらかい。襟なしの半袖である。 周囲を見渡した。辺り一面芝生。しっかり刈られている。ちょっとした丘のようになっていて、点々と大きな広葉樹が生えている。ここがちょうどてっぺんらしい。しかしやたらと広い。野球場3個分くらいだ。 丘の向こう、正面には海が見える。その向こうに陸のような物が見えるが霞んでいてよく解らない。右には林。左には遠くに町のようなものが見えるが高いビルは見当たらない。後ろは山である。ただし針葉樹らしき樹木は生えていない。 いったいここはどこなんだろう?ついさっきまで2月の松江にいたはずだ。ここはまるで初夏の陽気だ。 服を見てキョロキョロ、景色を見てキョロキョロ。挙動不審な自分の様子を見てゆりさんが「どうしちゃったの?」とやさしい眼差しで心配そうに覗き込む。 「解らない。何もかも解らないんです。」 町の方角からこちらに向って歩いてくる2人がいた。1人はさっきパチンコ屋で別れた友人の上坂(仮名)だった。もう一人は女性だったが見覚えは無い。2人ともこちらの2人と似た様な格好だ。 2人が到着。「上坂、無事だったかあ」・・・上坂は首から上だけを前に突き出して「え?何の事?」と聞き返した。「パチンコしてたら大地震がきただろう?・・・」「パチンコって何?」会話にならない。 頭の中を整理しようと「ゆりさん、上坂、2人とも自分を知っている。自分も当然ながら2人を知っている。・・・」などとぶつぶつ独り言を言っている自分の横で、ゆりさんと上坂がひそひそばなしをしていた。 結局、2人に両脇を抱えられて病院に連れて行かれた。診断の結果は記憶喪失。なんのこっちゃ。自分は生い立ちから今まで起きた事を全部覚えているのだが・・・ 2人は親切丁寧に「ここ」での自分の生い立ちや現在の立場、人間関係などを教えてくれた。どうやら自分はこの町で生まれ、この町で育ち、この町の学校に通っているらしい。ゆりさんは今、自分が通う学校で事務をしているらしい。 そして、ゆりさんとは幼馴染で、小さい時からいつも一緒にいたらしい。ただしゆりさんには2つ歳上の彼氏がいて、その彼氏であるケンジ(仮名)さんとも自分は幼馴染であること。ケンジさんはゆりさんの警護を自分に託して遠くに就職していること。上坂は5年前にここに引っ越してきて自分と同じ学校に通っていること。などなど、いろいろ教えてくれた。ついでに今の自分には彼女がいないことも。 本田はどうやらこの学校にはいないようであった。 はい、今日はこの辺で(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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