本気で 頑張ること。
晴れたり曇ったり、涼しかったり蒸し暑かったり一日中お天気の変化が忙しいさいたまです。連休前から義両親が泊まりで遊びに来ていたためしばらくパソコン等から遠ざかっていました。今日は久しぶりにゆっくりパソコンに向っています。昨日はAYAの幼稚園最後の運動会でした。(義両親は応援に来てくれていました)お天気は快晴!! 最高の運動会日和でした。私は終始ビデオ撮影係。三脚にビデオカメラを構えつつ自分の目にAYAの姿を焼き付けようと必死(笑)。そのせいで写真の枚数がとても少なく。携帯やiPhoneで写真は一枚も撮影できませんでした(苦笑)。TAKEも一緒に「ねぇねがんばれぇええええ!」と応援していました。年長さんのAYAは、一番忙しいんです。出番が休むまもなく、次から次へとやってきました。おうえん係だったAYAは、ポンポンを持って応援したり。元気一杯弾けておうえんしていました(笑)。30メートル走では、頑張って見事1位を獲得。そんなにAYAが足が速くないと思っていたのでビックリでした(笑)。リズム(おゆうぎですね)では、得意のフラフープを披露したりダンスに組体操に、色々と頑張りました。私も撮影を頑張ったり、応援を頑張ったり。そして、一番印象的だったのが、クラス対抗リレー。男女別のリレーだったのですが、準備中のクラスを見てびっくり。なんと、AYAがアンカーのゼッケンを着ているではありませんか!そんなに足も速くないだろうに、大丈夫なんでしょうか?私は期待よりも不安でいっぱいになりました。先日の小学校の運動会で、未就学児として走ったときはとりあえずゴールまで「ランニング」状態だったし(笑)、自治会の運動会でも、つま先でちょこちょこ走っている状態でしたし、私自身、AYAが本気で走る姿を見たことがなかったんです。運動会前日の夕食のときも「かけっこ、2番とか3番とかでもいい??」とかなり及び腰で。苦笑いの義両親に「ビリじゃなかったらいいよ」とまで言わせてました。そんなAYAがアンカーです。はっきり言ってやめてほしかったAYAのクラスの女の子、今までの練習で最下位ばかりだったと担任の先生にも聞いていました。悪いほうに転ぶんじゃないか、と思ったんです。思い出したことは、前日の夜、私がAYAに話したこと。やるからには全力で頑張って欲しいということ。自治会の運動会、ママもパパも1番じゃなかったけど、でも一番になろうっていっぱいいっぱい頑張っていたでしょ?と。1番にならなかったらダメなんじゃない。1番になろうと、精一杯全力でがんばることが大事なんだ、と。私も体育会系なので、このあたりはかなりアツくなります(笑)。始めから諦めて適当にやるのこそ、ママは許さないよ、と。やるからには1番を目指して、徹底的に頑張りなさい!と伝えていました。もしかしたら、それが伝わったのかな?と。30メートル走も、精一杯走っていました。途中で一度振り返っていましたが今までのAYAにしたら、かなり本気モードでの走り。一緒に見ていたママ友達が「AYAちゃん、アンカー立候補してたよ」と驚きの事実を教えてくれました。1番の仲良しのお友達とじゃんけんして、勝ち取ったアンカーだったそうで。これは、何かAYAの中であるのかもなぁ。と思い。不安ではありましたが、信じて見守ることにしました。他のクラスとの人数あわせのため、一番初めとアンカーの2回を走ったAYA。やっぱり全員対抗リレーというのが良かったのでしょう。スタート!!!・・・AYA。本気でした(笑)。リレーはというと、一進一退。ホント良い勝負で。応援していたママたちにもかなり力が入っていました。そして最後、アンカーです。隣のクラスと、ほぼ同じ。最後アンカー勝負でした。私も必死で応援!!回りも先生たちも園児たちも、本当に必死に応援してくれたのでAYAも本気で、精一杯走っていました。そして。見事、1位になったんです。親ばかですみません。涙が溢れてきました。AYAたちも、同じクラスのお友達と、みんなで飛び跳ねて大喜びしていました。今までビリばかりでしたからね、大喜びも当然ですね(笑)。このリレーでの経験は、本当に大きかったと思います。運動会が終わって、2人で徒歩で帰宅していたときのこと。AYAが何度も「あーちゃん、一位になったね!」と喜んでいました。そうだね、1位だね!頑張ったからだね!なんて話していましたが。「リレーが1位になれたのは、何でだと思う??」と聞いてみました。AYAも、今まで3位ばかりだったのに、不思議だったようで。同じクラスのお友達が、みんな、全員がいっぱい頑張ったからだよ、と。誰かがちゃんと走らなかったら、絶対1位にはなれなかったよね。みんなが一人残らず全力で頑張ったからこそAYAにバトンが繋がってきて、AYAが1位でゴールできたんだよ、と。「みんなでいっぱい頑張って、みんなで1位になったんだね!」とAYAも満面の笑みで、心の底から納得していました。そして。「あーちゃん、小学校の運動会でも頑張るからね」と言ってくれました。つい最近まで「学校行きたくない」と泣いていたAYAの口からこんな言葉が出てくるなんて、意外でびっくりしましたが。すごく大きな山を乗り越えて、精神的に強くなったなぁと小学校入学に向けて、大きな一歩を踏み出したなぁとAYAの成長を感じることができた、幼稚園最後の運動会でした。一生忘れないと思います。AYA、ありがとう。