第249回「めぐりあいプライズゲーム~、思い出日記(47)」~長編~
高校生として人生最後の大会で満足な思い出がある。 それは、正式な県大会で一、二回戦で敗退をしたそれぞれの地域の学校同士の大会がある。それを、二部大会と呼んでいた訳ですが、その大会で、同じ市の勝手にライバル校と呼ぶが、といっても2校しかなかったわけで、そのライバル校には、中学時代に、一緒にやっていたときの部長を努めていたT君がいたわけで、その彼の高校との対戦をし、2点差で勝ったことである。 そして、この二部大会で、第三位の成績を修めた。つまり、相手にとってみれば絶対譲れない、どうしても勝ちたかったはずの、三位決定戦を我がチームが勝利したのだ。 このように、二部大会はほんとうはあまり格が高い訳ではないのだが、ライバル校に勝ち、第三位を勝ち取ったことだ。 第三位という成績を残したのである。 そのときのメンバー全員で撮った 思い出の写真がある。(なぜかひとりいないなぁ)思い出の写真~高校卒業 さて、話しが広がってしまったのだが、なんだか燃え尽きたという感が全くなく、今でもその時の場面が、時々夢となって出てくる。そして、自分が本当にそのときやり切ったという気持ちが全く湧いて来ず必死にやっても、上手くいかなくてもどかしい、もどかしいともがいて、これを思い続けたまま目が覚めるのである。このとき、何とも気持ちがモヤモヤしていて晴れないのである。 そんな夢を今でも時々見てはスッキリできないままでいるのだ。自分の気持ちの中では、やり切ったように思えているのに。 そんな今回の私のUFOキャッチャーをはじめ、プライズ・ゲームに夢中になったものの燃え尽きて卒業したとなれない、そんな卒業である。 しかし、話の展開にかなり無理がある。 しかし、自身が感じた、正直な思い出にすぎない。(以上)