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メルセデスのC140クーペ、CL600です。 ![]() 写真はイメージです。 ある意味、セダンのW140よりは、贅沢な創りのクーペです。 家でいうところの戸建で平屋(都内の土地100坪くらいの)みたいなもんでしょうかw ![]() エンジンはV12気筒6リッターエンジンのM120エンジンは当時のメルセデスの象徴となる最高級のエンジンで有名ですが、発生する熱量がハンパなく、樹脂製の補機類は特に寿命が短くて、修理に掛かる代金が一万円札が10枚単位でかかるという(ちなみに、イタリアの某F社は、当時、50万単位という噂が相場でした。)、維持費も最高級なクルマです。 ココへ来て、ようやくやってきたかというのが今回の、クランクヴァイブレーションダンパー、通称クランクプーリです。 ![]() タイミングマークは掘り込みでは無く、表面に樹脂を巻いて浮き彫りというコストのかかる造りです。 これがほとんど剥がれてしまいました。 それだけならイイんですが、 ![]() ダンパーとなる樹脂に著しい劣化が見られました。 極端な言い方をすると、硬化したゴムは非常に危険で、いつバラバラになるかわかりません。 この時点で危険と判断して、交換をお勧めしました。 ![]() 一苦労ですが、外れました。 ![]() 専用工具(SST)がないと非常にツライ仕事です。 逆に言うと、SSTがあると、嘘のように簡単なお仕事です。 メルセデスというクルマはそういうものです。 SSTも高価です。
メルセデスのW211CDIです。 ![]() 写真はイメージです。 ヨーロッパで主力のディーゼルエンジンです。 ![]() ターボ付きで、コモンレール式燃料噴射装置を備えています。 ま、それはいいとしてw、 グロープラグの故障で故障コードが出てしまいます。 コレだけではエンジンチェックランプは点灯しませんが、別の排気差圧センサーが故障して点灯しました。 グロープラグってなに?? と言う人もだんだん増えてきていることでしょう。 グロープラグとはいわゆる「余熱装置」です。 ![]() 圧縮圧力だけで燃焼する軽油は発火温度が高い為、エンジンが冷えている冷機状態では圧縮しても発火しないため、高温の余熱装置が必要になります。 今でこそ、キーを差し込んだ時点でグローが作動して、即座に始動できますが、昔は・・・・ キーを反対方向にひねってグロー熱線を小さな窓越しにぼんやり明るくなるのをしばらく見つめながら「これくらいかな?」というところでエンジン始動!! コレをしないといつまでも始動できなかったんですね。 何を言いたいのかというと、燃焼しない状態では燃料がそのまま排気されると言うことです。 燃焼されたほかの気筒の燃焼ガスと未燃焼のガスが混ざると大量のNOxが生成されます。 排気触媒が装着されていますが、排気温度が異常に上昇して、高価な触媒が損傷を受けます。 たいへんですね。 エンジンチェックランプが点灯しなくとも交換の必要があるのはこのような意味があるのです。 ところで、 グロープラグなどと言う部品を交換したことのある整備士さんて何人いるでしょうか?? わたしもほとんど経験がありません。 ![]() 外車だから?? いえいえ、外車でも古いディーゼルエンジンはほとんど壊れません。 ただでさえ高価な部品ですのでメーカーも品質の向上に絶えず努めて頂きたいです。
どうやって修理して行こうか悩んでいたら時間がかかってしまいましたw ![]() ねじ山を切ることにしました。 溶接と一言で言っても意外に小さい物は難しく、失敗する確立が高いです。 それになんといっても、アルミ溶接は苦手でしてww そのような特殊技術でなくても直せる方向はあるのですから。 ![]() 折れたピンにもネジをきりました。 3mmまで穴を広げて空回りさせても大丈夫です。(そのほうが良かったかも) ![]() 適当な長さに調節したボルトで締めこみます。 ネジロック等の周り止めは接着剤として有効です。 ![]() ガバナーを組みます。 ![]() ハンマーに組みます。 ここが、回転が上がるとピンが引き込む部分です。 ![]() アンビルを組みます。 ベアリング部分にはグリースを塗り直します。 ![]() 本体に組み込んでいきます。 ![]() 完成です。 これがあると無いでは仕事に大きく影響しますのでホッと一安心です。
DIYショップでおなじみのエマーソン電動インパクトレンチです。 ![]() ここ最近、大変重宝していたのですが、壊れてしまいました。 ![]() ボディーを開くと、シンプルな創りに感心します。 ![]() モーターは回るのでハンマー部分の故障です。 右側のスプリングが付いている部分は遠心クラッチで、モーター(ハンマーも同時に回ります)の回転が上がるとハンマー内部のピンが引き抜かれてアンビル(ソケットを差し込むシャフト)にハンマーの慣性力が伝わります。 ![]() ハンマーを分解します。 ありゃりゃwピンが折れているwww どうしよう。 つづく。
メルセデスのC208です。 ![]() 写真はイメージです。 フロント・ロワーアーム・ブッシュを交換し、、、、 ![]() 、、、ている途中でプレスが壊れましたw(涙。 ![]() ポンプのテコの支点のボルトがおれたのです。 ![]() おぬし、すでにクラックが入っていたか。 ![]() 残ったボルトを抽出しなければなりません。 ドリルで穴を空けます。 「どやw、ど真ん中やでwww」 ![]() エキストラクターでボルトをまわして抜いていきます。 入り口のねじがやや潰れているのでカタイです。 これが失敗したら目も当てられないww ![]() 無事、取り出しました。 ![]() これで仕事が出来ますww こういう事がどういうわけか自分に回ってくる確立が異常に高いのだけれど・・・・ なんで????
メルセデスのV-クラスです。 ![]() 写真はイメージです。 ![]() この、大柄なボディーにパワートレインはFFというレイアウトにしばし圧倒されてしまいます。 ![]() エンジンは4気筒2.3Lですが、目的とする部品はとても狭い場所にあります。 ![]() ベルトテンショナーも交換するのですが、プーリがナットを緩めただけでは外れません。 ![]() こんなカンジでボルトを抜きながら外していきます。 ![]() ![]() ウォーターポンプです。 外す時は以外にメンドクサくありません。 クランクプーリも外す必要があります。 ![]() インペラーシャフトのベアリングから異音が出ていたのですが、ガタもありましたのでインペラーが当たった跡がありました。 ![]() ドレンからも冷却水が漏れていました。 ![]() 新品の部品です。 社外のOEM製品です。 ![]() ![]() 部品に掛かるコストの違いが一目でわかりますね。 つまり、リペアキットだけでは再生が出来ないということです。 純正部品の方は工具とリペアキットがあれば再生出来るのです。 ![]() 取り付けは外しの時とは打って変わって厄介です。 ![]() ベルトテンショナーも大変でした。 スペースが狭いので判り易い画像にできませんでしたw
VWのトゥーランです。 ![]() 写真はイメージです。 フォルクスワーゲンの小型のミニバンです。 ステップバーンやBBクラスでしょうか。 FF(前輪駆動)なので、駆動軸がボールユニバーサルジョイントになっています。 ![]() 画像はイメージです。 ![]() ジョイント部のブーツが切れると中からグリースが飛び散って悲惨な状態になってしまいます。 今回は軸側の細い部分からの切れでしたのであまり酷くはありませんでした。 ![]() 左側は内側が切れていました。 ![]() 飛び散ってなくなったグリースを注入します。 ![]() 出来ました。 ![]() 今度は反対の右側の外側です。 車体から外さなくとも出来たのですが、苦労しそうだったので外しました。 ![]() ジョイントをきれいに洗浄して組み直しました。 ![]() 完成です。 割と簡単なお仕事でした。
以前、メルセデスのAクラスで紹介したファクトリー・キャラ(?)のセルモ君のあのVALEO社がまたやってくれました! ![]() 今度はEクラスのオルタネーターです。 では、はじまりはじまりー ![]() 神々の交代 ![]() オルタ君「吾(あ{私の意味})の神力が衰えてしまっている。天上界へもどり、浄化を受けねばならぬ。」 ![]() 新オルタ君「天上界より命を受けて地上界に降りて参った。汝(いまし{あなたの意味})に替わりて車両の統治を治めん。」 ![]() 旧オルタ君 「吾の務めは果たした。これからは汝に任せるぞ。」 新オルタ君 「うむ、ご苦労であった。天上界でゆっくり休むがよい、神力が戻った時は汝の活躍を期待しておるぞ。」 ![]() 旧オルタ君 「ああ、任せておけ! では、さらばだ。」 そう叫ぶと、最後の神力を振り絞って神輿に向かって走った。 「ぅぉぉおおおおおおお!!!!」 その神力たるや凄まじく、海は割れ、大地は裂けんばかりに震えたのだった。 ![]() 神輿に入った旧オルタ君はすーぅっと浮き上がり、天上界へと向かっていくのであった。 使いの神々がそれを見送ると後を追って天上へと消えていった。 新オルタ君 「汝の活躍は決して無駄にはせぬ。吾も汝のように最後まで務めを果たしたい。」 こうして、オルタ君の輪廻は続いていくのであった。 完
メルセデスの純正部品でワイパーブレードがあるのですが、そのパッケージが・・・ ![]() まぁ、アレです。ドライバー側か、コドライバー(助手席)側かということです。 通常、チェックボックスに何か入っている方が「それ(アクティブ)」であると我々は認識しますよね??!!! しませんか??私だけ?? この場合、チェックボックスのxは「ちがう」をあらわしています。 これが紛らわしいのです。 海外製の取説には文字がまったく無く、絵だけの説明があります。 これがぱっと見で理解したアナタはグローバルだと思います。
今回はウィンドウウォッシャーのハナシです。 ![]() 普段、何気なく使って(使わないヒトも)いるウィンドウウォッシャーですが、急な時にノズルから噴射されなくなったら、困りますよね。 なぜ、出なくなるのか?? それは、普段使わないからです。 いえ、厳密に言うと、洗浄液に問題があるということです。 ![]() 洗浄液が、水道水だけであった場合、水は腐敗するので、垢や苔が生えます。 こうなると、苔が配管やノズルを塞いでしまうのでタンクと配管の洗浄が必要です。 ![]() アルコール系の洗浄液は腐敗することは無いので垢や苔などの心配はありません。 ただ、ポンプなどのシールに使われているゴムを侵してしまうので、水道水よりは寿命が短くなります。 それに、混合比率が低い(濃い)状態では、色が樹脂(タンクの素材)やボディーの塗装に移ることもあります。 適度な混合比率と使用割り合い(入れ替え率)が総合的な寿命を延ばします。 どんなものでも、入れっぱなしというのは良くないということです。 余談ですが、押入れに入れっぱなしだったオシロスコープの調子が良くないです(涙 皆さんも、仕舞いっ放しの貴重品を、たまには出してみましょうww │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |